グループリーグ第2戦のG組、H組の各2戦が日本時間昨夜から本日早朝にかけて行われました。
昨夜日本時間19時のG組のセルビアとカメルーンの試合は私も見ましたが、激しい点の取り合いで3-3の引き分け。
前半セットプレーからカメルーンが先制、前半ロスタイムにセルアが2点を挙げて逆転し、後半早々にも追加点。
そのまま押し切るかと思ったら、カメルーンは怒涛の反撃で62分・66分のわずか4分で同点にし、そのままスコアは動かずタイムアップ。
日本時間深夜1時に行われたブラジル対スイスは、GKゾマーを中心とした堅いスイスの守備をブラジルが83分のカゼミーロの完璧なゴールで先制。1-0で勝利しています。
その結果、1位ブラジル(勝ち点6)、2位スイス(同3)、3位カメルーン(同1)、4位セルビア(同1)(※3位と4位は得失点差による)となり、ブラジルが突破を決定しています。
第3戦はカメルーン対ブラジル、セルビア対スイス。
ブラジルは突破を決めていますが、スイスが大量点で勝利する可能性も0ではないので、引き分け以上で1位が確定。アフリカ勢にも相性が良く、勝利が必要なカメルーンがどのように試合に入るかが注目です。
セルビアも勝利が必須となり、堅いスイスの守りをこじ開けられるかがポイント。カメルーンが勝利する可能性は正直低いので、攻めるセルビアと、守って引き分けを狙いつつカウンターで攻めるスイスの構図になりそうです。
一方、日本時間昨夜22時に行われたH組の韓国対ガーナは、前半のガーナの2得点を後半58分と61分の3分間で2得点決めた韓国が追いつくものの、その7分後の68分にガーナが決勝点という、こちらも目が離せないような試合でした(観戦疲れで寝てしまって見ていませんが・・・。)
そして、今朝がた行われた注目の1戦、ポルトガル対ウルグアイは、ポルトガルが後半に挙げた2得点で2-0でポルトガルが勝利。
その結果、ポルトガルが2連勝で勝ち点を6とし突破を確定、以下2位ガーナ(勝ち点3)、3位韓国(同1)、4位ウルグアイ(同1)(※3位・4位は得失点差による)となっています。
第3戦は韓国対ポルトガル、ガーナ対ウルグアイ。
ポルトガルはガーナの大量得点での勝利が無い限り敗れても1位突破が可能ですが、1位を盤石にするためには引き分け以上が必須。いつも通りの戦いで攻め、リードしたらペースダウンする可能性がありますが、G組1位のブラジルとの対戦を避けたいので大きくメンバーを落とすこともなく、あとは韓国の頑張り次第かと思います。
ガーナは引き分けで突破が濃厚の為、無理に攻めずカウンターを狙いながら守りを固めると思いますが、セットプレーやカウンターでガーナが先制したりするようだと、ウルグアイはバランスを崩してそのままずるずる行ってしまう危険性も十分にあります。
元々激しく守って手数をかけずに攻めるのがウルグアイの特徴ですが、守るであろうガーナをどう崩すか注目です。
なお、第2戦の予想と結果はこうなりました。
GroupA
セネガル-カタール 予想:セネガル勝利→結果:セネガル勝利【〇】
オランダ-エクアドル 予想:オランダ勝利→結果:引き分け【×】
GroupB
ウェールズ-イラン 予想:ウェールズ勝利→結果:イラン勝利【×】
イングランド-アメリカ 予想:引き分け→結果:引き分け【〇】
GroupC
ポーランドーサウジアラビア 予想:ポーランド勝利→結果:ポーランド勝利【〇】
アルゼンチンーメキシコ 予想:アルゼンチン勝利→結果:アルゼンチン勝利【〇】
GroupD
チュニジアーオーストラリア 予想:引き分け→結果:オーストラリア勝利【×】
フランスーデンマーク 予想:引き分け→結果:フランス勝利【×】
GroupE
日本ーコスタリカ 予想:日本勝利→結果:コスタリカ勝利【×】
スペインードイツ 予想:引き分け→結果:引き分け【〇】
GroupF
ベルギーーモロッコ 予想:ベルギー勝利→結果:モロッコ勝利【×】
クロアチアーカナダ 予想:クロアチア勝利→結果:クロアチア勝利【〇】
GroupG
カメルーンーセルビア 予想:セルビア勝利→結果:引き分け【×】
ブラジルースイス 予想:ブラジル勝利→結果:ブラジル勝利【〇】
GroupH
韓国ーガーナ 予想:韓国勝利→ガーナ勝利【×】
ポルトガルーウルグアイ 予想:引き分け→結果:ポルトガル勝利【×】
何とまぁ・・・。
イランやオーストラリアのアジア勢の頑張り、ウルグアイやベルギーの有力国の不振などなどで7勝9敗と負け越してしまいました。
第2戦は引き分けを6試合と多く予想しましたが、当たったのは2試合のみで、引き分け自体が4試合と第1戦より少なかったですね。
これで、第1戦と合わせて17勝15敗とかろうじて勝ち越している状態です。
第3戦は星勘定で実力とまた違う結果になってくるので、かなり外れそうですね・・・。
次は勝敗と突破国の両方で見てみたく思います。
しかし、ドイツが日本に敗れてスペインに引き分け、ベルギーがモロッコに敗れ、ウルグアイも韓国に引き分けてポルトカルに敗れてと、有力国で最終戦の勝利が必要な国がこんなに出るとは思いませんでした。
メキシコも勝利が必須ですし、アルゼンチンも引き分けだと微妙になります。
しかも、勝ち点1のメキシコ、ドイツ、ウルグアイは勝っても敗退の可能性がありますからね。
2014年大会で同じ組に同居したイタリアとイングランドの敗退の例はありましたが、中堅国と有力国との実力差が小さくなっていることが挙げられます。
さらにアウトサイダー扱いのアジア勢が、サウジアラビアの一瞬の個人技や、日本の大胆な戦術変更などで、優勝経験国を破ったのも鮮烈でした。前回大会で韓国もドイツに勝っていますしね。
日本もコスタリカに敗れてがけっぷちに近い状態ですが、第3戦は切り替えてまたジャイキリ起こしてほしいと思います!!