プチ早期退職者の資産運用+αブログ

我が家に自生する自然薯(じねんじょ)

 我が家の玄関脇の狭い植え込み、家の土台とブロック塀の間の数十センチ幅の土の部分、プランターなどに自然薯が自生している。厳密にいうと自生ではなく、自然薯の"むかご"が落ちて勝手に色んな所から生えてきているというのが正しいのだが。

 もう十数年は前になるが、千葉県の養老渓谷にハイキンに行った。千葉県は高い山もないので、渓谷と言っても知れているが、ちょっとした滝とかもあり、観光名所だ。おみやげに自然薯も売っていた。ハイキングコースを歩いていると、道端に自然薯のツルが伸びていてむかごが付いていた。それを幾つか持ち帰ってプランターに播いておいたら、翌春、芽が出てひょろっとツルが伸びていた。

 その後、放置していたら、できたむかごがさらに落ちたり、再利用した土に混じっていたりして、拡散して行った。地面に落ちたむかごの株は良く成長してかなり大きくなり、ツルも元気よく伸ばす。今では毎年、2階の物干しまで勝手に伸びてくる。下の写真のように、同様に伸びてきた花の咲いたことがない藤に混じって物干しの柵に絡みついている。



 花も咲いて種も付くことがあるが、写真に写っているのは垂れ下がっているので雌花だと思う。この状態が咲いているのか、咲いた後なのかはよく分からないが、花が開いたりしたのは見たことがない。これは10月中旬の写真だ。

 この時期には既にむかごも付いている。




 11月に入ると葉が黄色くなり、やがて枯れていくが、むかごも勝手に落ちていく。




 地面に落ちたむかごは放置だが、物干しだと集めやすい。何年か前、集めた中から大きなむかごを選んで油で炒って塩を振って食べてみた。居酒屋のお通しで出たことがあったメニューだが、ちょっと土臭くておいしくなかった。それ以来、むかごは食べてない。

 下の写真は先月、物干しで拾ったむかごだ。まじめに栽培してみると、おいしくできるのかなとも思うが、自然薯自体(根茎)はパイブでも使ってうまく育てないと、長くきれいに伸びそうもない。




 子供がまだ家に居た7~8年前だったと思うが、秋の終わり頃、子供が急に思い立ったのか自然薯を掘り出したことがあった。家の敷地の怪しげな固い土の中からではあるが、小指ぐらいの太さで10センチぐらいの自然薯が3~4本収穫できた。皮を剥けむけるような太さではないので、よく洗って皮ごとすり下ろして食べてみた。自然薯らしい粘りは確かにあったが、やはりひどく土臭くて全部食べる気にはなれなかった

 結局、毎年、自然薯は勝手に伸び、むかごを撒き散らし、増殖を続けている。


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