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勝川春章画と銘ある浮世絵美人図 

2016年02月15日 | 古い書物/印刷物
勝川春章画と銘ある浮世絵美人図 

朱色で書かれた花押のようなものは、勝川春章の有名なそれとは異なる。


紙本で時代あるが・・・


勝川春章なら・・・


(重)勝川春章
Shunsho Katsukawa

日本画, 浮世絵師

1726 ( 享保11 )~ 1793 ( 寛政4 )

通称:要助

【出身地・師系】
出身地不明 師、宮川春水

【略歴・作風など】
江戸中~後期にかけての浮世絵師。
出身地や出自は不明であるが、当時肉筆浮世絵師のなかでも屈指の存在であった宮川春水に弟子入りして画を学び、はじめ画姓を宮川、または勝宮川などと称した後に勝川と改称している。
他の浮世絵師と同様に役者絵などを多く残しているが、当時の主流のひとつであった鳥居派とは一線を画して写実的でリアルさを追求した新たな画風を展開、その結果多くの大衆の支持を受け、一筆斎文調との合作「絵本舞台扇(明和7年)」でその人気を確実なものとし、以降、多くの門下を育て上げて勝川派を形成、役者絵の勝川派として隆盛を極めた。
晩年は役者絵制作を門弟に任せて、自身は肉筆画に専念して緻密な美人画を多く残している。
また、葛飾北斎の師であるということでも知られている。
代表作に肉筆美人画三幅対「雪月花図」(重要文化財指定・MOA美術館蔵)など

〔印 名〕
「縦意」 「造化画中」 など

〔市場評価〕★★★★



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