チョコ・ピコ・リノ

我が家のシベリアンハスキーの紹介

百体観音堂(さざえ堂)

2019-07-06 23:00:00 | 
先週の土曜日、あじさいの小路を散策した後に
日本三大さざえ堂のひとつ「成身院 百体観音堂」へ寄りました~☆

観光農業センターの駐車場に車を停めてパパとピコリノでお参り
チョコと私は車で待機

ここからはパパに聞いた話です

階段を上がると「百体観音堂(さざえ堂)」があります



天明3年(1783年)に浅間山の大噴火による火砕流やなだれ、大洪水で1500名以上の人が亡くなりました
その冥福を祈るため、百体観音堂が建立されたのだそうです



百体観音が完成したのは寛政4年(1792年)
観音堂及び周辺が整備されたのは同7年と思われ
各地にある浅間山噴火犠牲者供養の建造物の中で
最も大きく最も荘厳なものだったそうです



上人様の像



リノはいい子にしていられたかな?



唐銅造大日如来像坐像(市指定有形文化財)


成身院は火災で本堂を失い、現在の本堂は庫裡を改修して建てられたそうです
無住寺で観光農業センターの方が管理されています

ピコリノを連れて戻ってきたパパは
観光農業センターで拝観料(¥300円)を納め
再び一人で観音堂へ行きました


なぜ「さざえ堂」といわれるかというと・・・
巻き貝のさざえのような螺旋状の構造を持つお堂だからです
観音堂の外見は二階建てですが、内部は3層になっています

お堂の中へ入ります

一層は中央に聖観音を本尊に祀る護摩堂があり
その周りに秩父三十四観音札所の本尊がならんでいます





二層には、坂東三十三観音






三層には、西国三十三観音が安置されています

一層から二層、三層へと急な階段を登ると、回廊がぐるりと建物の中をまわっているそうです
そこを「右繞三匝(うにょうさんぞう)」(時計回りに三巡りする仏教の礼法)して
百体の観音様にお参りして、別の通路を降りて(一方通行)外へ出ます
仏教において時計回りに三巡りするのは、死者に対する鎮魂の意味があるのだそうです


市指定の有形文化財の三仏

薬師如来像(寛正7年(1466))、阿弥陀如来像(応永12年(1405))、 釈迦如来像(応永12年(1405))



御朱印は観光農業センターでいただけます


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