まめカメラ3

息子2人と旦那様との日々の記録日記。

建つまでの長い道のり その11~玄関の扉は引き戸か開き戸か

2010年02月06日 07時30分31秒 | 家造り==準備編
新居を建てる際。

家の顔とも言える玄関は結構重要なアイテムと言えるのではないでしょうか。




と言っても私自身それ程こだわりもなく結構あっさりとしたタイプなので、引き戸でも開き戸でもどっちでもいいんです!


って。
それでは話が広がらないので(笑)玄関扉をどうやって決めたかを書きたいと思います。







まず、
いまどきの家は特に指定しなければ開き戸になる事がほとんどではないでしょうか?

ちなみに我が家は最初から引き戸以外の選択はありませんでした。

なぜって。

旦那様の実家もその近所も親せきもみ~んな引き戸だから。



逆に開き戸にする理由と必要がないのす。

もちろん私は開き戸でも引き戸でもどちらでもよく、むしろ生活スタイルを考えたら引き戸の方があっているだろうし、夏場は開けっぱなしで風通しもよくなるし「いいんじゃなーい」と考えてました。







実はずっと前に契約していた建築メーカーがありました。

残念ながら昨年末に解約したのですがその建築メーカー(仮名:L建設)は超和風の家造りが得意な会社でした。


なので普通に「引き戸」が選べ、最初の図面から玄関は引き戸でした。







今は引き戸と言っても色々なタイプがあります。



ザ・和風!

という感じでもなくて色々選べ、家の外観も引き戸だからと言って純和風になるとは限らないのです。






とか



とか。







ただ2枚の引き戸って結局1枚分しか開けられないので入り口が広くなるか?というとそんな事はないんですよね。

要するに開き戸と同じ。






そこで義母は「4枚引き戸がいいのでは」と言ってくれました。

確かに。

4枚ならば中央の2枚を両端に開けば2枚分開けて出入りが広々!




そこで当時契約していたL建設に言ったところ、あっさり却下。

理由は玄関を広げると廊下が広くなりすぎたり、玄関隣りを予定していた和室が狭くなったり、そもそも間取以前に通し柱だったかの構造に関わる柱があるので動かせないと言われたのです。



今思うと、
ならば間取りを大幅に変更してくれても?という気もするのだけど・・・。

その時は「そっかー」と思ったものでした。



確かに4枚引き戸の玄関を採用すると居住空間を狭くし玄関を広くするという結果になり、更にそれに伴って必然と予算が上がると言うのも簡単に予想できます。










そして今お願いしているSホーム(まだ仮名です)。

やはり4枚引き戸を最初お願いしたら一生懸命間取りや商品を探してくれました。




ただ問題が2つ。








1つ目は、



デザインがこれしかない。



え~!!



非常に高気密・高断熱を重視している会社なので玄関扉が引き戸というのはほとんどないんだそう。

北欧スタイル的な家造りなので当然開き戸。

しかも重くガッチリした素敵な開き戸を採用している。



引き戸を選んでもいいけど、玄関から隙間風が入ってこないように断熱効果がほどこされている引き戸となるとこんな和風な引き戸しかなかったそうだ。






どう考えても外観にあわなそう。








そして2つ目は値段。

カタログに載っている値段ってあくまでも定価なので、実際の金額はわからないし取り付け費やら運搬費など総合計金額だなんていうのはカタログからは全くわからない。


でも玄関扉って高いって聞くし定価で60~80万円位で実際はその4割ぐらいが値段かなと推測していた。






Sホームが断熱扉として採用している玄関扉は北欧タイプで同じみのメーカー製品で、Sホームにお願いする人はほぼそこのを付けるので仕入れ値が猛烈に安く入手出来るとのこと。

だから同じ定価で60~80万円だったとしても仕入れ値が安ければ、お客も安く買えるという訳。





そうなると「引き戸でも開き戸でもどっちでもいいわー」という楽観的な意見ではいられない。

4枚引き戸が当たり前~だった義母には申し訳ないが、説明し最終的には開き戸で了承してもらったのです。









3枚引き戸という商品もあったけど、



結局は1枚の扉の幅が狭くなるだけで、開いた間口は2枚引き戸や1枚開き戸と同じだったのでこれもダメでした。














玄関1つで紆余曲折(ってほどでもないけど)。

まだまだ楽しい難関は始まったばかり。