お昼は今週一度も食べていないこんにゃく麺という選択肢もありましたが、あえて昼休みダッシュで外へ。
そう、これがあったからです。

緊急事態宣言下で延期されていた「麺魚」錦糸町本店の5周年記念メニューです。
出ましたね、「純虎河豚らーめん(1,500円)」。
2月中旬に出していたメニューを再度やってくれました。
「純虎河豚雑炊丼(300円)」も購入し、超豪華(高価)なランチセットの着丼です。

ラーメンそのものはスープと麺のみ。

今回もとっちんぐはあえて別盛りにしています。

スープは前回より澄んでいてほぼ清湯になっています。

前回は薄濁りになっていたので、だしの取り方を変えたようですね。
前回は良く言えばしっかり出汁が出た半面やや荒々しさが出た感じですが、今回はややおとなしめながら上品で良い出汁が取れた感じでしょうか。
全粒粉の麺が上品なふぐ出汁をしっかり持ちあげてくれます。

「フグの身はスープでしゃぶしゃぶして岩塩で召し上がってください」とのことだったので

しゃぶしゃぶして軽く身が縮んだところで引き揚げ。

そして岩塩をちょんと。

フグの旨味が感じられつつ、表面が少し柔らかくなり、奥にコリっとした歯応えの残る絶妙な食感になっています。
岩塩は少量でもしっかりした塩味なので、青菜でリフレッシュさせるのが良いです。

後半は炙ったほぐし身を入れたりして楽しんで・・・。

しっかり麺を頂いたら残ったスープは雑炊丼へ。

たっぷりひたひたにして頂きます。

うん、美味いね。
フグ雑炊だけでも1,000円くらい取る店がありそうですが、ラーメンを楽しんだ後なので得した感じです。
フグの皮と紅葉おろしは雑炊丼に入れてみました。

ほぐし身は雑炊丼にも乗っていたのでラーメンに入れて、紅葉卸で雑炊の味変を楽しんでみるという作戦にしてみました。
トッピングを別盛りにしているが故の楽しみ方です。
ちょっとお高いですが、さすがの味でした。
こんなにコストのかかりそうなメニューって、試作をどうしているんでしょうね・・・。
もうけを度外視してやっているとしか思えないです。
4月は1食目で、2021年通算33食(26すすり・4つけ・3まぜ)となりました。