角田建設企画設計室のあれこれ

大分の建設会社 素敵な建物をあなたへ

住宅用火災警報器

2011-08-25 11:34:20 | 暮らしの情報
住宅用火災警報器:普及率、県内最大で35ポイント差 /大分(毎日新聞5/24)

消防法改正で6月から設置が義務化された住宅用火災警報器の普及率が、県内各消防局・本部で最大35ポイントもの差があることがわかった。最も低い杵築速見消防組合消防本部(杵築市、日出町)は「住民への広報不足もあるかもしれない。イベントでのPRなどに力を入れ、住民意識を高めたい」としている。【佐野優、古田健治】
 県消防保安室消防班によると、消防局・本部別の普及率は上位から▽竹田市85・2%▽臼杵市84・3%▽大分市75・8%--の順。一方、杵築速見消防組合は50・8%だった。
 6月の県内推計普及率は69・2%で全国17位。10年12月時点の47・7%から21・5ポイント上昇したが、全国平均(71・1%)を1・9ポイント下回る。設置せずとも罰則はないが、同班は「身を守るのに必要。広報で普及を促進させたい」としている。



だそうです。住宅関係の法令にしては、一般の方への広報も良く出来ていた方だと思います。自治体によっては補助金を出していた所もありましたね。広報が良かった分、認定を受けていない警報器を詐欺まがいに売っているところもあったようですね。

ところで、この住宅用火災警報器ですが、結構種類があります。
つける部屋やつける部屋の相互の関係を考えて機種を選ばないと意味がない事にもなりますので、これからつける方は気をつけて下さいね

ちょこっとメモ ガスコンロ

2011-08-24 10:07:24 | 暮らしの情報
ガスコンロの点火が悪い時は

コンロの電池をチェックしてみて下さい
電池切れで着火しないことが良くあります

掃除やメンテナンスで良くなることが多いので、まずはチャレンジ
説明書があると簡単です

それでも良くならない時は修理依頼
あと、もともと電源が電池でないガスコンロは当てはまりません

マンションでの子供の転落事故

2011-08-23 13:02:49 | 室長小言
マンションのベランダや共用の通路から子供が転落といったニュースが
最近多いですね。今日もあったようです。

建築基準法では手摺の高さは110cm以上となっていますので、ほとんどの場合、転落の危険がある場所では、110cm以上の手摺や壁があります。これだけで通常は簡単には転落しないのですが、子供の行動は時に予想を超えますので、どのような所に気をつけておくかという保護者やまわりの大人の注意が重要になります。

例えば手摺が横格子だったりすると容易に登ることができます。高層階で横格子のことはほとんどないとは思いますが、似たようなものに目隠しのルーバーなどがあります。ルーバーやその受け材が登りやすい場合は要注意です。

手摺と壁の併用構造な場合も注意が必要です。

このようなベランダはよくありますが、簡単に登ることができます。この写真では手摺の部分が面材ですが、格子状ならもっと登りやすくなります。

手摺や壁の構造だけではなく、まわりの状況も確認しておく必要があります。

このような場合、エアコンの室外機に立ったりしたら大変危険です。室外機に限らず、手摺側に登れる物を置いておくと危険です。またこのような状態はベランダに限らず、共用の通路でもありえる話ですので、保護者のみでなく、廻りの協力も必要になります。

手摺をもっと高くしたり、更なる転落防止処置をする所もありますが、彩光や彩風、非常時の避難など色々考慮する必要があるので、必ず何処でも出来て効果があるとは限りません。
まずは、個人個人が最大限注意する事が重要です。