鉄道時計といえば精工舎の19型、通称19セイコーが主になりますが
国産時計が製造される以前にはスイス製やアメリカンが使われてた模様です。
そんな今日の1個、
中身はウォルサムでございます。
裏刻印は「札幌鉄道局 5498」の表記。
サイズはアメリカン12サイズ、16型でしょうか?
19セイコーより2周りほど小さい、文字盤にUSA表記ありますので輸出用、
ケースは精工舎エンパイア等に見られる3ピースSKS専売ケースです。
機械のシリアルから1919年製造、普通に考えると国内で使われる
ようになるにはタイムラグがありますから大正8年後半から9年に
かけて供用開始された時計ではないかと推測されます。
時代背景からして、中身とケース合ってると思います。
「アタマの良い」商売人なら中身を12型の精工舎エキセレントに
変えまして「大化け」を狙うのかも知れませんが(笑)、
詳しく調べれば年代もハッキリしてしまうので、そういう事する業者に
限ってそこまで合わせる「アタマは無い」と思われます(笑)
エキセレント自体がウォルサムのコピーみたいな機械なので
「当時なら」本家ウォルサムの方が上だと思います(笑)
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