新聞の本コーナーで紹介されていた本です
《あ~これ読んでみたいな》って思って
本屋さんへ行った時入口のコーナーで見つけて、即買いました
内容は人それぞれで感じるものが全く違うと思うので
自分の感想を語るつもりはないんですが
こんなに自然に心にストンと落ちてきたのは久しぶりの感覚でした
(小難しい意見や理屈を語る人や意見書みたいの苦手なんです)
うんと小さい時のことは分からないんですが
思春期の頃には、自分はこだわりとか壁とかないんだろうなって思っていました
同じ頃に病気になって、嫌でも自分の心の深層を覗き込む事が多くなって
ジェンダーの事に限らず、考え方とか感じ方とか何だか人と違うなって
でもそれも今はありがたい事にネットで検索すると回答を見つける事も出来て
そんなあれこれも改めて、久しぶりに考える時間をくれた本でした
主人公の父親が心配の余り
《なんでわざわざつらい道を選ぶ日陰に行くんだ
》って言います
それに対して息子が
《日陰に追いやっているのはおやじだ》って言うんですよね
でもそれでも自分達を応援してくれる人がいる事を知って
《自分達は日陰にいるんじゃない木陰にいるんだ》だって気付くんです
その言葉染みました
全てに当てはまる言葉ですよね
理解してくれる人達が作ってくれる木陰で休んで力をためて
そこから新たな1歩を踏み出せるってすごく心強いなって思います
何だか長文になってしまいました~