Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

Star Festival

2009-07-07 23:27:45 | 独白
七夕を英語ではこう呼ぶそうです。そういえばディズニーの手帳にそう書いてあったような記憶が……。

7月7日とはいろいろな意味を持つ日。
私が知ってる限りの雑学を披露してみる。
……自慢か???


☆七夕伝説
いわずと知れたことですね。織女と牽牛が1年に1度会う日。
実はこの織女と牽牛の話は中国の伝説で、日本の七夕伝説は違います。
それは天女を妻とした人間の男性の物語。天の川は瓜からあふれ出した水、という設定。
いわゆる『織姫』の隣にある小さな星2つは天女と男性の子ども、『彦星』の隣にある小さな星2つは男性が天に上る際に連れてきた2匹の犬だそうです。確か。

☆7月7日という日
陰陽道の世界では数字にも陰と陽があり、奇数が陽、偶数が陰。確か0~9だったか1~9限定、だったかな?(間違っていたら訂正してください……)
1月1日は元日、3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕、9月9日は菊の節句。
9月9日は『重陽の日』とも呼ばれ、陰陽道の世界では大切な日。
雨月物語の“菊花の契り”という作品もこれにあわせたものだったと記憶しています。

☆短冊の色
これは先日のいいともで知ったんですが(汗)
短冊の色は青・赤・黄・白・黒だったとのこと。
そしてこれが陰陽五行説の木・火・土・金・水の色に相当してる、ということに放送中に気づいた。
「水と木の色は逆じゃない?」と最初は思ったんですが、葉を『青葉』と呼ぶことや中国に黒竜江(アムール川)があることを考えると妥当かも?

☆夏の大三角形
頭上を見上げて『織姫』『彦星』に相当する星があるのはご存知でしょう。
『織姫』はこと座のα星ベガ、『彦星』はわし座のα星アルタイルのこと。
この2人が出会うため橋を作るカササギに相当する(のか?)星ははくちょう座のα星、デネブ。
はくちょう座は十字架に似ているため、『北十字』とも呼ばれています。
ちなみにデネブは『しっぽ』という意味で、白鳥のしっぽに相当するところにあります。
くちばし付近にはβ星アルビレオがあり、これは『くちばし』という意味です。

☆七夕の夜
笹に輪飾りや短冊を飾るだけが七夕の行事ではありません。
この日は『髪を洗う日』らしい。
というのも、『クレヨン王国 新十二か月の旅』の7月の章でシルバー・マーガレット王妃が髪を洗いに行くシーンがありました。
……そういやシルバー王妃とゴールデン国王っていくつ違うんだ……?
平安時代、貴族の女性は1年に1度だけ髪を洗っていたらしいけど、それがこの日なんじゃないかな。


☆おまけ
7月7日生まれの有名人。


元 ビ ー ト ル ズ の リ ン ゴ ・ ス タ ー ! !




長々と失礼しました。

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