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1ヵ月ほどオタマジャクシを飼ってみた

 春休みに孫を連れてオタマジャクシを捕りに行き、その後1カ月ほど飼って、カエルに成りかけたところで元の場所に返した。


 オタマジャクシを捕りに行った場所は、江戸川区の篠崎ポンプ所の横の浅い水辺で、以下の写真の柳の右手の所にある。



 上の写真を撮ったのは2年前だが、時期は一緒。時折ここまで散歩するので、4月頭にはオタマジャクシがいることは知っていた。それで、春休みで遊びに来ていた孫を連れて、散歩がてらオタマジャクシを捕まえに行った。

 オタマジャクシはカップですくうようにして捕まえ、飼育ケースに藻とか一緒に入れて持ち帰り、浅い発泡スチロールの箱に入れて飼ったエサは藻のほか、カメのエサあげた。カメのエサは浮遊性だが、時間が経つと沈み、口が下に付いているオタマジャクシでも食べられるようになる。


 発泡スチロールの箱は、さらに穴の空いているプラスチックケースに入れ、野良猫や鳥に食べられないようワイヤーメッシュでふたをして水を入れたペットボトルを重しにし、少し陽の当たる場所においた。藻に光が当たって光合成して増殖するし、エラ呼吸するオタマジャクシのために水中の酸素濃度を高める働きを期待できるからだ。

 3週間ほどすると足が生えてきた。全個体を確認した訳ではないが、4月25日時点では足だけだった。しかし、以下の写真のように5月3日時点では手も十分に生えたのが増えていた。


 知らなかったが、オタマジャクシは手足が十分出てくればシッポがある状態でも歩く。ほどなく、発泡スチロールの箱から這い出して外側のケースに出ているのが居た。外側のケースにも雨水が溜まっていたりして水はあったが、行き来できるようにかまぼこ板で道を作った。

 また、外側のケースに穴があると外に出てしまうので、穴のない衣装ケースに移し、さらに這い上がって出ないように網戸用の網をワイヤーメッシュの下に敷いた。

 オタマジャクシは雑食性だが、カエルは肉食性で生きた小さな虫を食べるらしい。そうなると飼い難いので、元の場所に返すことにした。返した日(5月6日)の朝のオタマジャクシの様子が以下の写真で、シッポがだいぶ短くなっていた。カエルになる途中は吸収されるシッポの栄養があるので、エサはなくてもいいらしい。


 ちょうど連休中だったので、孫たちも呼んで一緒に返していくことにした。蓋付きのポリバケツにカエルに成りかけたオタマジャクシを移し、元の水辺に持って行って無事に返し終えた。


 なお、オタマジャクシは黒くて小さかったので、ヒキガエルのようだ。
 また、飼育途中でエサも兼ねた藻を増やすため、再度水辺に藻をに採りに行った際、カモが何匹も居た。カモはオタマジャクシも食べるらしい。オタマジャクシがどの程度の割合で生き延びられるのかは分からないが、我が家で飼っていた方が生き延びた確率は高そうだ。捕ってきた時は十数匹居て、返す時は数えてないが途中で死んだのは見かけなかったので。

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