人間賛歌・もっちゃん4649

お手伝い行動

入浴介助も午後に一時間二人のヘルパーさんにお世話になっています。

湯船の出入りに母は体力を使うので、シャワーのような感じで一人がお湯をかけ一人が洗い流し、母は椅子に掛けたまま~というやり方に気温が高くなったのでしてもらっています。

足の力が弱くなっているので、転倒を防ぎたいからです。

お湯をどんどん自分に掛けたら湯船の残り湯が少なくなっていくのが毎回母の心配の種なんです。

昔の感覚があるので、お風呂には毎晩入れず、自分が入る時の残り湯の少なさや追い炊きの大変さが記憶の底にこびりついているのです。

お湯はいつでも沸いているし、好きなときに入れるから~という便利さはなかなか理解できません。

ハラハラしながらたまりかねたように、ヘルパーさんに勿体無いからお湯の無駄使いを止めるようにと注意を促しているそうです。

最近は体調がよいらしく洗顔後、化粧ポーチを出してうっすらとお化粧を楽しんでいます。
昨日は左の眉はきれいに描けているけど、右の方は描き忘れたようでした。

どこにも出かけないし、お愛嬌だよね~と思い黙っていてあげました。
やはり自分のしたことの間違いを指摘されるのはとてもいやがりますからね~

自尊心はまだまだ健全にあります。

「お手伝いできることはありませんか~」と廊下を押し車を押し歩いてやってきます。
慌てて部屋まで付き添って送り返しているのですが、また10分も経たないうちに同じ動作を繰り返すのです。

危なっかしい足取りで転ばないのが不思議だと思う姿ですから無視できません。

今の自分の状態は理解できていないのです。
何でも私はお手伝いできると昔のままの感覚なんですよね~

母を見守ってあげるお勤めですから、しっかりお仕事に励みますね~
お手伝い行動は朝食前だけですので、心配いりませんからね~

前庭の若葉がきらきらと輝きそよ風に揺れてとても爽やかな眺めの朝です(*^_^*)

お元気であなたも良い日をお過ごしくださいね~(^.^)/~~~

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