しかし、我が家の夕食はなぜかすでに何日か前にもつ鍋と決まっていたのです。
まあ、火が落ちたらそれなりに肌寒いですし、2月はまだまだ鍋の季節ですしね。
もつ鍋の作り方ですが、市販のもつ鍋の出汁が見つからなかったので、醤油味の寄せ鍋の出汁に、昼のそばの具用に豚肉を茹でたお湯に昆布を追い出汁して醤油とみりんで味付けしたものを加えて、ニンニクと生姜で風味付けしたものが今回の出汁です。
そして、もつの下処理ですが、もつをお酒としょうがを加えた熱湯にくぐらせ、脂やアクを抜きます。
先ほどの出汁で出汁でもつとニンジンや大根も煮て、キャベツ半玉、ニラ、山芋を加えれば完成です。
かなりそれっぽく仕上がっていますね。
お酒は、もつ鍋なら焼酎なのでしょうが、自分的には鍋には日本酒なんですよね。
ただ、もつ鍋のような独特な食材には、繊細な清酒ではなく、濁り酒を合わせてみました。
「鳳凰美田純米吟醸WINECELLスパークリング」です。
ワイン酵母で発行させた「WINECELL」は一度飲みましたが、こちらは濁り酒で更に瓶の中で発酵を続けている発泡タイプ。
注ぐとシュワっときめ細かな泡が立ちます。
濁りのせいなのかワイン酵母のせいなのか、ほのかな甘みに炭酸のキレの良さが加わって美味しいです。
普通の濁り酒とは一線を画す感じですね。
おっと、もつ鍋を頂かないと。
ほっこり煮えたキャベツ、少し歯ごたえを残した山芋、そしてニラ。
何よりもプルプルのもつがやっぱ最高。
柔らかい味の出汁が適度に染みて美味し。
終盤に「茜霧島」のニューボトルも開栓して、一杯だけ頂いてみました。
が、「鳳凰美田」を一本空けた後なので、もつ鍋にどちらが合うかどうかの判断も相当微妙でした。
明日の朝、お酒が残っていませんように・・・。
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