みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 年齢制限

2016-09-03 14:49:48 | 日記
何をしてもから回る。スポーツ用品店に勤めてから幻処か後悔ばかり立ち上る。ゆきぃーと幻聴すら聞こえる。今日居酒屋のバイト面接に行った。うちは高校生バイトがほとんどなんですよー。とあたしより若いであろう店長が苦笑した。そうか、やり直しなんていつでも、と思ってみたが現実は甘くはない。否応なしに年齢を感じさせられる。何をがんばればいいのだろう。心配されるのが、励ましの声があたしの頭上をすり抜けて虚しさしか残らない。あたしは今まで何をして、何を得て生きてきたのだろう?上手く行っている人、笑っている人、勿論その人達にも苦労があって無理して頑張っているのがほとんどだろうけど、頑張っている人が羨ましくて卑屈になる。あたしから優しさが消えていく。人生80年というのなら老いてからのほうが長いのにあたしは生きる基盤を作れずにいる。南の島に行きたい。花を愛で、空を仰いで、海に登る月の道を辿りたい。今日も暑い。夏バテしているあたし、南の島はもっと暑いだろう。おとぎ話だ。天国など。だけど寄りかかりたい。なんで結婚しなかったんだろう?と飽きるほどされた質問を自分にぶつける。しなかったんじゃない。出来なかったんだ、汚い自己中心な傷口がまた老いたあたしを責める。ここから連れ出してくれるなら、貰えるならあたしは誰にでも泣きながら膝まついてしまいそうだ。そんなあたしをまた哀れ、ともう一人のあたしが呟く。でも、ここでだけ呟かせて、頑張るから。誰にも迷惑かけないようにするから、だから・・。お願い、助けて・・。儚い願いが暑さに溶ける。


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