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Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

平和が死んだ日

2006-12-09 00:56:39 | 独白
日付変わっちゃったよ!

はい、一昨年くらいから続いている『平和が死んだ日』というタイトルのぼやきです。


最近きな臭いよね……核とかさ。非核三原則とか平和憲法とかどこへ行ったんだろう。
個人的な意見では、議論するのは悪いことじゃない。核武装にしたって軍を持つことにしたってさ。だけど、将来的に「核を持つ」あるいは「軍を持つ」ことを前提に議論しちゃいけない。
うまく言えないけど、「持つ」という選択肢と「持たない」という選択肢の両方を視野に入れないと。
必要だと思う人も不要だと思う人も、【なぜそう思うか】ということを中心に話を進めていかなきゃならないと思うんだ。ただ持つ、持つべきではない、を感情的に議論しても意味がないと思う。
というか、感情は大切だけどそれをどう伝えるかってのも大切なんじゃないかなあ。
もちろん、聴く側も真摯に受け止めなきゃね。【聞く】じゃなくて【聴く】。頭ごなしに否定するのでもそのまま鵜呑みにするのでもなく。
話し手・聴き手双方の態度が大事だと思うんですよ、つまりは。


話は飛んで。
うちのゼミの先生が世界のいろいろな言語を紹介する講義をやってるんだが。それで先生がいろんな国の写真やら本やら見せてくれるんだよね。
先週だかその前の講義ときに、ヨーロッパのある国(どこの国かは忘れた…orz)の写真を見せなが
らこんな話をしてくれた。
その写真に映っている建物は非常に美しいしその文化の特徴も現れているものだった。しかし、それは昔の資料を見ながら復元したものである。なぜなら、オリジナルは戦争で破壊されたからだ……。

その話を聞いたとき、「だから戦争は悪い」というのをすごく実感した。
ひとの命を奪い、人生を狂わせ、心を破壊するものというだけじゃない。
環境に悪影響を及ぼし、今まで積み重ねてきたすべてのものを一瞬で無にしてしまうのだ。

……争いはなくならないかもしれない。でも……


神は心を痛めてはいないだろうか。
宗教なんて、とも思うかもしれないけど、より善く生きるために必要ならそれでいいじゃないか。
汝の敵を愛せよ、と聖書にある。
愛せなくても、せめて受け入れることはできないのだろうか。国家とか民族とかいう単位だけじゃなく、個人レベルでも。
それはすごく難しいことだけれど。






なんて柄にもなく真面目ぶってみる。
12月8日、私の中では『平和が死んだ日』は、そんなことを考えてみる日だったりする。












それにしても、誰からも受け入れられず、認められないのは苦しいものです。それが続くとなおさら……。経験者は語る。


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