サッカー元日本代表DF松田選手逝く

サッカー元日本代表DFで、FIFAワールドカップ日韓大会でも主力で活躍した松田選手が今日昼過ぎに逝去されました。34歳の若さでした。

今年からJFLの松本山雅FCに移籍し、再びJの舞台に立つことを夢見て練習に励んでいた矢先のことでした。

たまたまですが、今年の初頭に松田選手の移籍に揺れるドキュメンタリーを見ました。
来期の構想外となってもまだ横浜Fマリノスでは主軸となれる力を持っていましたし、最後の試合まで手を抜かずに戦う姿が思い出されます。

以下は昨年のJ1リーグ最終戦での松田選手のサポーターへのあいさつです。

－－－－（以下　「サッカーキング」より抜粋）－－－－

「16年間、本当に生意気で、わがままな自分を応援してくれて本当にありがとうございました」

「バカでずっと生きてきましたけど、みんなが応援してくれたから……」

「マリノスでの試合は気持ちを込めて戦った。自分にキレた人もいると思うけど、声援が力になりました」

「マリノスのサポーターはマジで、最高です」

「こんな時間でみんなへの思いは伝えられないんだけど、とにかく、みんなが最高としか言えない。感謝の気持ちしかないです」

「ただ、俺、マジでサッカー好きなんですよ。もっとサッカーやりたいです」

「本当にサッカーって最高だし、まだサッカー知らない人もいると思うけど、サッカーって最高なところを見せたいので、これからも続けさせてください」

http://www.soccer-king.jp/jleague/article/id=6642
－－－－（「サッカーキング」より抜粋　以上）－－－－

いかにも口下手そうな松田選手らしい言葉ですが、今でも胸に残っています。

「ただ、俺、マジでサッカー好きなんですよ。もっとサッカーやりたいです」

こんな一言を言える人は本当に幸せだと思います。

不慮の事故で素晴らしい人材を失ったわけですが、一サッカーファンの自分よりも、先立たれたご家族、一緒に戦った日本代表やクラブの選手たちの悲しみは計り知れません。

今はただご冥福をお祈りするのみです。
人生の大半をサッカーで走り続けた松田選手には、これからゆっくり休んで欲しいと思います。