今夜は日本郵政に働く社会人3年目の友人と、東京霞が関の「霞ダイニング」にある「RISTORANTE di HOKKAIDO Mia Angela」でディナーを共にした。最近の夜は、外食が多い。
その友人の最近の週末はというと、大学時代の旧友や職場の同期と、お互いの不安や悩みについて相談し合うことが多いらしい。
転職や結婚、自己実現など、果たして今の自分のままでよいのか、将来の自分はどうしたいのかについて、語り合うという。
たしかに、社会人になって、会社の理不尽さや会社への失望を感じることもあれば、あるいはどうすれば自分の夢を果たせるのかといった将来設計を考え直すこともある。自分を見つめ直し、会社を客観視する。それが、ちょうど社会人3年目という時期になるのだろう。
社会人になったばかりは、会社の人との良好な関係を築くためにも、自分の本心はある程度抑え、周りの人に迎合するもの。そうこうして社会人生活にも慣れてくる3年目という時期に、ふと我に返る。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」とか「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか」といった、城繁幸さんの本は、僕もかつてよく読んだ。自分が社会人3年目だった頃を回想しながら、お食事をした。僕も社会人3年目の頃、大学時代の旧友や職場の同期と夜な夜な語り合ったことを思い出す。
留学。
会社に留学制度があると、その選択肢を考えるのもちょうど社会人3年目の頃が多いと思う。最近、自分の周りにも海外留学に行く人がちらほらいる。ここでいう海外留学とは、語学留学、短期留学ではない、正規の大学院課程を修了するディグリー取得の海外留学を指す。修士号とか博士号とかの類。
海外留学は正直憧れる。本音を言うと、留学に行く人、行った人と会うと、若干隣の芝は青く見える。他方、自分は海外留学ではなく国内留学、すなわち社会人大学院生として働きながら大学院に通い、学位取得を目指している。しばしば海外留学という選択をなぜ自分は選ばなかったのか。多少後悔しそうになることもある。一般的に、海外留学をしたいと願望する人は多いようだ。
海外留学のメリットは「1.語学力の向上」「2.海外の文化や自然に触れること」「3.多様な価値観を持つ人に出会うこと」など。
他方、国内留学のメリットは「1.深く考える訓練」「2.仕事を続けるため金銭的余裕があること」「3.多様な経験を持つ人に出会えること」と言えるかもしれない。
それぞれのメリットの1番目は、言語の問題。海外留学は語学力の向上につながるのは言うまでもない。一方、国内留学の場合、母国語である日本語で議論し考えるから、より深く考えることが可能であろう。
2番目のメリットは、機会の問題。海外の文化や自然に触れることは、海外留学の醍醐味。海外旅行でも多少は味わえるが、じっくり体験するには、留学が良い機会だ。ただ、留学には学費や生活費等のお金がかかる。会社の留学制度を使わない場合、一千万円を超えるケースも多々あろう。一方、国内留学は社会人大学院生の場合、さほど金銭的心配をする必要はない。もちろん、給料の一部を学費に使うから負担にはなるが、海外留学と比べれば深刻ではない。日本にいるままなので、新たに文化や自然に触れるという海外留学のメリットは享受できないが。
3番目のメリットは、人の問題。これはいずれもほぼ共通すると思う。要は人の輪が増えるということ。あえて違いがあるとすれば、国内留学の場合、年齢層が海外留学生よりも比較的高く、社会経験が多いという特徴がありそうだ。また、国内留学の場合、大学院を修了後でも、国内にいる友人とはいつでも会うことが可能といった「末永い付き合い」ができるといった効果もありそうだ。
そうした、留学一つをとっても、どう自分の人生をデザインすべきか考えてみることは多い。
社会人3年目。このときに何を考えるかが、将来の自分の道しるべのきっかけの一つになるのだとすれば、ある程度、真剣に自分の未来を夢見ることをした方が良い時期なのかもしれない。
その友人の最近の週末はというと、大学時代の旧友や職場の同期と、お互いの不安や悩みについて相談し合うことが多いらしい。
転職や結婚、自己実現など、果たして今の自分のままでよいのか、将来の自分はどうしたいのかについて、語り合うという。
たしかに、社会人になって、会社の理不尽さや会社への失望を感じることもあれば、あるいはどうすれば自分の夢を果たせるのかといった将来設計を考え直すこともある。自分を見つめ直し、会社を客観視する。それが、ちょうど社会人3年目という時期になるのだろう。
社会人になったばかりは、会社の人との良好な関係を築くためにも、自分の本心はある程度抑え、周りの人に迎合するもの。そうこうして社会人生活にも慣れてくる3年目という時期に、ふと我に返る。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」とか「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか」といった、城繁幸さんの本は、僕もかつてよく読んだ。自分が社会人3年目だった頃を回想しながら、お食事をした。僕も社会人3年目の頃、大学時代の旧友や職場の同期と夜な夜な語り合ったことを思い出す。
留学。
会社に留学制度があると、その選択肢を考えるのもちょうど社会人3年目の頃が多いと思う。最近、自分の周りにも海外留学に行く人がちらほらいる。ここでいう海外留学とは、語学留学、短期留学ではない、正規の大学院課程を修了するディグリー取得の海外留学を指す。修士号とか博士号とかの類。
海外留学は正直憧れる。本音を言うと、留学に行く人、行った人と会うと、若干隣の芝は青く見える。他方、自分は海外留学ではなく国内留学、すなわち社会人大学院生として働きながら大学院に通い、学位取得を目指している。しばしば海外留学という選択をなぜ自分は選ばなかったのか。多少後悔しそうになることもある。一般的に、海外留学をしたいと願望する人は多いようだ。
海外留学のメリットは「1.語学力の向上」「2.海外の文化や自然に触れること」「3.多様な価値観を持つ人に出会うこと」など。
他方、国内留学のメリットは「1.深く考える訓練」「2.仕事を続けるため金銭的余裕があること」「3.多様な経験を持つ人に出会えること」と言えるかもしれない。
それぞれのメリットの1番目は、言語の問題。海外留学は語学力の向上につながるのは言うまでもない。一方、国内留学の場合、母国語である日本語で議論し考えるから、より深く考えることが可能であろう。
2番目のメリットは、機会の問題。海外の文化や自然に触れることは、海外留学の醍醐味。海外旅行でも多少は味わえるが、じっくり体験するには、留学が良い機会だ。ただ、留学には学費や生活費等のお金がかかる。会社の留学制度を使わない場合、一千万円を超えるケースも多々あろう。一方、国内留学は社会人大学院生の場合、さほど金銭的心配をする必要はない。もちろん、給料の一部を学費に使うから負担にはなるが、海外留学と比べれば深刻ではない。日本にいるままなので、新たに文化や自然に触れるという海外留学のメリットは享受できないが。
3番目のメリットは、人の問題。これはいずれもほぼ共通すると思う。要は人の輪が増えるということ。あえて違いがあるとすれば、国内留学の場合、年齢層が海外留学生よりも比較的高く、社会経験が多いという特徴がありそうだ。また、国内留学の場合、大学院を修了後でも、国内にいる友人とはいつでも会うことが可能といった「末永い付き合い」ができるといった効果もありそうだ。
そうした、留学一つをとっても、どう自分の人生をデザインすべきか考えてみることは多い。
社会人3年目。このときに何を考えるかが、将来の自分の道しるべのきっかけの一つになるのだとすれば、ある程度、真剣に自分の未来を夢見ることをした方が良い時期なのかもしれない。