goo blog サービス終了のお知らせ 

アイデアの散策

仕事・研究・日常の中で気付いたことのエッセイ。

意欲を高め合うための人脈

2011年07月03日 | 日記・エッセイ
 昨日、土曜日の夜は久しぶりに、出身大学の後輩の女の子Nさんと、かつてその子に紹介していただいた経済産業省に勤めるの期待の若手Iさんと、赤坂で久しぶりの飲み会でした。丸の内でランチをして以来だから、1年半ぶりかしら。気づけば、23時。あっという間の4時間で、時間を忘れる楽しいひとときでした。

 それぞれが、それぞれの持ち場で、いま頑張っている仕事のお話。
 いまの日本の課題と、これから日本が取るべき国家戦略のあり方の話。
 そして、旅行、趣味、その他恋話。  などなど、ざっくばらんな話。

 いつも思うのは、意欲の高い人たちとお話をしていると、自分もまた、がぜんやる気がわいてくるということ。

 今回も、Iさんが話してくれる、将来の自分の目標に向けた強い意志、多彩な知識と貴重な経験、前向きな考え方と先鋭的な感受性。それら一つひとつに深く共感しました。そうしたIさんの「熱い思い」は、リスペクトされるべきもの。ぜひ日本を変えるべく、その思いを具現化して実践してほしいと期待するとともに、自分もまた自分にできることに今一度奮起しようと思いました。Iさんはきっと大物になれる。会う度にいつもそう思う。

 中央官庁には、熱いハートを持っている人が実は結構いる。いろんな官庁の様子を「よくよく」みると、そう思えることが最近よくあります。

 「隗より始めよ」。一人ひとりの行動が、みんなの行動のムーブメントにつながるかもしれない。

 何より、とにかく一所懸命に、今ある課題に取り組むこと。この積み重ねが、自分のバリューを高める秘訣だと思います。若い人のポテンシャルを活かせる日本社会の実現。「真の日本再生」に向けて、一人ひとりが頑張っていこうじゃありませんか。

 時期をみて、意欲を高めあう飲み会。また、開きたいと思います。
 Nさん、Iさん。ありがとう。It is a miracle.

地域活性化のために

2011年07月01日 | 日記・エッセイ
 人事異動があって、今日付けで地域活性化の仕事に配属になりました。

 これまでは、情報通信関連の仕事がメインだったので、新しい部署でどのようなことをするのか、まずは早めに業務内容をキャッチアップしようと思っています。

 しばしばグローバル戦略が語られます。いかに日本の国際競争力、日本のプレゼンスを高めるか。企業戦略でも、産業政策でも、あらゆる場で、グローバル戦略をどう立てるかに多くの人が頭をかかえています。

 情報通信の話で恐縮ですが、世界経済フォーラム(WEF)によるICT競争力ランキングの推移をみると、2010年には日本は21位(1位はスウェーデン、以下、シンガポール、デンマーク、スイス、米国、フィンランド、カナダ、香港の順に続く。)であり、日本のICT(情報通信技術)国際競争力は意外と低く、特にICTの「利活用」が進んでいないという現状も顕在化しています。

 その利活用が進んでいない背景のひとつに、自治体(行政)におけるICT利活用の低さがあります。地域に目を向けると、全国自治体のICT利活用状況は、防災が28.3%であるほかは、医療・介護5.5%、福祉6.6%、防犯1.9%、教育4.3%、就労0.9%、交通6.7%等のように、ほとんどの分野で10%以下という現状。(出典:総務省「地域におけるICT利活用に関する調査研究」(平成22年))

 これらはわかりやすい例ですが、おそらく他分野・他業種でも地域産業の低迷や地域サービスの利便性の低さはたくさんあると思います。まず、いま地域でどのような課題や困難があって、そのためにどのような解決策があり活性化につながるのか。
 
 これからしばらくは、いろいろな事例を調べ、地域活性化に貢献できる仕事は何かを見つけ出すことに注力してみたいと思います。

名残惜しさと期待と不安と

2011年06月30日 | 日記・エッセイ
 明日付けで、人事異動。今日は、いまの部署で働く最後の日。

 これで、今の職場では4回目の異動。異動のための片づけは慣れっこですが、やはり気持ちの面ではいろいろ感じるものでして。

 この1年間いた部署は、とても働き心地がよく、仲間にも恵まれていたので、そうした皆さんとの名残惜しさ、次に行く部署への期待と、どのような部署だろうかといった不安。こうしたいろんな感情が混ざった不思議な気持ち。

 新天地では、また新たな経験が待っているのだから、まずは今の部署を晴れ晴れと旅立とう。立つ鳥、あとを濁さず。いらない資料を捨て、机周りには何も残さず、最後にキレイに机を拭き、無事卒業の準備ができました。後任の人への仕事の引継ぎも終わり、あとは明日の辞令交付を向かえるのみ。

 人はこうして成長していくものなのかな。本当にこれまでお世話になった皆さんには明日、心から「ありがとう」を伝えたい。そう思います。

お互いの趣味はどこまで共感し合えるか

2011年06月29日 | 日記・エッセイ
 今日の夜は、職場の若手の男4人で、「焼肉苑 麻布十番店」に行き、たらふく焼肉を食べました。
 「肉(29)の日」ということで焼肉を食べに。

 ハラミにロース、タン、セセリ、中落ちカルビ、ピートロなどなど、そしてこの店オリジナルの「焼テーキ」をどんどん頼み、食べて飲んで、でも1人5、000円弱とリーズナブルな価格で楽しいひとときを過ごしました。

 この4人で行くと、いつも「どうすれば結婚できるのか」トークになってしまい、今回も大笑いをしながら盛り上がってしまいました。

 よく話題にあがるのが、「趣味が合うかどうか」といった話。この趣味が合うかどうか問題はやっかいな話で、やっぱり自分の趣味は、相手に多少は(かなり)分かってもらいたいもの。でも、趣味がマニアックであればあるほど、なかなか分かり合いにくいもの。何より相手がその趣味に興味がなければ、聞く耳すら持ってもらえない。もちろん、完全に趣味が合う必要はないけれど、でもお互いある程度は共感し合えないと、お互い続かないよねと。自分の趣味を相手にどう披露するかは意外と重要な話。
 
 また、「尊敬し合える関係」かどうか。これは、関係がうまく続くためのキーファクターのひとつかもしれない。相手の良いところ、ステキなところを、ズバッと言えるかどうか。これも、結構大切みたい。
 
 ところで、考えてみると不思議なもので、人間は会話を進める中で、「この人ならここまで言っても大丈夫かな」という直観を働かせながら、話題を(無意識的に)アレンジするもの。直観的に「言ってはダメそう」だと感じたときは、あまり深い話を相手にしないはず。これは、非常に感覚的。

 すると、しばしば言われるように、「話が続くかどうか」。これはやっぱり、趣味とか話題といった「話の内容が何か」といった次元を超えて、お互いの相性を決めるキーファクターとなるみたい。では、話を続けるにはどうしたら良いか。
 とかなんとか、今夜もこうしたたわいもない話で盛り上がったひとときでした。

「思いつき」とはシャボン玉のようなもの

2011年06月27日 | 日記・エッセイ
 道を歩いていると、ふとしたアイデアを思いつくことがある。
 景色を見ていると、インスピレーションを受けることがある。
 知恵を出そうと頑張っていると、連鎖的に思いつくことがある。

 こうした「思いつき」。忘れないうちにメモしておきたいもの。
 その一瞬の思いつきは、結構いいアイデアに見えても、数日すれば、たいしたことない空想にすぎなかったこともある。
 でも、その一瞬をメモしておかないと、なかなか思いだそうとしても思い出せないですよね。

 ひとときの、ステキなシャボン玉の残像は、時間とともに記憶から遠のいていくもの。寝ているときにみている「夢」もまた、そういうものかもしれない。

 その一瞬のアイデアが、実はとても本質的だったり、何かのきっかけだったりするのだから。