ETSU の 宝箱

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人生勉強

2009年11月13日 23時57分11秒 | Weblog
やはり一人は不安で、進と遥についてきてもらった。
病院に入るとまず、再診手続きして、採血を二本とり、そのあと胸のレントゲンをとる。血液検査には30分~1時間かかる為結果が出てから診察になる。
その待ち時間を使って、いつも行っている遥のアトピーの皮膚科に進も連れて行った。一石二鳥だ~

11時すぎに病院にもどり、するとすぐに診察だった。
先生が私の顔を見るなり「元気そうやん?」って声をかけてきた。
「肺の写真も大丈夫!血液検査も健康やわ!」
「インフルエンザにおびえながら生活してる?」って聞かれてうなずいた。
先生が、今は結果はいいけど3月のCTは正直心配していた。先生に「やっぱり再発するとしたら1年後ぐらい?」って聞いたら、先生は「そんなん、いつも心配してるよ・・だから、検診して見張ってる。僕が心配しとくから、普通に暮らしといて・・」って言われた。
次は1月・・それまでは、とりあえず普通に暮らせる。

採血のとき、私の前の人が帽子を深くかぶり検査待ちをしていた。診察券を覗くと
45年・・・とあり、私と同じ年だった。声をかけようか迷ったけど、言葉がでなかった。
診察の後、のぶちゃんが、私に会うためにわざわざ刈谷から来てくれていて、病院で話をした。
のぶちゃんは、肺がんで、手術が出来ないと先生に言われて抗がん剤を飲み続けている54歳の女の人です。いつも、私の事を心配してくれて、私より症状が重くて、先生にも、辛い現実の話をたくさんされて、つらいはずなのに、いつも私を励ましてくれる。「えっちゃんは大丈夫だから、楽しいことを考えていつも笑っているんだよ。症状の重い私が大丈夫なんだから、えっちゃんは絶対大丈夫だからね!」
私は、のぶちゃんのように、自分が辛いときに、人を思いやることができるだろうか・・   
病院には、いろんな人がいる。でも必ず私が目に行くのは私と同じか、若い人・・
言葉を交わさなくても、お互いの心が伝わる気がする。
「お互い辛いよね。だけど何かを見つけて生きようね」

病院は人生勉強だ。 

そして、私は、心も身体も前向きに・・

明日は、百の試合! 気合入れて応援するぞ