風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

じじいのばあちゃんズ。ヴギ・・・ 吾亦紅・・・

2023年02月18日 | 菜園と花壇

婆ちゃんと何年も 内科や外科に通った道

今日の外科の診療で終了です

座ってる婆ちゃんの影も 一回り小さくなったような・・・

帰りぎわ 隣人が庭に招いてくれました

前回は 2週間前で 梅もチラホラ咲いてましたが 今回は満開

それに 椿も咲いていて 嬉しそうでした

お昼は 3人で 寿司を食べながら 記念写真

じじいは 鉄仮面の様なんですが

これで いつごろか解るでしょうから まあ 良いかな!

明日は 布団やテレビも持って 出発です

「吾亦紅」 すぎもとまさと

マッチを擦れば おろしが吹いて  線香がやけにつき難い

さらさら揺れる 吾亦紅 ふとあなたの 吐息のようで…

盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか

あなたに あなたに 謝りたくて

仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに謝りたくて

山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて

小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない人だった

それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ

今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに灯りがともる

あなたは あなたは 家族も遠く

気強く寂しさを 堪えた

あなたの あなたの 見せない疵が 身に沁みて行く 

やっと手が届く ばか野郎となじってくれよ

親のことなど気遣う暇に 後で恥じない自分を生きろ

あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえないけど

あなたに あなたに 威張ってみたい

来月で俺 離婚するんだよ

そう、はじめて 自分を生きる

あなたに あなたに 見ていて欲しい

髪に白髪が 混じり始めても

俺、死ぬまで あなたの子供

コメント
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