ここは、唄が聞こえる場所
ここは、祈りを響かせる場所
ここは、愛を広げる場所
ここは、喜びを唱える場所
ここは、すべてと繋がり合う場所
ここは、自分を感じる場所
ここは、生命の鼓動を感じる場所
ここは、始まりと終わりの場所
ここは、神と繋がる場所
ここは、神と語る場所
そして
ここは、神なる自覚を促す場所
沖縄の大地は
ありとあらゆるものを
育み、吸収し、放出している
そして、ただ、そこにあり
ただ、そこにたたずみ
ただ、そこに存在している
沖縄の大地は
人間が何を繰り広げようとも
何が始まり、何が終わっても
ただ、そこにあり続ける
どんなことがあっても
表面的に何かを吸収し
何かを放っても
それはあくまで事実であり
一つの情報であり
沖縄の大地が
沖縄の大地から発信され
供給されているものではない
ゆったりとして
静かなエネルギーをたもち
大いなる愛を放ち
ただ、ただ、人々を育んでいるのは
生き物達を守り育んでいるのは
大いなるスペースが広がっているから
何ものにも邪魔され、けがされることのない
大いなるスペースがあるから
そのスペースは
ありとあらゆるエネルギーが満ちあふれ
融合し、遍満している
その波長に呼吸を合わせると
すべてが精妙に動き出し
すべてが一瞬で切り替わる
沖縄の大地から
放たれている大きな愛を
大きな力を
そのゆたかさを
感じてほしい
受け取ってほしい
共に響かせ合い
共に進化成長していきた
ただ、それを祈っている
大地の祈りは
真剣に遊び
真剣に謡い
真剣に舞い
すべてを音だけではなく
意味を
その音の奥にある
意義を
深く理解することで
その響きを
体感できるようになる
大いなるこの大地は
人々の意識の進化成長を
ただ、ただ信じて
ひたすら待っている
大地の鼓動～大いなる響き