月の照る夜に

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専業主婦探偵~私はシャドウ #8

2011-12-15 17:41:30 | 専業主婦探偵~私はシャドウ

「不意打ちキス! 私が主婦でなくなる日」

最終回前の8話。最終回1話前って、一番盛り上がるというか、実質最終回に近いですよね。
はい、私的にはこれで終わりでも・・(笑) もちろん、最終話、最後まで見届けますが・・。

さて、スタッフ的には、
今回はとにかく陣内のキスに限ります!だったらしい第8話。
私は、このドラマは、芹菜が強く美しくなっていく成長物語だと思っているので(そうなんじゃないの? スタッフ的には、陣内の恋物語?)
この回は、芹菜とフミくん夫婦が、何故うまく向き合えなくなってしまったかが明かされ、
芹菜は、お父さんがしてきたこととフミくんの苦しみという現実を知ったということが一番大きいと思うのですが・・・。
芹菜の成長は、周りの人にも影響を与えていて・・。千早部長もそうですよね。
憎いはずの部長のために働くのも、芹菜の広くて強い心から。
それを目の当たりにしたら、部長は勝ち目ないよね。

芹菜と陣内は、仕掛けた盗聴器から、フミくんが常務たちの会社乗っ取り計画に使われていることを知る
(でもそれがお父さんの差し金とはまだ知らない)
芹菜パパの計画を遂行するためには、常務の命令を聞いて、社員の8割のリストラをしなくてはいけない(それって凄すぎる・・・)
そんなことは・・・。四面楚歌、追い詰められるフミくんの脳裏に浮かんだのは芹菜なのね
(この月を見上げる苦悩する横顔の美しいこと・・・あんな髪型でも^^;)
弱った時だけ、ずるい? そんなことないでしょ。追い詰められた時だからこそ、真っ先に浮かぶのが、大切な人なんだから。
 

どれだけお腹いっぱい食べた後でも、フミくんからのお誘いメールには、飛んでいく芹菜。
(もと子のツイッターは、今後の乗っ取り騒動に絡んでくる伏線よね)
フミくんは、芹菜が替え玉を頼めるようになっていたことに驚いているけど・・・
「今日は替え玉記念日だね」って、やっぱりこの2人は似たもの夫婦だわ(笑)
陣内や丈二さんといる芹菜は楽しそうだけど、フミくんと笑いあう芹菜は幸せそう。


そんな芹菜を見ながら、フミくん何かを決意したように、話しておきたいことがあると切り出して、芹菜もちゃんと聞くからと・・・そこに電話で邪魔が・・。
芹菜パパです(卓球シーンが、超速になってた。スゴ~イ!)

フミくんは、「これ以上はできません、全てを公にして僕は会社を辞めます」と宣言!
芹菜パパはそんなことは許さないと、2年前の出来事を持ち出し、お前は一生かかって芹菜と自分に尽くす義務があると。
それは、不幸な出来事。妊娠中だった芹菜がフミくんの留守中に流産してしまったこと。
接待中だったフミくんは携帯を切っていて、フミくんに頼りきりだった芹菜は、助けを求め、フミくんに電話をかけ続けた。
もちろん、フミくんのせいではない、芹菜パパが責めるのは筋違いだけれど・・。
そんなことはわかっていても、フミくん自身も、もしあの時・・と自分を責めてしまったのかもしれない。だからこそ、パパの言うことを聞いていたんでしょうし。
上司としても芹菜のお父さんとしても尊敬していた人は、今は復讐のことしか考えていない。
芹菜パパも常務に追い落とされたことで、壊れてしまったのかもしれない。

事実を知ってしまい、自分がフミくんを苦しめていたと自分を責める芹菜。
それは違うと思うんだけどね~。
何で、家を出て行っちゃったのかな~。今こそ、現実から逃げちゃダメなのに。
自分が憎くてたまらないという芹菜に、「お前を必要としている奴はいっぱいいる」
いいこと言うね~、陣内。
そう、陣内にも、芹菜は必要な人になっちゃってる(もちろんフミくんにも)。
で、思わずキスですか~。
陣内の気持ち的にはわかるけど、ホタルのセノのハグと同じくらい、イミがないキスかな~。
陣内の切なさをアップ&キュンとさせるための場面かな~朝ごはん買ってくるのもね(^^;)

いなくなった芹菜を探すフミくん。
カーテン選んでたお店に、ロマンス小説を買ってた本屋、そして、ラーメン屋にもと子さん。
ちゃんとわかってるんじゃない、フミくん。まあ、探偵のことは内緒だったからね。
福寿くんには、いろいろ話すのね(笑)
そして、陣内に妻を捜してほしいと頼むフミくん。
これ、人に頼むっていうこと自体、芹菜のことを本当に思っていないんじゃないかという感想見かけたけど
(ほんと、悪いと思って見ると、何でもかんでも悪く見えるのね~)。
探偵・陣内との関係でいったら(福寿くんの回)、陣内に頼むというのは、プライドも捨て、
なんとしても芹菜を見つけたい気持ちの表れだと思うけど・・。
陣内に、「出世のために結婚したんじゃないんですか?」と問われ、
「それは違います。彼女を愛していました。心から・・。自分自身よりも愛してました。
こんなにも1人の人間を大切に思ったことはありません」

この「愛していました」というのが過去形だから、今はちがうんじゃないのか・・という感想を結構見たけど~。
これって「奥さんのこと好きで結婚したんですか。出世のために結婚したんじゃないんですか」って、
「した・・」って聞かれてるから「していた・・」って答えてるだけじゃないの?
普通に聞けば、今も愛している。そう思ったから、陣内だって「だったら自分で捜せ」って言ったんじゃないのかな~(背中押すことになったよね)
陣内も初めて、今まで見えなかったフミくんを知ったのかも。それまでは、芹菜を泣かせてる相手としか見てなかっただろうし。

あらためて部屋の中を見直すと・・。そこここに、芹菜の愛があふれてる。
たぶん、それはフミくんが今まで見ないようにしていたもの
(思い浮かべてるから、全く見てなかったわけではないよね)。
「芹菜、君は24時間全部僕のために使ってくれてたんだね」と思わず涙するフミくん。
でも・・・それが重かったんじゃないの?とフミくんではなく、脚本家さんへツッコミを入れたくなる私。 ただ、「芹菜・・・」で涙くらいでいいのに・・。過多なのよね。
↑の陣内への言葉も、何故陣内にそれを言う・・・言う相手が違うでしょ。
今まで、フミくんの心情はほとんど吐露させなかったのに、
いきなり第三者には深い言葉を言うっていうのも、どうなんだろう・・。
フミくん悪いって印象持ってみると、何を今更・・に思えるのかな~。
とは言っても、私はグッときましたけどね~フミくんに感情移入してるから。

だって、フミくんの表情のひとつひとつ、いとおしそうに見つめる目、そっと触れる手、
全てに芹菜への思いが溢れてるから。それは今まで出せなかった思い。
 
逃げてたのよね、フミくん、芹菜から。

芹菜のこともシンパイだけど、常務の計画も着々と進み・・。
が、フミくんは反旗を翻し、部長に「退職願い」を渡し、
姿を消した(英語、前より上手くなったね・笑)、株主のリストを持って・・。
どんな手を使っても探し出せと梶木に命じる常務。新しい会社への契約金の書類を、
部長の目の前で金庫にしまう常務。これが、鍵になるんでしょうね~。

芹菜は、フミくんとの思い出のガソリンスタンドで働いていました。
ここで働けるだけで幸せって・・。
幸せだった想い出に繋がる場所。そこにいるっていうことは、やっぱり芹菜の心にはフミくんしかいないと思うんだけど・・
(フミくんに見つけてほしいからそこにいるというわけではないような・・)
でも、フミくんも芹菜の思い出ノート(これ、すごいよね^^; 深キョン@芹菜じゃければ、キツイわ)を見つけていました。
「ガス欠」 3回目のデートで、まさかのガス欠。ガソリンスタンドまで2人で車を押すことに・・。
カッコ悪いよね・・凹んでるフミくんに、「こんなに楽しいドライブ、生まれて初めてです」って笑顔の芹菜。
イイコだよね~、ほんと、天使だわ(とフミくんも思ったに違いない)


芹菜を捜す男2人。 陣内も切ないよね~。
フミくんは思い出ノートという手がかりがあるけど、陣内にはない。
でも本職だからね、人探し(笑) 笑うポイント入れながらの捜索です。
そして、芹菜を見つけたのは・・・。 ジーンズの後姿にしたのは、ミスリードさせるため?(笑)
手映った時点でわかったよね、フミくんって。それにダボっとめのジーンズでもスラっとした足はわかるもの(笑)
逆光の中現れたのは、フミくん。
「やっぱりここにいたのか・・死ぬほど心配したよ」目に光るものが・・・。
 
「ゴメンなさい」 涙ぐむ芹菜
「芹菜、そんな顔するなよ・・・。やっと見つけた」
「フミくん」 ボロボロ泣いている芹菜は愛おしい。
そして、フミくんの、すべてを包み込むような微笑み。これは直人ならではこそ。   
フミくんがやっと見つけたものは、2年間見失っていたものなのではないでしょうか。
この時の芹菜の表情って、私には嬉しい泣き笑い顔に見えたけれど・・。

撮影日記にも書いてるけど、
フミくんは芹菜を大切に思いすぎて、泰介さんにしたがっていたんですね・・・
何も知らない芹菜を見るたび、追い詰められていったフミくん

あの流産した日の、芹菜をいたわるフミくんの電話。優しいダンナさんよね。本当に幸せそうな2人。
 
それが、初回のような、愛情過多な妻と冷たい態度を取る夫になってしまったんだもの。
フミくんは芹菜をまっすぐに見ることから逃げてしまった。
芹菜もフミくんの影でいることに逃げていたのかも。
そんな2人がやっと向き合うことを始めた。
ここで抱き合わなかったのは・・・。
抱き合う前に、2人真正面からお互いを見る、見つめ合うことが大事だったんじゃないのかな~。

2人の間の問題はまだ何も解決してないんですよね。
フミくんも芹菜もお互いに話さなくてはいけないことがある。
(フミくんは芹菜が出て行った原因は、部長のことって思ってる?)
でも、向き合うことを始めたんだから・・・って思うのに、夫婦の間に出来てしまった深い溝を認めざるを得ない芹菜…って。
なんだかな~、何でそうなるの?(ってまだ予告だからわかんないけどね)

今回、フミくんが急にいい人になっちゃったというけれど・・・。
2年前の出来事は、最初から決まっていたことだろうし(番宣で匂わせてたしね)、
時々見せてた優しさや(芹菜に直接は見せてないけど)、今まであった回想は、
本来の姿だろうし・・・。
それが何故・・というのを、一気に出しちゃったから、いきなり感はあったと思う。
あえて見せてなかったよね。
またまた撮影日記から、抜きますが、
「この徐々に成長していき、気持ちが変わっていく感じが、本当に連ドラのいいところです!ドラマって本当にいいもんですね・・・」というのが、フミくんに関してはされていないから。
確かに連ドラってそういうものだと思う。その気持ちの変わっていく様が見えるから、
共感するし、それが連ドラのいいところでもある。
でも、このドラマでそれが丁寧に描かれているのは陣内で、
何だか途中から陣内の切ない恋物語になってきてしまったような感じがするのよね~。

三角関係(なのか?)と言いながら、フミくんの心情がほとんど描かれてこなかったのは
先がどうなるのか?引っ張るためでしょうね。
芹菜の気持ちも、今までずっと描かれてきたのに、
この回あたりから、ストレートには出てないですね。思わせぶりというか・・。
これも、フミくん? 陣内?って引っ張るためかな~。
今回も、忍び込んだ会社から逃げ出す時、わざと繋いだ手をアップにしたりとか。
なんか、そういう風にドラマを作る姿勢っていうか、あざとさが嫌!
そして醒めた目で見てしまう自分が悲しい(^^;)
途中の回から、何かバランスが悪いなあ~と思っていたけど、それは塩梅を間違えたとか、思いがけず・・・ではなく、わかってのことのような・・。
ほんと、最後はどうなってもいいんですけどね~。誰と誰がどうなろうと・・・。
いつの間にか、どっちとくっつく?っていう話になってるみたいだし・・。
丈二さんもいなかったから、コメディ部分はなりを潜め、切なさ全開できてるけど(フミくんも芹菜も陣内も)。フミくんと芹菜部分は、すっかり人間ドラマになってますね。
そして、陣内パートはロマンス小説。
あ~あ、もっと素直に見ればいいのにね。わかってはいるんですが・・(笑)

でも、キャストの皆さまの演技は十二分楽しませてもらいました。
直人はもちろん、深キョンの芹菜はとにかく可愛くて、まっすぐで・・・。
これは彼女以外じゃダメでしょうね。
フミくんと芹菜の夫婦も可愛いし、芹菜と陣内の絡みも可愛い。
そこに丈二さんが加わって、楽しい探偵事務所
(そうだ、今回は丈二さんがいなかったからね~。丈二さんが一番的確なアドバイスを芹菜にしてるしね)。
古田さん、最終回は出るのかな? また舞台だから・・パリ行っちゃった?(笑)
桐谷くんも石田さんも、エンケンさんもコヒさんも、福寿くんも、お掃除の先輩も・・・
役者はそろってましたよね~
何だか、最終回終わったような感想になってきちゃった(^^;)
今までの雑感書きかけてるんだけど、最終回前にアップできるかな?(被るとこ多いけど)

公式動画予告、ほんと、釣る気満々のものだけど、直人の声に癒されて・・・。
でも、昨日アップされてたから、深夜の網にかかるかと思っていたのに、かかったのは、前と同じ15秒。
今日も南極さんばかり見て、こっちはほとんど見ないような・・・。
30秒の方、流れないかな~。深夜には1分版流れるだろうけど・・。
南極って、来週最終回かと思ってたけど、今週なのね。
じゃあ、明日の生番宣は南極なのかもね(TBSのHPの番組表では、今週頭から、午後は3時間南極再放送となっていました)

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