トゥーン便り

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大どろぼうホッツェンプロッツ   

2009-01-01 07:11:08 | 催し物
トゥ-ンの街の真ん中、ミューレ・プラッツのテントの中、お芝居「大どろぼうホッツェンプロッツ」が 催されている。

1997年から2年毎に催される「冬の魔法」、今年も12月10日から翌年1月3日まで。

  日本語にも訳されているOtfried Preusslerのお話だ。
大どろぼうホッツェンプロッツにおばあちゃんのコーヒー挽きを盗まれた。カスパリーとセッペリは コーヒー挽きを取り戻すための大冒険に。
魔法使いに囚われながらも 妖精の手引きで、脱出、まんまとホッツェンプロッツを出し抜いて おばあちゃんの元へ。

 セッペリ扮するは うちの娘の同級生、美術関係の大学生ヨシュだ。
ギムナジウム時代は授業の合間によくうちに来ていた彼を見るため娘、息子と出かけた。

さすがに 幼稚園、小学校低学年の子供達でテント内はいっぱいだ。

おまわりさんが、「ホッツェンプロッツはどっちに行った?」と客席に問い掛けると、子供等が一斉に「あっちだよ!」と答える。

面白おかしく演じるセッペリに子供等は大喜びで笑いころげる。

このお芝居のパンフレットは毎度 シュテファン http://www.stefan-werthmueller.ch/  の作だ。
うちの敷地内のアトリエの画家だ。
12月には 2度週末 アトリエ オープン・デーでにぎわっていた。

お芝居が終わると 外は真っ暗寒い冬、そそくさと家路につく。