「決め」ポーズ

ヒロ「先日講習会に参加しまして。」

くま「何の？」

ヒロ「ＰＴＡ新聞作りに関するお話だったのですが、その中で写真を撮られる時に
　　　美しく見せるコツを教えていただきまして。」

くま「ほぉ。」

ヒロ「よくやる真正面からのフラッシュは×。顔がのっぺり平面になります。顔の
　　　彫りを深く見せるため、陰影をつけるように撮るのがベスト。やや斜めから
　　　撮ったり、光を斜めから当てたり。」

くま「なるほど。」

ヒロ「そして『決めポーズ』は…顔より体のほうをより斜めにしてやるとＯＫ。」

くま「上のイラストが見本かな。」

ヒロ「まさに芸能人風ですよね～。でも…確かにカッコはいいんですが…フツーの
　　　スナップ写真でこれをするのは勇気がいるような…。」

くま「そこだけ浮いちゃうかもな～。」

ヒロ「容姿に自信がおありの方、どうぞお試しあれ。」

進路予想

ヒロ「出ました。」

くま「何が？」

ヒロ「例のヤツ。しかも天井に。思いっきり殺虫スプレーしたら、ぼたっと目の前
　　　に落ちて…。」

くま「壮絶。」

ヒロ「その後は苦し紛れに本棚の裏に逃げ込んでしばらくガサゴソしてましたが、
　　　じき静かになったので成仏したか…と思っていたら…。」

くま「ま、まさか…。」

ヒロ「夜中にパソコンの横からよたよた出てきて、再び床にぼとっ。」

くま「その生命力は尊敬に値するな。」

ヒロ「とっさに手近にあったガムテープで床に貼り付けました。」

くま「これで完全に昇天だな。」

ヒロ「そうなんですが…貼り付けたことを知らない家族が明け方トイレに行くとき
　　　にそれを踏んでしまって…。」

くま「その先は言うな～。想像つくから…。」

ヒロ「キョーフの体験でした。」

秋の涼風

くま「９月になっても全然涼しくならんぞ～！」

ヒロ「『秋になった～！』と思うから余計暑さに腹たちますねー。」

くま「もうしばらくエアコンとアイスの生活が続くなぁ。」

ヒロ「なんだ～けっこう涼しい生活してるじゃない～！」

出合橋

くま「おおっ、初めて『ギャラリー』にふさわしいまともな絵が登場したな。」

ヒロ「ほっといてください。」

くま「のどかな風景だけど、ここどこ？」

ヒロ「某市某町の出合橋付近、ということで。」

くま「出合橋、いい名前だな～。ロマンの始まりを予感させるなぁ。」

ヒロ「う～ん、ま、私もくまさんもロマンには縁のない感じですが…。」