森の先生 活動の様子

子どもたちと森の先生の自然体験 お伝えします

森の先生研修会 ネイチャーフィーリング研修

2022-02-01 12:00:00 | 森の講習会
1月20日に 日本自然保護協会の鳥山由子氏をお招きして 研修会を開催しました。研修内容は
「からだの不自由なこどもたちとの観察会」 ~ネイチャア・フィーリングのすすめ~ です。

まずは スケジュールについての説明から。 先に外で実習を行い午後から座学を行います。 
受講者は3グループに分かれて 木の芽(鳥山先生) 木の幹(Fさん) 落葉・落ちているもの全部(Wさん)
順番に研修を受けます

サクラの木の芽を触ってみましょう

先がとんがって痛いのは 葉の蕾   柔らかい感じがするのが花の蕾
さて 葉の蕾からは何枚の葉が出るのでしょう?  花の蕾からは?  春に向かってのお楽しみの宿題になりました

それから枝の所で 針金を巻いたように線があるが触って分かりますか? 前の年の芽鱗の後です
これがある場所から先端までが 去年1年間に伸びた枝の長さです  若くて元気のある木と 老木ではもちろん伸びる長さが違います

ツバキの花でも見て見ましょう 

Fさんのグループは まずは木を見て 触って  手触り 湿り気 暖かさ  日が当たる方はもちろん暖かいのですが 木によっても違います

手で分かりにくかったら ほっぺたをつけるといいですよ  やってみるとほんとによくわかります

根っこの方は いろんな方が住み着いていますねえ  雨の通り道もあるし にぎやかな住宅地の様です

wさんのグループは 落ち葉の音や 木の実や根っこのつながりやいろんなものを感じます。
午後からは 室内で座学。
スライドを見ながら 自然観察会での 目的・注意点・意義・五感の使い方等沢山の学びを行いました。
自然観察指導員もシェアリングネイチャーのメンバーも熱心に受講し、有意義な研修会でした。

森の先生 救急講座講習会

2020-12-04 15:07:35 | 森の講習会
11月11日に 南大分消防署にて 森の先生 22名が 救急講座を受講しました。
子ども対応の講義です。

コロナ対策のため 消防署の教室の窓を開けてあるので 少し寒いのですが 熱心に受講をしています。

子どもの人形なので 小さく 胸の押し方も大人とは 違います

声かけて 

心臓マッサージを実施
森の先生 一人一人が体験しました

声をかけて

AEDがあれば 持ってきてもらいます
AEDの使い方も練習しました。
9時から 3時間の講座でしたが、あっという間に終わりました。大変有意義な講習会でした。
南消防署の方々 ありがとうございました。

実際に現場で子どもだ倒れていたら ものすごく慌てるだろうなと思ったのですが  この練習を何度も行い
慌てずに 冷静に対応したいと思いました。
消防署の方も 1回受けたからと安心しないで 身に着くまで何度も受けて欲しいと話されていました。
また 救急の方法も少しずつ変ったりもします。 森の先生は 毎年受けるようにしたいと思います。

森の講習会 in 香々地青少年の家

2020-03-09 13:49:23 | 森の講習会
2月15日 森の先生のフォローアップ研修を 香々地青少年の家で行ないました。
当日は青少年の家の職員3名(もともとは小学校の先生たち)と大分県庁の森との共生推進室(森の先生担当・自然観察指導員)も参加

青少年の家の前に集合して まずは自己紹介と スケジュールの説明

一時間ほど 自然観察会を行います

ここは 海も山もありますので 鳥の種類が多く とても楽しいところです。 ステキな鳥の案内板があります

ホトケノザが 一面咲いています

フラサバソウは外来植物ですが  ここでは大きな顔しています
さて 1時間の観察がおわったら 一人づつ ミニ観察会をしてもらいます

ドングリをテーマに 5分間 終わったらみなでコメントします

双葉と本葉と花が咲いている ホトケノザをテーマにした観察会。 双葉から花まですべて見つかるこの時期にしかできない観察会

他の参加者は 小学生になって森の先生の話を聞きます。  センセー見つけました!
先生も生徒も楽しい時間です。 すぐに3時間はすぎて 室内で反省会・交流会を行いました

青少年の家のかたが焼き芋を焼いて差し入れ  美味しい物を頂きながら、まとめを行いました。
説明ではなく 参加型の現場にあるものを使っての観察会 勉強になって楽しい時間でした。

森の講習会

2019-11-13 14:28:40 | 森の講習会
11月8日別府市の別府公園で、子どもたちに行う「森の先生」活動を、子どもたちの先生、保育園や幼稚園、学童保育を行っている
指導者対象に「森の講習会」を開催しました。
子どもたちと接する時間が多い保育士さんたちに、森の先生のノウハウを学んで 普段の保育に活かしてもらおうという企画です。
今回は主に学童保育の方を対象にしました。 まずはご挨拶がすんで 体をほぐします。

子どもたち相手は 体力勝負

ドングリなどの木の実を1つづつもって どちらの手に隠しているか 当てます。2回戦で2回勝つと あいての木の実がもらえます。
いろんな人と お知り合い。 和やかになったところで

フィールドでパターン探し。 パターンは自然の物に限ります。

これもあり?! 岩にへばりついたコケの形が マル〇

今見た自然の物から  紋 を作りましょう  お手本は日本の家紋です。

いきなり ハードル高いよ 皆さんうなってます

そのかいあってか  ステキな紋ができました
次は 秋の木の葉で ステンドグラスを作ります

くりぬいた紙に張り付けた いろとりどりの木の葉は 透かしてみると ほんとうに綺麗です。
このステンドグラスを飾るために 桜の枝を組み立てて イーゼルを作ります。

すぐに 2時間は立ってしまいました。用意していただいた秋の実り(カキ・ヤマブドウ・栗・ザクロ・ギンナン・シイの実)をモグモグしながら

一人一人に感想を話してもらいました。
*子どものころ遊んだことを思いだしました
*山の中に行かなくても こんなに自然と遊ぶ方法があるのだと知りました
*すごく楽しくて 子どもたちと遊ぶのに早速使おうと思いました

 まだまだ 沢山の感想がありましたが 子どもたちが楽しい事は大人がやっても楽しいと実感しました。
次回の企画もあります。 HP等でご案内いたします。 ぜひ 体験してみてください。