あんキモ!

あんなキモチ こんなキモチ

忘れていないよ。

2011-04-03 10:32:55 | あんなキモチ
今朝の「ボクらの時代」は
サンドウィッチマンと 狩野英孝さんの対談でした。

大地震発生時 気仙沼にいたと言うサンドウィッチマンのお二人。
地震から2週間経って 再び気仙沼を訪れたと言います。
現地は テレビで見るより もっともっと酷い状況で、
復興が進んでいるような報道をされているけれど
実際は 地震発生時と変わらないくらい
大変な状態が続いているそうです。
「『被災地の方に 笑いで元気を届けてください』と言う
意見があったので 可能であれば
漫才でも 出来ればいいなぁ~と思って行ったけど
まだまだ そんな事が出来る状況ではない。
自分たちが行ったところで まだ何も出来ない」
と おっしゃっていました。
「自分たちは そんなつもりじゃないけれど
偽善だと言われてもしょうがないと感じた」と。

地震発生後 10時間かけて東京へ帰って来た時に
「カラオケ いかがですか?」と声をかけられて
「被災地との温度差を感じた」と言う
サンドウィッチマンのお二人。
狩野さんもまた 地震の2日後のお笑いライブが
「きっと中止になると思っていたのに
中止どころか超満員だった」と。
「テレビは震災の事しかやってないから
面白くないと言って 来場した人が多かった」
それが複雑だったと言います。
その温度差は 仕方ないと言えば 仕方ないのだと思います。
「自粛してる人は エライ」と言う雰囲気には疑問を感じます。
カラオケの勧誘をした店員さんも
お笑いライブに集まったお客さんも
それを 不謹慎だとは思わないし
「不謹慎」と言う言葉が蔓延している世の中は
おかしいなとも感じます。


何をしていても
大事なのは忘れない事です。
四六時中 考えている必要は ないけれど
ずっと 忘れない事です。