JTBのパックツアーの中で一番部屋代が安かったのが選んだ理由ですが、まだ観光のピークではなかったせいか、8人は泊まれる部屋をあてがってもらい、食事もなかなか充実していました。
今回はその充実の夕食を紹介しましょう。
なんと、メニューは13種+デザートバイキング。
その最初は食前酒「季節の旨酒」
地元の柑橘類を使ったフレッシュなお酒です。
先附は「冬瓜すり流し」。
中には蒸しアワビが入っていました。
これはうれしい不意打ち。
前菜盛合せは「旬の訪れ」。
鮎や牡蠣など地元でとれた食材の前菜盛合せ。
前菜だけで十分豪華です(苦笑)。
紙鍋がセットされていますが、これは鍋物で「穴子のしゃぶしゃぶ」。
火を点けて出汁が温まるまで、お酒と他の料理を楽しみます。
お造りは「海の恵み五種盛り」。
マグロに鯛やかんぱち、イカとタコ。
おっと、飲みかけの写真になっちゃいましたが、お酒は地ビールの「宮島ビール」をオーダー。
柑橘系っぽいフレッシュなフレーバーのついた地ビールでなかなか美味しかったです。
紙鍋の出汁が温まりました。
野菜を煮ながら、穴子の薄造りをさっと出汁の中へ。
一瞬で身が縮みますが、こりこり感が残りつつ脂が温まってじゅわっと溶けだす絶妙は食感が味わえます。
おぉ、これは旨い。
他の品数劇的に減らしていいから、これだけ倍にして欲しいw。
蒸物は「穴子と豆腐の重ね蒸し」。
うむ、上品な美味しさです。
懐石っぽい一品ですな。
続いては蓋物として「ビーフシチュー」。
濃厚なシチューですが、量が少なめなのでちょうど良い感じ。
そして焼物は「和牛ステーキ」です!
肉質はしっかりしていますが、適度に刺しが入っており、ジューシーで柔らかな肉の美味しさが楽しめます。
揚げ物は「穴子フライ」、そして酢物は「湯引き鱧」。
あなごフライはサクッと揚がった衣、ほっくりした淡白な味わいの身。
塩で頂くのですが、それだけで十分に美味し!
鱧は梅で頂く定番の一品。
キュウリの酢物と一緒にさっぱりいただけて良い箸休め。
ですが、胃袋は相当パンパンに・・・
ラストは食事として「穴子の炊き込みご飯」と留椀に「赤みそ仕立て」、香物二種盛り。
ここまで既に3品穴子のメニューがありましたが、食事もしっかり穴子でした。
いやあ、一品一品もなかなか美味しかったですが、何より13品あったことがすごかったです。
前菜なんか1品カウントですが、8つも乗っていましたからね。
一番安い宿を選んだつもりが、季節の懐石風コースをたらふく味わえてなかなか良かったです。
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