浅草のROX付近にある「まるごとにっぽん」。
地域のアンテナショップでしか扱わないようなご当地の飲食料品を、北は北海道から南は沖縄まで集めた魅力的なお店です。
もちろん、その品揃えは各都道府県ごとに広く浅くならざるを得ませんが、知名度の高いものや厳選されたものが揃っています。
今日は昼間に浅草へプチ外出したわけですが、歩き回って疲れるであろうことから、夜はほとんど作らずに、夕食の何品かはここで買ってしまおうと画策。
てなわけで、今日の夕食です。
宮城県のとうふかまぼこ「むう」、宮城県の「ロースト牛タン」、右は山形のだだちゃ豆です。
だだちゃ豆はzunkoの母方の親戚から送られてきたもののお裾分けで、左の二品が今回「まるごとにっぽん」で買ってきたものです。
で、お供はやっぱり日本酒でしょうか。
宮城の「特別純米酒 栗駒山」です。
新幹線の停車駅で一ノ関の一駅仙台寄りに「くりこま高原」という駅がありますが、そこからは全然近くなくて、秋田・岩手・宮城の三県にまたがる奥羽山脈の一部分なのだそうで。
何でこのお酒を買ったのかと言うと、それはもちろん7月に旅行に行った仙台の食材を自宅に土産に買って食べる際に、ご当地のお酒がなかったことを反省して後日買ったのですが、今度は宮城食材がなくなってしまっていてと・・・。
それをようやく「まるごとにっぽん」に行ったことで宮城のご当地食材を買えたという話です。
早速「栗駒山」を開栓。
ほんのり琥珀色ですね。
純米酒らしいしっかりした味わいに、甘味や酸味がほんのり乗っていて美味しいです。
しっかり下味のついたロースト牛タンはそのまま食べられて、かつご飯にもお酒にも合う味。
そして、とうふかまぼこ「むう」は、はんぺんほど柔らかくなくかまぼこよりは柔らかい不思議な食感。
わさび醤油が合いそうですが、今日はそのまま頂きました。
そして、食事後はまだ残っている「栗駒山」を頂くために、自分だけこんなものを。
「燻製ほや」です。
塩辛や酢漬け等も売られていましたが、これが一番クセが少なくてお酒に合いそうかなと。
別にクセがある生のほやでも全然普通に頂けちゃうのですが、生は足が早いのとさばくのも面倒ですしね・・・。
まずは現物を取り出してと・・・。
これで1パックの半量です。
なるほど、ほやの原形を少しとどめていますね。
頂きます。
おぉ、食感はかなり柔らかいです。
表現が難しいですが、少し歯ごたえのあるほやの身とは違いますね。
そしてスモークが香って、その奥にほや独特の風味があって、塩味は抑えめです。
塩辛や酢漬けは味が強そうなのでこれにしたのですが、予想通りだったかも。
悪く言うとほやの特徴が薄くなっているとも言えますが、これはこれでお酒のつまみには良いと思います。
となると、ほやの他の加工品もどんな味なのか気になりますね・・・。
また仙台のお酒が手に入ったら買いに行くかw。