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小鳥の愛情はなかなか深い(朝日新聞『天声人語』より)

2011年01月17日 | 新聞より,鳥考
2011.01.17 小鳥の愛情はなかなか深い(朝日新聞『天声人語』より)
写真をクリックすると大きくなると思います



例えばシジュウカラは、雛を天敵から守る為、
鳴き声を使い分けているらしい。
立教大院生の*鈴木俊貴さん(27)が、21組の親子の実験でつきとめた。

はく製のカラスを巣箱に近づける。
親は外から「チカチカ」と鳴いて知らせ、
雛はカラスのクチバシが届かない底に身を潜めた。
次は透明な箱に入れたヘビ。
親の声は「ジャジャ」と濁り、
雛たちはまとめて丸のみされぬよう巣を飛び出したという。

まさか「地下地下(チカチカ)」「蛇蛇(ジャジャ)」ではなかろうが、
弱者なりの知恵に驚く。
どの子も救おうと声をからす親と、けなげに聞き分ける子。

金子みすゞの「雀のかあさん」がチクリとくる。
<子供が子雀つかまへた。 その子のかあさん笑ってた。
雀のかあさんそれ見てた。 お屋根で鳴かずにそれ見てた。>


そのスズメに一人っ子が増えているという。
こちらは**岩手医科大等の研究だ。
去年の繁殖期、全国の愛好家に雛の数を調べてもらうと、
商業地で平均1.4羽、住宅地が 1.8羽、農村部でも2羽だった。
4~5羽も珍しくない鳥だから少子化である。

都会ほど瓦ぶきの屋根が減り、広い巣を作れる場所が減ったせいらしい。
全国のスズメは20年で半減したとも言われる。
この鳥の親も懸命に鳴き分けて、1羽、2羽を守っているに違いない。

以下略・・・・・
2011.01.16 朝日新聞天声人語より
(全文はこちら)

追記
【スズメプロジェクト】のメンバーです
*鈴木俊貴さん(27)
**岩手医科大(三上修氏)


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