そう、前回は鶏白湯ラーメンの人気店「ぶらり」へ行ったのですが、「鶏そば」や「鶏白湯つけ麺」も非常に気になりました。
しかしそれ以上に気になっていたのが、同じ山手通り沿いにある「かづ屋」。
いわゆる昔懐かしい中華そばの老舗で、「支那そば」「ワンタンメン」「餃子」などの中華料理派生の定番メニューが人気のお店です。
そういうお店に行くとやはり定番中の定番を頂くべき。
「支那そば」をオーダーしました。

お、おぉ・・・。
素晴らしい。
何が素晴らしいかって、この麺の盛り付けですよ。

青空に流れる雲のようであり、夜空に輝く星雲のようであり、盛りつけにこだわった店主の細かな仕事ぶりがうかがえます。
そして、その麺の盛り付けを際立たせるのが、絶妙な透明度を出しているこのスープ。

鶏ガラに魚介をふんだんに使ったと思しき節系の香りのするスープは2㎝位の適度な透け具合。
この透け具合が麺の盛り付けをうまく引きたてているんですよねえ。
その麺はこれまた昔懐かしいやや細の縮れ麺。

あっさり魚介系の醤油スープに良く合う麺が用いられています。
具も、あっさり味のチャーシューに、メンマ、ねぎ、海苔と本当にシンプル。
こってり系や濃厚系も好きな反面、自分がまた食べたいと思うのは実はこういうあっさり系なのかなあと思っています。
こういうラーメンが近所にあると締めの一杯をやってしまいそうで怖いですが、幸いにもないので理性を保ててるのかなあと思ったりもしています。
10月は2食目で、2013年通算85食(62すすり・21つけ・2まぜ)になりました。