昔千里も今一里
むかしせんりもいまいちり
すぐれた人物でも、年を取ると
人並み以下に劣ってしまう。
昔は千里いくことができた駿馬でも、今では一里しか行くことができないことから。
類語
・麒麟も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)
昔千里も今一里
むかしせんりもいまいちり
すぐれた人物でも、年を取ると
人並み以下に劣ってしまう。
昔は千里いくことができた駿馬でも、今では一里しか行くことができないことから。
類語
・麒麟も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)
変化してやまないのが、
この世の現実というもので、
世の中の物も心も無常であり、
はかないものであるというたとえ。
類語
万物流転 諸行無常
太平記(たいへいき)より
水清ければ魚棲まず
みずきよければうおすまず
意味
水が清らかすぎるとかえって魚は棲まない。
自らの身を正しくして清廉潔白なのは、
よいことには違いないが、
あまり度がすぎると、
他人のあらを見つけてはとがめだてする
ようになり、しまいには友人を失い、
孤立してしまうようになる恐れがあります。
出典
『孔子家語』
知恵出でて大偽あり
ちえいでて たいぎあり
人間が素朴であった昔は、
自然のままの生活で平和で
あったが、時代が下って、
人間の知恵が発達すると、
人為的な掟が盛んに作られる
ようになる。
老子18章から
人間も生半可な知恵を得ると人を騙したり偽りを言ったりするようになると言うこと。