怒れる拳笑顔に当たらず
いかれるこぶし、えがおにあたらず
怒って強い態度で向かってきた者に
対しても、優しい態度で
接するほうが効果的である
ということ。
怒って振り上げた拳も、
相手の笑顔に気勢をそがれて
打ち下ろせないという意から。
類語 尾を振る犬は叩かれず
怒れる拳笑顔に当たらず
いかれるこぶし、えがおにあたらず
怒って強い態度で向かってきた者に
対しても、優しい態度で
接するほうが効果的である
ということ。
怒って振り上げた拳も、
相手の笑顔に気勢をそがれて
打ち下ろせないという意から。
類語 尾を振る犬は叩かれず
迷う者は道を問わず、溺るる者は遂(あさせ)を問わず
まようものはみちをとわず、おぼるるものはあさせをとわず
道に迷うような者は人に
道をたずねないし、
川を渡っておぼれるような者は、
どこが渡るのに安全かをたずねない。
わからないことは、
それを知っている人から
教わるという習慣をつけることが、
しなくてもいい失敗を
しなくなる方法なのだ。
中国の思想家荀況(?~前235年ごろ)の言葉。
繁盛の地に草生えず
はんじょうのちにくさはえず
繁盛しているところは、
人通りがはげしいから
草の生えるときがない。
いつも働いている者が
ボケないことや、
いつも使っている道具が
さびつかないことのたとえ。
ボケないためには常に頭を
使うことが大切。
何でも来いに名人なし
さあ何でも来い、どんなことでもやってやる、
と言う人に名人はいない。
器用な人は、
一応何でもかなりな程度に
やってのけるものであるが、
そのどれをとっても、
一芸に秀でた名人といえる
腕前にはなっていないものである。
騒ぐ烏も団子1つ騒がぬ烏も団子1つ
さわぐからすもだんごひとつさわがぬからすもだんごひとつ
騒いでも騒がなくても、
結果は同じ事であると言う事。
どうもがいてみても一生は一生だと言う例え。
じっくりと落着いて、
己の本分を完うする一生を心掛ける事が肝心。