月の照る夜に

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徳川慶喜 第7回

2010-12-03 00:04:55 | nao過去ドラマ・映画

慶喜放送は、年内29日まで。新年は1月4日からの放送です。

「公家の花嫁」

突然襲った激震!
慶喜は飛んできた左衛門と新三郎に、水戸藩邸の様子を見てくることを命じ、
義母・直子の様子を見にいく。
  まさに跳んできた2人。
一夜明けて・・・
死者7000人以上。安政の大地震は江戸の町に大きな被害をもたらした。
左衛門が戻り、父母の無事と、水戸藩邸では多くの人間が亡くなったと報告。
が、一足先に戻ったはずの新三郎がまだ戻っていない。

新三郎は、みよの身を案じ、材木町にいた。
 川を挟み、みよの姿を見つける新三郎。

着物のまま川に飛び込み、みよのもとへと進んでいく。まっすぐみよのもとへ。


もう、あなたしか見えない・・・新三郎の目にはみよしか見えていないのよね~。
思わずみよの手を握り締める。

そんな2人の姿を、を組のガンツム(山下真司)が見ていた。

みよの手を引き、半壊した家に入る新三郎。
   激しい熱情!

言葉もなく激しい息遣いだけが聞える。見つめ合い、抱き合う2人。余震で揺れる家の中、ただ2人、強く強く・・。
 
壊れるほど抱きしめたら、離さないよこの想い・・・ってね。

江戸城では、大地震後の物価の高騰や、和親条約への批判などから、
人臣を一新することとし、主席老中が阿部から堀田に変わる。
堀田は斉昭に言わせると、オランダかぶれ。地震で片腕ともいえる家臣2人を失い、
また自分寄りだった阿部の退任は、斉昭にはショックなできごと。

延期されていた慶喜の婚礼が行われた。
支度を手伝う左衛門に、新三郎は?と聞くと、その辺にいるでしょうとの答え。
婚礼衣装を身に着けた姿は光源氏のようと言われてたけど、確かにもっくんカッコイイ(笑)
花嫁の様子を松島に聞く慶喜。「美女か?」の問いに「人の好みは様々ですから」と思わせぶりな松島。
婚礼の儀が終わり、着替えを手伝う新三郎だが、心ここにあらず・・・。
「近頃様子がおかしいぞ、何かあるのか」と慶喜に尋ねられるが、何もございませんと・・。
 
慶喜は、時々姿を消す新三郎のことを気にしていた。左衛門は、よく申し聞かせますと応えていたけれど(何か気づいてるのかもね)

第一夜、花嫁・美賀のもとへ行くのに気乗りしない慶喜。
松島が花嫁には悪霊がついてるなんていうから。本来、花嫁に決まっていた千代が疱瘡になり、代わりに来たのが美賀。怨念を抱いた千代の悪霊を背負ってるって。
「花嫁が怖くて一夜が迎えられなかったなど、男の恥」と、寝所へ向かう。
初めて顔を見る・・・思いがけず、綺麗で驚いてる?(笑)
美賀ははにかんで、なかなか視線を合わせようとしない。触れようとすると、また恥ずかしがる・・・。その夜は2人、歌を詠んで時を過ごしていく。
一方、激しく抱き合う2人。
 新三郎とおみよだ。
「何もかも捨てる、脱藩して2人で逃げよう!」 

「そうしたい、でも病気のお父っさんを残していくのは・・・」
2人はただ抱き合うしかなかった。
      (続く)

何が新三郎をそこまでかきたてたのか。ひと言言葉を交わしただけの女、
どんな人間かもわからないのに・・・。好きに理由はいらないか(笑)
真面目ゆえ、思い込んだら一直線? でもその先に待っているものは?
いつからか、屈託のない笑顔が消えちゃった新三郎。
ただみよだけを見ている、その表情は苦しげで・・・。
慶喜と美賀の穏やかな雰囲気とは対照的かな。
まさに、押さえきれない炎が今も僕を狂わせる~ですよね。

次回、急展開です。

そうそう、ストーリー本が出ているんですが、その描写、新三郎とみよのところが、なかなか情緒的。
前回第6回「安政の大地震」の橋の上で会うシーンは、
・・・新三郎が見ているうち、胸の高鳴りが耳に届いたかのように、みよがスッと振り返った。2人の目から発した炎(ほむら)がするすると伸び、互いの中央で強く絡み合った。その力に引かれるように、新三郎がみよに近づく・・・こんな感じ。

 
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