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アイデアの散策

仕事・研究・日常の中で気付いたことのエッセイ。

「まねる」にまなぶ

2011年06月26日 | 日記・エッセイ
 しばしば、「学ぶことは真似ることから始まる」とは言いますが。

 今夜、西友にお買いものに行くと、お店の中に軽快な音楽が流れていて・・・

 いっぱい いっぱい やることいっぱい
 自分のことでもう精一杯
 だけどね 涙の向こうに笑顔がいっぱい
 いっぱい いっぱい いっぱい ・・・

 と、「いっぱい」がいっぱい聞こえるのです。耳に残ったので、家に帰って調べてみると、 クレイジーケンバンド(CKB)の新曲「いっぱい いっぱい」という曲らしい。 「西友 夏ヤスコ キャンペーン」CMソング。

 西友はKY(価格安く)ということで、ここ数年キャンペーンを行っていますね。いわゆるKY(空気を読めない) という流行語をもじって、昨年は「AKY 42」(圧倒的に価格安く42日間)、今年は「KY 48」(価格安く48日間)と、これまたAKB48をもじった感じ。 
 思えば、CMソングに使われるCKBも、AKBと語呂が似ている。

 ある意味、ここまでまねると、それ自体が面白く思えてくる。

 今年、同時に西友が行っているキャンペーン「夏ギフ党」。五十嵐五十郎さんが党首とのこと。名字も名前も50、50。そう、夏ギフト費50%削減が夏ギフ党の公約(マニフェスト)。西友ウェブページには、五十嵐五十郎さんのプロフィール(経歴)まであるから面白い。

 西友の広告の手法、「まねる」にまなんでみました。
 昨年の西友KY2キャンペーンソング である、クレイジーケンバンド(CKB)の曲「1107(イイオンナ)」の歌詞は、結構イイネ。

成功するビジネスマンの7条件

2011年06月24日 | 日記・エッセイ
 少し古い記事ですが。
 
 2009年5月16日の東洋経済の記事
「ワークライフバランスを実現する仕事術」
を久しぶり読んでみた。

 この記事は、今では注目の人となった、東レの佐々木常夫さんの連載ものの第1回目。
 佐々木さんと言えば、家事と仕事を両立するための工夫といろいろされてきた方。

 連載第1回目のテーマは「長時間労働と残業は悪 ムダを排除する仕事術を」である。この記事の中で、佐々木さんは仕事に対するスタンスを7つ挙げ、それぞれの項目に説明をつけている。

 その7項目を一言でいうと、次のようになる。

1.常識 2.バランス感覚 3.プロ意識 4.想像力 5.向上心 6.羞恥心 7.マネジメント力

 これらをみると、一人ひとりが「より良く働くための7条件」とも言えるし、企業の中で「成功するビジネスマンの7条件」とも言えるし、あるいはマクロにみると「現代社会に欠如している7要素」とも言えそうだ。

 あらゆる意味で、知・情・意の融合が今、求められているのかもしれない。

冷静な対応と文化的価値

2011年06月17日 | 日記・エッセイ
 思い起こせば、東日本大震災当日、首都圏の交通網はほとんど機能しなかった。帰宅困難者が多く発生し、徒歩で帰宅する人、一時開放された施設で夜を明かす人など、「一人ひとり」が自らの行動を選択した。

 この日、JR東日本は新幹線と在来線の前線を終日運休とした。二次被害の発生することを懸念すると、この判断は適切であったと私は思う。こうした状況において、多くの人が不便を感じる中、しかし「冷静な対応」をとったことは、特筆すべき日本の良さなのかもしれない。

 週が明けて、世界各国に日本の震災状況が伝わる中、海外メディアからは、災害時においても暴動や略奪は起こらず、列をなして行動する等、「秩序」ある日本の国民性に称賛の声があがった。この点について、多くの論者が持論を述べているが、私はこれを日本の「恥の文化」と絡めて考えてみたい。

 しばしば、欧米は「罪の文化」、日本は「恥の文化」と言われることがある。

 こうした二分法は必ずしも国民性を正確に表しているとは言えないが、しかし日本人の大震災における「冷静な対応」からは文化的側面が窺える。商品を略奪すること、鉄道が動かないことに暴動を起こすことを「しない」のは「罪か正義か」ではない「恥か美か」という「こころ」をどこかに日本人が有するからではなかろうか。

 こうした災害時において、自らのエゴを貫こうとしても「空しい」だけである。日本人の深層にある「共助」や「連帯」の姿勢が、まさにここで現れたような気がする。東日本大震災の直後に幾度もACジャパンのCMで流された詩人・作詞家である宮澤章二氏の言葉は奥深い。

「こころ」はだれにも見えないけれど「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど「思いやり」はだれにでも見える
(宮澤章二「行為の意味」より)

 こうした「こころづかい」や「思いやり」の姿勢は、まさに経済的価値ではなく、文化的価値であることを留意しておきたいこと。社会活動とは、経済的価値だけで測れるものではないということを。

大きな決断、大きな覚悟

2010年11月04日 | 日記・エッセイ
 人生では何度か大きな決断をするときが訪れる。進学、就職、結婚、転職。あるいは仕事における、ここ一番の意思決定。
 重要な決断をするとき、その決断に不安はつきものだと思う。その決断でよいのか、迷うこともある。その決断がリスクや不確実性を伴うものなら、なおさらだ。

 そんなとき、最後は「覚悟」が必要だと思う。
 人はふつう、「誠意」と「感謝」を大切にした方がよいと思う。人との出逢い、面接、関わりの中で、時にはうまくいかないこともたくさんある。そんなとき、Welcomeの気持ちで、誠意と感謝の姿勢で向き合った方が、謙虚になれると思う。
 そして、ここ一番のとき。「覚悟」が必要だと思う。

 偶然とは、必然と必然の交わりである。
 と、ある日の大学院の授業で耳にした。そうかもしれない。「運」や「縁」とは、その必然同士の交差点における反応かもしれない。交差点を渡るとき、次の必然に進むとき、その必然を決断する「覚悟」が必要になるときがある。不安度数が覚悟度数を超えると、その交差点を渡るのが怖くなる。決断し損ねる。

 覚悟が必要と言っても、やっぱり不安はあるよね。いや、かなり不安がある。最後は自分を信じるしかないのだけどね。
 人は覚悟ができると、落ち着いた感じになる。意外と平常心になっている。自分が自分じゃない気がするときは、まだまだ不安度数が大きいのかもしれない。
 自分の「色」は、自分が一番知っている。そして、その自分の「色」は、自分で表現するしかない。自分の「色」を大切に。

無線WANの時代

2010年11月02日 | 日記・エッセイ
 今日、WiMAXに加入した。

 WiMAX内蔵モデルのPCを購入したので、e-mobileやドコモWiFiではなく、WiMAXにした。e-mobileやドコモWiFiは最大下り7.2Mbpsのスピードであるのに対し、WiMAXは最大下り40Mbpsのスピード。無論、それらのスピードはベストエフォート(最大値)であって、実際は1Mbpsから数Mbps程度になるらしい。

 e-mobileやドコモWiFiは契約プランによっては、いわゆる「2年しばり」(契約時から2年以内に解約すると違約金がかかる)があるが、WiMAXはそういった「しばり」がないのも特徴だ。

 実際に使ってみた。ふつうのブロードバンド(ADSLや無線LAN)程度のスピードが出ているのだろうか。結構サクサク使える。ほとんど東京23区内で使うことになるので、サービスエリアの心配もない。

 料金プランについては、「UQStep」という料金従量制(4980円以降は一定)か、「UQFlat」という料金定額制(4480円一定)のどちらにしようか少し悩んだ。でも、使えばすぐに料金従量制であっても4980円の大台には達するだろうと思って、「UQFlat」にした。正解だった。1日で、すでに118,575パケット(4980円相当)以上のパケット数を使っていた。インターネット閲覧をしばしばする使い方であれば「UQFlat」の方がよさそう。

 無線LANといえば、Local Area Network、すなわち職場内や公共施設内における無線通信だが、無線WANは、Wide Area Network、市街地などにおける広域無線通信。これまで、高速ブロードバンドといえば、ADSLやBフレッツ(光回線)といった家庭内有線通信が主流だったが、この先、無線(電波)を使った高速ブロードバンドの時代に入っていくのだろうと実感した。

 それにしても、現在、家庭用光回線のプロバイダ定額プラン、携帯電話のパケット定額プラン、WiMAXの定額プランと3つの定額プランに加入していることに気付いた。通信費だけで毎月10,000円を超える。もう少し安くなるといいなあと思う今日この頃です。