今日の閃き 2007-08-03
『洗心』について その３
地位、名誉、金銭が悪いと一面のみを強調するのはバランス上いただけない。しかし、記憶力や欲の行動力のみで支配者の立場を手に入れた人物は、その致命的な「心」の周波数バランス上の大きな欠落から、地球の同胞に対して取り返しのつかない過ちを繰り返してしまうことが多いことは事実であろう。それはこの地球人類の歴史がそのまま結果次元として枚挙に暇がないほどに証明し尽くしていることなのだ。
たとえば、ある支配者のもとで恐怖政治に陥った時代の悪循環は、その支配者を超えるさまざまな突出した能力者が疎まれ、「弾圧」、「魔女狩り」、etc、ありとあらゆる非文明的（人間にあらざる）行為が繰り返されてきた。しかし、犠牲となった人々の大半は決して「魔女」や「非国民」などではなく、周波数情報をバランスする正統な判断能力を個々の「真心」に発現した良心の人に過ぎない。
なぜ、支配的立場にたった人物はこのようなあり得ない「血も涙もない行為」を繰り返してしまうのだろうか。それは、目に見える物質的優位のみを自己中心的な記憶力で演算し、更にそれを自分だけが独占しようと同次元内での構築を加速させてしまうからである。
それらの低時空層的欲心の物的成就には、天に繋がる良心を閉ざし物欲の権化になる方が彼らの「心」の次元にとっては最短距離であるように考えられるからだ。天に繋がる真心を失った「洗心」に反した状態はメビウス循環する自然の法則性を遮断し、楕円加速し天地を逆流させ、その生命場に通い合う温かい愛の心を忽ち凍結させてしまうのだ。
このように、人類一人一人に「心」は一つであっても、その「心」の状態により自然（宇宙）法則は取り違えられ、その結果次元は天国と地獄ほどの極端な変化が起きてきてしまうのである。そのために人の道は第５時空層所属となり、宇宙意識シン帯からエーテル帯、メンタル帯、コーザル帯へと回帰をはかる「洗心」、「想念観察」が必須課程となっているのである。
（続く）
… … … … …
（本年のコメント）
すべからく、惑星上の「背徳」は『自然エーテル環』対応を杜撰に考えて、その結果必然的に起きるものである。表層物質価値に拘るあまり時空層真相の『創造原初』を忘れてしまうからである。生命種たる者『自然クライン環』を正当に受け継ぐことが己の三位を最大限に高次効率化する妙法である。
