突然ですが

何も見ずに世界地図を描いてください。時間は5分程度で。





というのを対照言語学の講義でやりました。
正直に言うと、描けなかったんですよ、私。
いや、描いたんですが、途中で頭の中がごちゃごちゃになってしまったんです（それに先生が巡回していたので見られたくなかったというのもある、それはそれで問題だけだけど）。ということで最初から描き直してたら時間切れ。世界地図を見るのはけして嫌いじゃないんですが、いざ自分で描くとなると……。
ってか昔からそうなんですが、どうも地図を描くのが苦手です。大きさの目測を誤ってバランスが悪くなる……。ということで、家の近所の地図はもちろん、日本地図を描くのもだめです。どうしてもうまく描けない。練習したらうまくなりますかね。



ということがいいたいんじゃなくて。
世界地図を描くことでその人の世界観がわかるそうです。日本人は日本を中心に描く人が多いと思いますが、人によって中心はアメリカ大陸だったりユーラシア大陸だったりするでしょう。南半球を上にするのももちろん正解。
それから、わりと近いところは描けても遠くはよくわからなかったり、自分の関心の高い地域はちゃんと描けても低い地域は全然描けなかったり。同じ講義をとってるひとは東南アジアが描けなかった人もいれば、イギリス（グレートブリテン島）を描き忘れた人もいるようです。そして案の定、中東はうまく描けない人が多かったようで。残念ですが日本ではそうなのかも。


ということで、自分の知識のなさに愕然としました。
自分で描くのもそうですが、実際に世界地図を見せられて「○○はどこですか」と聞かれたら怪しいところが多いかも。やばいやばい。




ついでに、地図に限らず、言語学の基礎知識のなさにも幻滅しました。
勉強しなきゃ。