オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

平成三十戊戌年三月 四夜月 ♪

2018-04-19 | 月相

 

平成30年4月19日(木)

19時44分

月暦:3月4日

月齢:3.4

高度:28°

方位:273°(西)

輝面率:14.3%

 

 

 

今日の月と星空

アルデバランはおうし座の一等星で実視等級0.8 

 

 

 

 

 

 

 

今日の共有

ハリー・ローレン - L.O.V.E

 


古今名婦伝 「巴御前」

2018-04-17 | 豊国錦絵

 

巴御前(ともえごぜん)は平安時代末期の女性 生没年未詳

勇婦として知られ木曽(源)義仲に従ってしばしば戦功を立てた

 

 

安政6年(1859)出版  歌川豊国(国貞)絵

 

巴は木曽義仲の妾(しょう)にして一騎当千の女武者

粟津の戦い敗れて石田為久に義仲を討たれ

巴もまた和田義盛に生け捕られる

義盛は巴の力量を感じて源頼朝に許しを乞い

妻となって一子をもうける これが朝比奈三郎義秀である

義秀が和田合戦の時二十五歳で討ち死にすると

一族追福のため髪を落とし菩提を弔わんと

念仏三昧にして生涯をおくる巴は九十余歳の長寿を保った

 梅素亭記

 

 

 


古今名婦伝 「静御前」

2018-04-15 | 豊国錦絵

静御前(しずかごぜん)は鎌倉時代初期の人

京都の白拍子で源義経の愛妾 生没年未詳

 

文久1年(1861)出版  歌川豊国(国貞)絵

 

静御前はみやこの白拍子なり

義経殿は深く想はざるけるが

義経殿に鎌倉の討つ手厳しく 落ちたまう時

吉野にて名残を惜しみ 都にとどまれり

そののち鎌倉へ召下され 頼朝殿の御前にて

舞をなせし名誉のことは世の人の知る処なり

また 静が心を想い知りて

 

燈ていきてかいなし雪の道

柳亭梅彦記

 

 


東京自慢十二ヶ月 一月

2018-04-14 | あづまにしきゑ

初卯妙義詣(はつうみょうぎもうで) 柳ばし はま

大蘇芳年 画 御届明治十三年三月

 

正月初めの卯(う)の日を 初卯といいこの日に亀戸天神に初卯詣をした

これは妙義詣とも称し江戸のころ盛んになった信仰である

なぜ初卯かというと 菅原道真の師にあたる法性坊が卯の日

卯の刻に亡くなり「卯の神」として祀られることに由来している

 

東都歳事記には次のようにある

卯日 亀戸妙義参 天満宮の境内にあり毎月卯の日を縁日とす

正月は初卯詣と号し参詣多く南は両国より割下水辺

北は浅草大川橋より柳島の土手辺りに満つ

又二の卯三の卯もこれに同じ、、、