車や人通りの激しい道路脇で
うずくまった鳩を発見。
ときたま餌をあげている
金物屋の店主に聞くと
1週間前からこの状態で、
他の鳩がいじめるので
店の中で餌をやって
食べ終わったら外に出していると。
一度は通り過ぎたのですが、
地べたに這いつくばった
哀れな姿が頭から離れず
引き返しました。
暴れるだろうな。
ダメ元で触ると簡単に
掴まったじゃないですか。
そのまま金物屋に走り込んで
「おじさん、掴まえられたから
病院に連れて行きます。
小さな段ボール箱、ないですか」
よく掴まえられたね、奥さん!
驚くオジサンを尻目に
この箱に入れて病院へ。
午前の診療が終わったばかりで
4時間近くもこの箱に入れたまま
近くの図書館で時間つぶし。
レントゲンを撮ったら
片脚が折れてました。
2週間効果のある抗生剤を注射して
脚に添え木して。
この固定の塩梅が難しいそうで。
ゆる過ぎると簡単に外れてしまうし、
きつすぎると血行が悪くなって
壊死してしまう。
羽が折れてなかったのが
不幸中の幸いでした。
今 家で様子を見てます。
1週間後に再診して
そのときの症状次第では手術に。
術後も経過観察の時間とか
感染のリスクとか
いろいろ問題があるようです。
見て見ぬ振り出来なかったのも何かの縁・・・。
せっかく掴まえられたんだから
元の場所に放してあげたいです。
初日の診察代は5940円。
野鳥なので1割引の料金です。
おまけは
桃太郎&晩酌タイムと
ニャンコ。
おばあちゃんが来なくなってから
あの子、昼間もよく顔を見せるね。
あの子とは
黒猫のマルちゃん。
タオルを敷いてもらったのね、Qちゃん。
けど、脚が折れてるのも、辛いなぁー (T_T)
親切な金物屋の人や、情があるあんずさんに助けられて、運のいい鳩さんですね♪
手術無しで治ればいいなぁ~
祈ってます!
おばあちゃんがいなくなって、寂しいねー
でも、顔見せ出来る場所があって、マルちゃん、よかったね♪
自然淘汰で劣勢のものが
自然に滅びていくことは
自然の節理かも知れませんが、
虐待された動物を見ると
心が痛みます。
この鳩の住む近辺では
脚を切られたケースも
あったそうです。
人に馴れた鳩は虐待される確率が
高くなるでしょうね。
何とも複雑な気持ちです。
保護した鳩ちゃんは
固定した脚が気になるようで
ペットシーツに座り込んだままです。
外は雨。
保護してよかったと思っています。