自分も好きです。
ですが、そばを食べるときは天ざるや丼とのセットなど、どうしてもそば+αにしてしまいます。
なぜかというと、栄養的に他の食材があったほうが良いということと、そばでお腹いっぱいにしようとすると、ずーっと同じ味が続いてしまうからなんとなく単調で飽きそうだからと言う理由です。
1つ目の理由でいうと、実際は蕎麦は栄養価が高いのでそんなこともないのでしょうが、2つ目の理由がゆえに、お昼は待ちができるほど人気ながら訪れたことがなかったお店がありました。
それが、低価格で見事なボリュームのそばを出す「ゆう月」です。
10年以上前から存在を知っていながら、たくさんの知人からそのボリュームの話を聞かされ、「ああ、じゃあ俺の好みじゃないな」と一度も行くことなく時だけが過ぎていました。
そして今回ついに、上司・同僚の誘いで初来訪することに。
オーダーしたのは「ざるそば（550円）」。
ここのお店は、蕎麦の量がわかるように店の軒先にサンプルを出してあるのですが、それを見てもわかる通り、550円で驚くなかれかなりの量です。
蕎麦を少し低めのアングルから・・・。
うわ・・・。
すごいドカ盛り。
値段と名前に騙されて、中盛りにして失敗した人が何人もいるそうですが、これでも十分な量ですね。
上手く箸でつかんで麺を持ち上げないと崩れてきそうです。
しかも、頂上からつまみたくても海苔がどっさり乗っているので、海苔が絡み過ぎていない中腹からつまんでいくしかありません。
何はともあれ頂きます。
蕎麦は箸から離さずに半分くらいまでつゆにつけてと・・・
そしてずずっと一気に！
蕎麦は少し細めながらしっかりした食感があります。
味や香りはどうなんでしょうか・・・。
美味しいと思うのですが、自分は蕎麦食いはないので、風味や香りの良し悪しがいまひとつわからないんですよね・・・。
それはつゆの味も同じです。
かえしをかつおだしで割った味がどこも同じに思えてしまうんです。
複数並べて食べ比べたら、違いはある程度分かると思うんですけどね。
そんなに食べる頻度がないせいもあり、結局あまり味が記憶に残りません。
ものすごいバリエーション豊かなラーメンに比べると、定番中の定番で様式美に染まりきっているといっても良いくらいの部類に入る料理ですから、私のようなジャンクな舌の持ち主には繊細な味は厳しいんでしょうね。
またここに行くかと言われると、やっぱりラーメンだのカレーだのイタリアンだのこってりした方に行っちゃうと思います（苦笑）。
蕎麦はたまーに無性に食べたくなる時がありはするのですが、他のものを食べたい欲に負けちゃうようです。
