イソジンで嗽をするとヨードの色が変わるって本当？

ヨードは殺菌力が強く手術前の皮膚の消毒や歯科でも抜歯等の術前・術後の消毒に

良く用いられています。

先日、ヨード系の嗽薬イソジンで暫く嗽をして吐き出すと元の茶色の色が透明に近くなる

と聞いて本当かなと早速試してみましたら、毎回では有りませんでしたが確かに色が透明

に近くなることが有りました。

まさか歯や口の中にヨードの色素が沈着したわけではなさそうだと思って調べてみまし

た。

するとヨードの色変わりの実験

のサイトが目に付きました。

ヨード系の嗽薬で嗽をして吐き出すと色が紫色になっている事が１回ありましたけど、

これは小学校の時にでんぷんとヨードが反応して色が紫色になった実験と同じだなぁと

懐かしく思い出しました。けれどもビタミンＣでヨードの色が無色になるとは知りません

でした。

ビタミンＣに限らず還元作用のある物質にふれるとヨードの色が無色になるのでは

と思いそれは何か調べてみました。

するとお口の中にある還元作用をもつ物質は唾液
なんですね。

唾液は体調の良い時はアルカリ性で還元作用があり、体調の悪い時は酸性で酸化作用を

示すと知ってびっくりしました。

それでイソジンの嗽薬でうがいしても毎回色が透明にならない謎がとけました・・。

幸いこの岡江先生の本を入手出来たので、またブログで判ったことの続きを紹介したいと

思います。