月の照る夜に

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お仕事(1999① 鬼の棲家・前)

2010-03-19 00:07:27 | naoアーカイヴ(年代順)

<注:ストーリーなど、最後まで書いているものもありますので、ご了承ください。リンク・転載禁>

1999年 フジ「鬼の棲家~Don't be a cry baby~」(火曜20:00~)
1月12日~3月23日 全11回 平均視聴率11.1%  最高視聴率13.2% 

何不自由なく暮らしていた普通の16歳の少女が両親を亡くし、
親戚の旅館に引き取られ、厳しい現実、愛憎うずまくイジメの中どう成長していくのかを描く。
プロデューサーによると、
世界で最も恵まれていると言われる日本の女子高生を、最も過酷な生活環境におとしめることによって真に「強く生きる」とはどういうことかを考える作品だそうです。

 
鬼の棲家 第1巻 [VHS] 
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脚本:山崎淳也 藤本有紀 
P:小岩井宏悦 本間欧彦  演出:本間欧彦  木村達昭 高橋正秀
主題歌:SIAM SHADE「曇りのち晴れ」
番組サイト(こちら)

「神様、もう少しだけ」で人気が出た深キョンの初主演作。
8時台のドラマにしては、イジメのシーンや少しエロいシーンなどが結構強烈。
でも、ヒロインあゆみも何も言わずに健気に耐えるというタイプでもなく、深キョンも健康的なので、見ていてあまり可哀相とは思えず・・(^^;)
生瀬さんの非情さは怖かったけど・・。まあ、出ている人が、みんな変!
唯一まともなのが、直人演じる譲さん(笑) 
代議士の息子で秘書をしている東大出のエリート。ヒロインを影で支えるまさに王子的存在
その譲さんとの恋にも波乱があり、大映ドラマのようです。

直人は、金城さんが好きで「神様~」は毎回録ってみていて、深キョンにはひと目惚れ状態だったとか(笑) 
このドラマで初めて会った時は、「本物だ」と素人のノリで興奮したらしい。
にしきのさんが直人の父親というのも強烈ですが・・
(仲居頭の江波さんは、以前直人の母親役で共演しました。濃い・笑)
中村愛美ちゃんとはGTOで共演。
岡江さんには王子と呼ばれ、いいとものテレフォン初登場は、岡江さんからの紹介(1999/9/15)
星野真理ちゃんとは「プラトニックセックス」で再共演したけれど、「初めまして」と言われ、ちょっとショックだったとか・・・。真理ちゃんは、藤木さんが覚えているとは思わなかったのでそう言ったそうで、もちろん覚えていますと話していました(笑)
脚本の藤本さんとはその後ラブレボ、ギャルサーでお世話になり、
Pの小岩井さんは「g@me.」のP、本間さんはラブレボのP。

  制作会見

 第1話「お母さん私はもう泣かない!」
両親が交通事故で死に、16歳のあゆみ(深田恭子)と9歳の弟高志(三觜要介)は、別々の親戚に引き取られることになる。あゆみは旅館「贅水館」の女将をしている父の妹・尚子(岡江久美子)に、高志は青森へ。
尚子の夫・幸彦(生瀬勝久)はあゆみを高校へは行かせず、仲居の仕事をさせ、布団部屋に住まわせる。
従姉妹の百合子(中村愛美)は高飛車で、その兄で浪人生の和之(小橋賢児)はあゆみをイヤラシイ目で見る。
厳しい仲居頭・千寿子(江波杏子)、百合子の腰巾着の仲居・理恵子(星野真理)や仲居たち、板場の人間など、周りはみな、あゆみに冷たく当たる。中国人のリ-(ケリ-・チヤン)だけが手助けをしてくれた。
 地元代議士・佐々岡賢造(にしきのあきら)の宴会で、あゆみはイヤラシイ佐々岡に啖呵を切るが、尚子に平手打ちされる。
そんなあゆみに声をかけたのが、佐々岡の息子で秘書の譲(藤木直人)だった。
  佐々岡の行状を謝る譲。
そんな2人の姿を見た百合子は、あゆみに、譲に近づいたら許さないという。
周りの仕打ちに耐えかねて、出て行こうとするあゆみに、幸彦は、両親が残したローンなどの借金を肩代わりしたので、お前と高志はそのかただと告げる。
尚子も「どこへ逃げても、あなたが変らなければ世の中すべて鬼の棲家」と言い放つ。
「泣いてる場合じゃない。強くならなきゃいけない」とあゆみは決める。

第2話「脱ぎます!一番大切なものの為」
百合子や理恵子の嫌がらせは続き、和之には迫られ、食事も抜かれるあゆみ。
客の腕時計がなくなり、疑いをかけられたあゆみは着物を脱いで潔白を示すことに・・そこに譲が、客が忘れた時計を持って現れる。
 
ふとしたことで百合子に怪我をさせてしまったあゆみは、幸彦に殴られ、譲が止めに入る。あゆみを心配してきた譲。
  「今日は君の悲しそうな顔ばかり見てる。元気な顔を見ないまま帰れないよ」という譲に、お金のない自分たち兄弟の惨めさを吐露するあゆみ。
帳場からなくなった1万円を盗んだと疑われるあゆみ。
みんなの前で幸彦に責められたあゆみは、一度は取ろうとしたが、母の教えを思い出し、恥ずかしくなったと切々と語る。
  優しく見守る譲。

第3話「奪わないでたった一人の家族を」
高志が青森の叔母の家からいなくなった。探しに行くことも許されず、あゆみは心配で仕方がない。
幸彦は、ドタキャンした芸者の代わりをすれば、探しに行ってもいいという。
酒を強要する客からあゆみを助けてくれたのは、リーだった。
幸彦からは利用されただけで許されず、和之にはだまされ、落ち込むあゆみに、譲が警察へ問い合わせた結果を知らせてくれる。情報はなかったが、「君の弟だもの、大丈夫だよ」という言葉に力づけられる。
 
その様子を見ていた百合子。
高志からの電話を受けたあゆみ。思わず飛び出すが、百合子に見つかってしまう。
高志には自分しかいないと訴えるあゆみに、百合子も心を動かされたかに見えたが、幸彦に知らせてしまい、あゆみは閉じ込められる。
そっと鍵を開けてくれたのは尚子。探しに出たあゆみは高志を見つけ、部屋に隠す。

第4話「弟を助けて!この恋を引き換えに」
幸彦に高志が見つかりそうになるが、リーの機転で何とか救われる。
高志のことを聞き、良かったと安堵する譲る。だが、いつまでも隠しておけるものでないし、高志のためにも幸彦たちに相談したほうがいい言う譲に、あゆみは、何でも持っているあなたにはわからないと反発し、喧嘩別れしてしまう。
布団部屋に戻ると、高志がいない。露天風呂に1人で子供がいる、ということで、騒動になりかけた時に、「僕の甥です」と言って救ってくれたのは譲だった。
 
「僕は何でも持っていると君は言ったけどないものもある・・・。一度甥を持ってみたかったんだ(笑)」
 
親しげに話す2人の姿を、嫉妬の思いで見つめるのは、子供の頃から譲に憧れていた百合子。兄の和之は譲にコンプレックスを持っている。
 
和之は高志を見つけるが、幸彦には告げず、優しく接する。が、あゆみが大切にしていた譲のハンカチを見つけて、怒りから幸彦に話してしまう。幸彦は高志を裸で雪の中にほおり出す。許しを請うあゆみに、幸彦は今後譲に近づかないことを条件に中に入れることを許す。
翌朝、高志に自分の子供時代の帽子を持ってきた譲に、自分のコートをねだるあゆみ。16歳の女の子がこれだけお話に付き合ってあげているんだからと。
茫然とする譲に背を向けて歩くあゆみの顔は、泣いていた・・・。
  

第5話「二人の幸せのために必要な勇気」
 
高志は置いてもらえたが、仕事をさせられたうえ、食事は姉弟で1人分しかもらえない。そこへ、青森の親戚が高志の養子話を持ってきた。高志をこのまま置いてもらうために、あゆみは寝ないで働くことを約束。仲居の仕事に、寝たきりの大女将の世話など、必死に働くあゆみ。
 
高志に優しくしてくれる譲にも、幸彦との約束から冷たく接するあゆみだが、過労から倒れてしまう。そのあゆみを部屋まで運んでくれたのは譲。
仲居頭の千寿子は、あなたが倒れたら、誰が高志の面倒を見るのかと諭すが、あゆみは頑張るしかないと・・。旅館の仕事はキツイながらも、お客の笑顔と感謝の言葉に喜びも感じられるようになっていた。
高志の養子話を拒否するあゆみだったが、お腹を空かせた高志がはずみで怪我をしてしまい、女将尚子に、高志の将来のことを考えなさいといわれて、迷う。
譲は「正解なんてない、だから君は自分を信じればいい。誰よりも高志くんのことを考えている君が出した結論なら、間違っているはずはない」とアドバイス。
 
悩んだ末、あゆみはわざと高志に冷たくあたり、養子に行くように告げる。亡くなった子供が似ているということで、高志を大切にしたいという養子先の夫婦は、優しい理想的な夫婦に見えたが・・

第6話「運命の夜!心も体も私は捨てる」
高志のことが気になるあゆみは、養子先の沢嶋家に電話をするが、高志は啓太郎と呼ばれ、様子もおかしい。高志が亡くなった子の身代わりをさせられているらしいと知ったあゆみは、取り戻そうとするが、青森の親戚は沢嶋から300万の金を受け取っていた。
 
300万なければ高志を取り戻せないとそのことで頭がいっぱいで、あゆみはボヤを出してしまい、尚子に叱責される。あゆみはかつて尚子が旅館のために自分の体を犠牲にしたことを幸彦から聞かされる。千寿子はその時の尚子は「全体のために何を犠牲にするか、潔かった」とあゆみに語った。
そんなあゆみに、佐々岡が一晩相手をしたら300万貸してやると持ちかける。悩むあゆみの前にボヤのことを聞き、心配した譲が現われる。
あゆみの態度が、幸彦との約束のためだったと知り、気にかけていたのだ。
 
そこへ現われた和之は「金を稼ぐならソープに行けばいい」と言い、怒った譲は「彼女を侮辱するんじゃねえ、この大馬鹿野郎!」と声を荒げる。
高志を守るために・・・佐々岡の部屋へ向かうあゆみ。必死に耐えるが思わず泣いてしまったあゆみに興をそがれた佐々岡に部屋を追い出される。
あゆみの様子を心配する譲に「お金のために体を売ろうとした」と話すが、        
 譲は「君にはそんなことはできない。君のその真っ直ぐな目で見られたら、そんなことができる男はいない。守ってあげたいと思ってしまう」と優しく見つめる。 
そこへ、猟銃を手にした和之が現われる。取り上げようともみ合ううちに猟銃が暴発し、居合わせた百合子が倒れる。
  

 (7話~ 1999①後(こちら)へ続く)

スーツ姿が素敵です
あゆみが悩んだり困っている時に現われ、励ましてくれる、そう、紫の薔薇の人のような存在。
旅館に住んでる?というくらいのナイスタイミングで現われます(笑)。裏庭が2人の語らいの場。
4話の濡れ髪姿に萌え~のファンは多い(笑)
6話では、珍しく声を荒げるシーンがあります。タートル姿が、また似合う
↑のストーリーは、主筋と直人スポットで書いてありますので、その辺はご了承を~
(実際の出演時間より多めに感じるかも・笑)


番宣~年末年始の生番組(ワールドカウントダウン)の1コーナー。
うっちゃんなんちゃん司会の番組に、深きょん、生瀬さん、にしきのさん、小橋くんと共に出演。他芸人さん多数。
 ウドちゃん、被りすぎ~
最初の紹介から最後まで、なおとくんと呼ばれ・・・(訂正せず・・)
山手線ゲームをやるけれど、直人の前で終わって・・・声はほとんど聞けず。
(このゲームは飲み会でやったことがあるそうですが)
席は後ろの端。あまり映らず・・。この頃の立ち位置はこんなものですよね。
 

この頃のインタビュー(紙モノ)
  インタビュー(こちら)

跳ね返すパワーは身についたのかな。一歩ずつ、一歩ずつ、進んできたんだものね。


  

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4 コメント

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わぁ~ (en♪)
2010-03-19 17:30:48
shinさん、ありがとうございます!!!
1999年1月…私は何してた時だろう。。。(笑)
顔を見るなり「あ~ハカセだ~」と思いました。直くんと同じく「神様…」の深キョンが可愛かったので、何回かこのドラマを見た記憶があります。生瀬さんも岡江さんも見覚えあるし。けど、紫の薔薇の人(注!違います)をたどって録画した記憶は、残念ながらないんですよね(涙)・・・火曜の男のルーツでしょうか?今回は裏庭が屋上に変わり、濡れ髪は濡らしすぎちゃった?あ、病院のシーンでは(無駄に)色っぽかったです。もちろん当時の紙ものや、インタビュー記事なんて、超お宝です!昔から赤フード好きだったんですね(スタイリストさんが?)ご披露ありがとうございました。当時も今もカッコカワイイ(?)ことに変わりはないけど、今の直くんの方がいいな~☆そう思えるのは、一歩一歩努力を積み重ねて、跳ね返すパワーが身についてるってことではないでしょうか?そして、それは長年支えてくださってる周り(スタッフさん)はもちろんだけど、長年エールを送り続けて下さってる直FANあってのことなんだな~~と、しみじみ思う今日この頃です。需要がなければご披露の場所がない・・・。いつだったかの坂さんのブログ(?)の言葉を思い出したりなんかもして。。。連ドラ終わったからか?春だからか?ちょっとセンチな気分です。
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Unknown (shin)
2010-03-20 11:47:22
en♪さん>私も見ていなかったドラマです。これをやってたことは知ってたけど、見たいとは思わなかったし~。
見ていたら、直人にもう少し早く出会えたかな?(どうだろう??笑)
そう火曜の男のルーツですね。
この頃はこの頃の良さがあり、
今は今の良さがある。素敵に経験を重ねてきたと思いますよね。
この赤いダッフルは、私物ですよね。お気に入りだったみたいで、何回かインタビュー記事で着ています。その後、チャリティーオークションに出されて、今も落札者の方が大事に保管しているそうです。私も大好きなコートだったので、それを聞いてすごく嬉しかったです。
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ありがとうございます (やっち)
2010-03-26 06:16:21
こんにちは。
コメントするのは久しぶりですが、
いつも拝見しています。
「鬼の棲家」…忘れていました(^^;
レンタルして見たのですが、あんまりな展開だったので、4話以降はそのうち…と思って。
ビデオデッキは廃棄してしまい、
今さら見られないので、ダイジェストでも(むしろ、その方が?)
とても嬉しいです!
おまけに番宣や雑誌まで。
頑張ってきたんだね、と、
偉そうにも思っちゃいました。


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Unknown (shin)
2010-03-27 15:35:26
やっちさん>こんにちは、コメントありがとうございます!
私もはじめて観た時は、早送りしたような・・(^^;)
4話以降の方が、譲さん出てきたと思いますよ(笑) ダイジェストでいいかもしれませんが、見直してみたら、案外楽しめました(笑)
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