中国人マニア・・・

2012年09月02日 21時12分10秒 | Weblog
今年に入って「時計フェスタ」から付き合ってくれてる中国人のNさん、
モキタスは基本人見知りなので最初は警戒していたというか、あまり良い印象
ではなかったのですが、ある信用出来る人を介してなんとなく理解出来てきた頃、
とあるきっかけで仲良くなりました。

で、ほぼ毎回露店には遊びに来てくれるNさんですが、その件とは別に
露店古物商に間ではそれなりに有名なやはり中国人のSさん、モキタスと
いつの間にか電話し合うくらいの仲になりましたが、大金持ちなのに
「趣味で古物バイヤー」している方です(笑)

で、更にもう一人、勝負市場にもやってきてた香港人バイヤー、名前は知らないので
仮に「香港野郎」として、彼にはホント最初から良い印象が無く値引くばかりでガサツな
イメージだったんですけど、ある時彼がI師匠に猛烈に怒られて謝る姿から憎めない奴だと
思うようになったモキタス(笑)

今日は雨だったのでモキタスは小さめのテントを張ったんですけど、たまたま
その小さな屋根の下で3人が雨宿りすることになった(笑)

あとでNさんに「あの香港野郎と言葉通じるんですか?」と聞いたら

「彼も標準語(北京語)を使っている、私もなるべく標準語を使う、もう一人
(Sさん)は綺麗な標準語。」と言う。

実はNさんは上海人、モキタスはある時期香港映画マニアだったので何となく発音の違いが
判るのですが、香港野郎の言葉がどう聴いても広東語とは思えず、簡単に素人ヒアリングで
言うと広東語は北京語と比べて「ジャジジュジェジョ」が多いと思う(笑)

そんな話をNさんとしてる中で、簡略漢字の話になって、モキタスが
「一昨日空港で「東京行き」の「東」の字が読めなかった。」と言うとそれが簡略字だと。

で、Nさんは「簡略字は日本軍が作った」って言うんです。

どういう事かというと、
「昔飯田橋の骨董市で観た日本軍の作った大量のビラ(瓦版?)が「草書」で
書かれてたんだけど、その「日式草書」がそのまま今の「簡略字」だと観てピンときた。」

「昔の日本人は草書が大好き、今なら簡略字は中国人が作ったって言うだろうけど、
草書は印刷物に優れているし、私は絶対日本軍だと思う。」

って言うんです。

Nさんは日本に来て26年、日本の会社に勤めてたそうだが、それなりに柔軟な頭を
持っている人でそういう話がモキタスとしては非常に興味深い。

そんなこんなで色々と考えさせられる中国人達ですが、モキタスの個人的な見解
として、多分「Sさん」はスパイというか何らかの工作員だと思う(笑)

ホントかどうか、合弁会社の社長だか何だか以外、誰もその素性を知らねぇんです。

世界中ウロウロしてるし。。

他の大先輩商売人方もそんな感じで付き合っているみたいですが、
買ってくれる人ならどんな人とも接せられるというのが商売人という人種ですね。

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2 コメント

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Unknown (老人)
2012-09-02 22:20:20
どうもです。Nさん、モキさんのシートで雨宿りをしている時、前の着物屋さんがズブ濡れになりそれを見て、「夫婦で折角店を広げたのに可哀想」とシンミリ言いました。それを聴いてもうOKです。略字の件、中国文学者が居るので訊いてみます。
煎餅のジャンクを買った店(きんつばの深川華)に手焼き人形焼が有りました。人形町の最古参は明治40年、浅草が明治元年だそうです。門仲は?
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Unknown (moki)
2012-09-02 23:05:29
「門前仲町が人形焼の元祖」説はマッサージ師スネークエッジさんからの情報で、本気でやるつもりだったそうです。

機械の開発か何かなのかも知れませんね。

Nさんは商売人ではないけど、チナ党とは少し距離をとっている感じがします。
元々上海の租界生まれでたぶん日本に骨を埋める気だと思います。
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