僕は日本史が専門だから、世界史の教科書を改めて読むのは始めてだったけど、その前書きにいいことが書いてあったので紹介しよう。
「実はこれほど詳しく世界史を学ぶのは外国にはほとんど例のないことなのである」「みなさんには世界のどこかに出かける機会がきっとある。そのとき、世界史で学んだことを思い出してほしい。そして出会った人々にぜひ日本のことをたずねてほしい。残念なこもに、世界の人々はあまり日本のことを知らないかもしれない。けれども、みなさんは詳しく世界史を学んだことがある。これは誇りに思っていい。そして次に世界の人々にみなさんのことを紹介して欲しい。そうすればきっと日本の社会や歴史に興味をもつ人々も増えることだろう。世界史を詳しく学ぶみなさんは、未知との人々との出会いの準備をしているのである。」こういう文が載っていました。
実は実教出版の特に日本史の教科書は検定を通ってはいるが、右翼(保守)勢力には極めて評判が悪い。安倍晋三のサポーターからは目の敵にされている。学校の教科書選定に圧力をかけて来るほどである。
政治が教育に介入するとどういうことになるのか日本はそれを体験しているし、中国・韓国などアジア諸国は反日プロパカンダに利用している。
しかし恣意的な愛国教育がどれほど思想を歪めるか明治から昭和前期の日本は体験している。
そして現代も一部の人が日本でも同じ事をしようとしている。
僕は危機感を感じずにはいられない。
そして教科書の前書きの高邁な理想とは裏腹に世界史の受験でのテクニックしかネットを調べると出ていない。
誠に情けないことである。僕の授業ははっきり言って受験などは眼中に置いていない。
日本史・世界史を問わず過去に少しでも興味を持ってくれれば満足である。
それが未来への出発点になると確信している。
功利のために勉強をすることほどつまらなく無意味なことはない。
なるべく歴史に興味を持ってもらえるような授業にしたい。
世界史は近現代史が中心であるが、取り敢えず今はヨーロッパ社会の成り立ちについて勉強しています。
何に役に立つかではなく、自分の興味が向くままに取り敢えず、本を読んでいます。今読んでいるのは「神聖ローマ帝国」です。大航海時代・ルネサンス・宗教改革を知る前にそれ以前のヨーロッパ社会を知っておきたくなりました。読んでいるのはこの本です。
⬇ ⬇ ⬇

役に立つかどうかわからないけれどね。
「実はこれほど詳しく世界史を学ぶのは外国にはほとんど例のないことなのである」「みなさんには世界のどこかに出かける機会がきっとある。そのとき、世界史で学んだことを思い出してほしい。そして出会った人々にぜひ日本のことをたずねてほしい。残念なこもに、世界の人々はあまり日本のことを知らないかもしれない。けれども、みなさんは詳しく世界史を学んだことがある。これは誇りに思っていい。そして次に世界の人々にみなさんのことを紹介して欲しい。そうすればきっと日本の社会や歴史に興味をもつ人々も増えることだろう。世界史を詳しく学ぶみなさんは、未知との人々との出会いの準備をしているのである。」こういう文が載っていました。
実は実教出版の特に日本史の教科書は検定を通ってはいるが、右翼(保守)勢力には極めて評判が悪い。安倍晋三のサポーターからは目の敵にされている。学校の教科書選定に圧力をかけて来るほどである。
政治が教育に介入するとどういうことになるのか日本はそれを体験しているし、中国・韓国などアジア諸国は反日プロパカンダに利用している。
しかし恣意的な愛国教育がどれほど思想を歪めるか明治から昭和前期の日本は体験している。
そして現代も一部の人が日本でも同じ事をしようとしている。
僕は危機感を感じずにはいられない。
そして教科書の前書きの高邁な理想とは裏腹に世界史の受験でのテクニックしかネットを調べると出ていない。
誠に情けないことである。僕の授業ははっきり言って受験などは眼中に置いていない。
日本史・世界史を問わず過去に少しでも興味を持ってくれれば満足である。
それが未来への出発点になると確信している。
功利のために勉強をすることほどつまらなく無意味なことはない。
なるべく歴史に興味を持ってもらえるような授業にしたい。
世界史は近現代史が中心であるが、取り敢えず今はヨーロッパ社会の成り立ちについて勉強しています。
何に役に立つかではなく、自分の興味が向くままに取り敢えず、本を読んでいます。今読んでいるのは「神聖ローマ帝国」です。大航海時代・ルネサンス・宗教改革を知る前にそれ以前のヨーロッパ社会を知っておきたくなりました。読んでいるのはこの本です。
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役に立つかどうかわからないけれどね。