もむでんブログ

山梨学院大学付属初出場初優勝:高校サッカー選手権大会

全国高校サッカー選手権大会は国立競技場にて14時過ぎに開始され、初出場の山梨学院大楽付属高校が青森山田高校を1-0で破り、初出場初優勝の快挙を成し遂げました。

初出場初優勝は1986年大会の東海第一以来です。
しかし、サッカーどころ静岡は清水にあり、沢登、大嶽、平沢、吉田、アデミール・サントス、中原、熊埜御堂、大橋など後に日本リーグやJリーグに進んだ選手を多数抱えた東海第一に比べると、それほどタレントを抱えていない山梨学院の優勝は特筆すべきものです。

とは行っても監督の横森さんは韮崎で5大会連続ベスト4以上という山梨県サッカー界の重鎮ですし、同校もそれなりにスポーツ推薦で集めているようではありますが。

ともあれ、サッカーの内容はしっかりした技術をベースにパスでつなぐサッカーで、守備もプレスを利かせた組織的守備で、個人技に勝ると思われていた青森山田を封じ込めていました。
序盤に高いポゼッションで主導権を握ると、最初のチャンスを見逃さずに先制。
その後90分集中力を切らさずに逃げ切り初の栄冠を手にしました。

昨今はJリーグのユースに選手が流れることもあり、有名校との格差や地域格差が狭まっているとも言われます。
山梨学院も青森山田も地元出身者が少ないことで名が通ってしまっていますが、Jクラブとの差が埋まり、全体的に底上げになるのであれば、恵まれた環境や有名な指導者の下に集まることは、悪いことではないと自分は考えています。
そういう意味では、本決勝戦は今後のユース世代のサッカーのあり方に一石を投じる試合であったと思います。
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