静御前(しずかごぜん)は鎌倉時代初期の人
京都の白拍子で源義経の愛妾 生没年未詳
文久1年(1861)出版 歌川豊国(国貞)絵
静御前はみやこの白拍子なり
義経殿は深く想はざるけるが
義経殿に鎌倉の討つ手厳しく 落ちたまう時
吉野にて名残を惜しみ 都にとどまれり
そののち鎌倉へ召下され 頼朝殿の御前にて
舞をなせし名誉のことは世の人の知る処なり
また 静が心を想い知りて
燈ていきてかいなし雪の道
柳亭梅彦記
静御前(しずかごぜん)は鎌倉時代初期の人
京都の白拍子で源義経の愛妾 生没年未詳
文久1年(1861)出版 歌川豊国(国貞)絵
静御前はみやこの白拍子なり
義経殿は深く想はざるけるが
義経殿に鎌倉の討つ手厳しく 落ちたまう時
吉野にて名残を惜しみ 都にとどまれり
そののち鎌倉へ召下され 頼朝殿の御前にて
舞をなせし名誉のことは世の人の知る処なり
また 静が心を想い知りて
燈ていきてかいなし雪の道
柳亭梅彦記