何年ぶりでしょうね・・・。
カードは1stステージ覇者をホームで迎え撃つ、2ndステージ6位につける柏レイソル。
柏は6位といっても、首位とは勝ち点3差、いわゆる野球でいうと1節で首位に届く可能性がある「1ゲーム差」、ここは負けられない1戦です。
なぜかというと、年間勝ち点では上位3チームが抜けていて、年間でも6位につける柏はちょっと苦しく、このステージ制覇がJリーグチャンピオンシップの出場権につながりますので。
メンバーはリオ五輪に出たGK中村他、若手中心の生え抜きで玄人好みの選手が多い印象。
11年の優勝を経験した選手も意外に少なく、MF大谷やFW大津もベンチスタート、リオ五輪代表候補だった伊藤純也もベンチスタートです。
一方の鹿島は、1stステージ制覇後2ndステージは調子が上がらず、チャンピオンシップに向けて立て直しを図りたいところ。
メンバーはFW金崎、MF柴崎、DF昌子、GK曽ヶ端と要所に日本代表歴のある選手がおり、さすがの豪華メンバーです。
両者の思惑が絡む大事な一戦がキックオフ!
以前はアウェーも赤く染めた鹿島ですが、この5年でタイトルを3つ取っている柏の人気も高いようで、スタジアムは7割がた黄色く染まっています。
試合は年間勝ち点で上位につけるチーム同士らしく、簡単に突破を許さずなかなかシュートまで持ち込めない、引き締まった内容で一進一退の好ゲームでした。
ベンチから檄を飛ばす鹿島の石井監督。
初年度の1stステージ制覇のメンバーです。
一方で柏の下平監督。
こちらも3年目のJリーグ昇格からレギュラーをはり、日本代表候補にも選ばれました。
あれ・・・、年代も似通っていますが、服装もかぶっていますねw。
試合は、前半はやや柏ペースで進みながらも、枠内シュートは鹿島が多く、緊迫した内容で0-0で終了。
後半に入ると、攻撃にアクセントをつけるために柏はMF伊藤純也を投入。
その伊藤の右サイドの突破からクロスを上げると、中央にいたFWディエゴ・オリベイラがマークをうまく外してファーに流れフリーでヘディング、貴重な先制点をマークしました。
その後リードされた鹿島が攻勢を強めますが、柏もカウンターでチャンスを作り、中央から右サイドに展開されたボールにFWクリスティアーノがフリーで抜け出し、ペナルティエリアに侵入、強烈なシュートを鹿島ゴールに叩き込み2-0。
その後の鹿島の反撃もしのいで、柏が勝利しました。
序盤はFW金崎のフィジカルの強さから前線でキープする場面が目立ちましたが、柴崎他のMF陣は柏のMF・DF陣相手にあまり良い仕事をさせてもらえなかった印象でした。
そして後半勝負で投入された伊藤純也が結果を出し、カウンターから追加点を奪う理想的な展開で柏が勝利しました。
浦和や川崎の上位陣も崩れず、柏の2ndステージ制覇もまだまだ険しいですが、ACL出場には天皇杯も残します。
柏の今後のチャレンジに期待です。
あ、最後になりましたが今回も柏の応援でした。
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