内分泌代謝内科 備忘録

内分泌代謝内科臨床に関する論文のまとめ

2022/07/05

2022-07-05 15:53:58 | 日記
原発性副甲状腺機能低下症の総説
JCEM 2020; 105: 1722-1736

頚部手術の術後はしばしば一過性の低カルシウム血症を認める。

この場合は、まず 10%グルコン酸カルシウム (カルシウム元素で 93 mg/10 mL) 1-2アンプルを 50 mL の 5%ブドウ糖液に溶解し、15-30分かけて投与する。その後、0.5-1.5 mg/kg体重/時で持続静脈注射を 8-10時間継続する。

カルシウムを静脈注射している間は心電図モニターを行い、4-6時間毎に血清カルシウム濃度を確認する。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7176479/