昨日の首里城火災
各種メディア、sns等で話題になりました
先日まで、そこに存在していたものが、、
火事によって焼失してしまった
ショッキングな出来事で、また報道されていた
映像の数々・・
画面越し、、見ることはできても
何もできないもどかしさ。。
見ていると無力感にさいなまれてしまいそうに・・
貴重な文化財への被害が最小限に済みますように。。
カオスとぽんちゃんは、エコツアーガイドの資格を
持っています。
そのエコツアーガイドの研修で何度も何度も通い
模擬ツアーをした首里城
資格取得後も依頼を受け、何度もツアーをした首里城
また幼少期には、生き物が大好きなカオスは首里城近辺
を、散策していた思い出も。。
いろんな場面が浮かんできます。
普段は静寂になかに立ち、シーズンや時間帯では
観光客の方々や学校の課外学習の子達、
保育園児のお散歩。
多くの方々に利用され、それぞれの中に愛着、思い出
が息づいていた首里城
悲しみやいきどうりを感じました
ただ、すぐに、「再生」を感じました
どのような再生かは、これからいろんな分野の方々
いろんな意見価値観の方々、みんなが意見と知恵を
出し合い、進んで行くのかなぁと思います
首里城の復元時に使用された大きな木材
沖縄にはそんな大きさ、復元に適した質の
木がなく、県外・国外の木材が使用されてました
どの木材も立派で。
(樹種、樹齢、姿勢、大きさ、そして、産地などを
考えると、、今の県内、国内にそんな量の木材が
あるのだろうか?)
また、建物、建具、装飾品などなど
復元といえども、その道のプロ
学識経験者の方々のご尽力も大変だった
であっただろうと思うと悔しさも感じつつ
早く、復元するのも案かもしれませんが、、
カオス的には、、
復元せずに、そのままでもいいのでは?と
感じたりします
復元はあくまで復元。考古学的には・・・。
復元すると、視覚的には存在感を感じるのには
容易ですが
本来のユネスコ世界文化遺産に登録された意義、
首里城跡、その周辺の拝所を中心とする人々の
生活に密接に根づいて受け継がれている
「文化、風習」をもっとフォーカスして残していくことも
大事なんじゃないのかな?と思います。
美しい城壁、その城壁に使用されている石の種類
その城壁を囲む木々たち、そのふもとに水をたたえる
龍潭と円鑑池。その水面をなでるそよ風は大昔も
今も変わらない。。
首里城は象徴。
復元するなら、まずは木を植え、長い長い年月をかけて
その木を育み、成長し、ゆっくりと製材し自然乾燥させて、、
釘を使わない手法で、ひとつひとつ組み上げ
装飾品も原材料から吟味し、生産からこだわり、仕上げていく
一つ一つの材料を育み、活かしていく「豊かさ」
その自然の恵みを加工し、くみ上げていく「技」
時をこえて受け継いでいく「ちむぐくる」
妥協ではなく、質、根っこを見極める「眼」
目に見える形に左右されない信じ続ける「想い」
もし、このイメージで壮大で美しい首里城を復元することが
できる時。
その壮大で美しい首里城を育む、豊かで懐深い森、川、海
があり、それを受け継いでいく人々が時を彩り
技が冴え、信じ続け、広がっていくスピリットがあふれた未来!!
イメージすると、言葉では伝えることのできないほどの高揚感
バイブレーションにうれしくなるカオスです。
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