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夢みるpocoの昼と夜☆

不惑を過ぎても煩悩だらけ。
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自由気ままに感じた事を綴ったブログです。

ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season3:#10話

2018-06-10 | Outlander season3/story


やっとこさ、10話!!!
9話をUPしてから随分と間が空いてしまいした

当初は、AXNの放映に追いつかれまいと思っていたんですがねぇ。
いつの話だよって、もう6月だし。
いやはや、参りました。


最初に打刻したのは、1月22日
その後、3月末にUPしようとあと一歩の所で躓いた〜!


正直、もう投げ出してしまおうかとも思いましたが、
好きな作品だし、ここまでUPして来たのだもの
自己満足でもいいからやり遂げようと
奮起して、続行を決断!
ゆっくりではあると思うが、13話までなんとかUP
していこうと思います。





10話は、辛い話ですが、結構お気に入りの回です。
カトリーナの演技が光ります。


お気に入りは、アケネ
相変わらず、このドラマは、脇のキャラまで
素晴らしい俳優さんばかりで、観ていて嬉しくなっちゃう。















* ネタばれ注意 *


<誤字脱字、ご了承下さいませ











episode310
HEAVEN AND EARTH
すばらしき若者










停泊している2艘。

ジェイミーは、クレアの帰りをナイフを研ぎながら待つ。
ファーガスは、船室を汚水の臭いがするので、
調理人からハーブを買い、マーサリのためにポプリを作ると言う。
俺に黙って点数稼ぎか?とジェイミー。

ファーガスの顔が青ざめる
『ミロード!』
振り返るとクレアを乗せたポーパス号が動き始めていた。

ジェイミーは、慌てて船員から奪い取った望遠鏡で艦をうかがう。
艦長の後を追うクレアの姿が見えた。
『追うんだ!早くマストに登れ!!!』



『従わなくていい』
船長が船員たちに指示を出す。

抵抗するジェイミーだったが、
船長は、ポーパス号の艦長が船医をとどまらせたい
ジャマイカまでクレアを預かり、そこで我々に返すと
言ってきたと伝令が来たと言う。
クレアよりも船が大事だと船長。
『俺の妻だ!』
ジェイミーは船長に食ってかかるが
船員たちに銃を向けられてしまう。
ヘイズとレズリー、ファーガスがそれに対抗して剣を向ける。
船に緊張感が走る。
船長は、ジェミーに仲間に剣を収めるよう言う。


<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/


船長は、ウォーレンにジェイミーを下に閉じ込めておけと命令する。
船員に拘束されながら、
遠ざかるパーポス号を見つめるジェイミー。







海を行くパーポス号。
甲板をブラシで掃除する船員達。
下では、病気の者達が吐き出す嘔吐など汚物を掃除する者達。

クレアは、もっと場所が必要、掃除が済んだらそこへ病人をと指示する。

『俺たちの寝床は?』
『よそで寝て』
寝ている時に体が触れ合わない広さが必要だと船員に説明する。

そして、徹底的に掃除をするようにと
腸チフスは尿や便を介して接触して食事で広まることを伝える。
『じゃあ、手遅れさ、ここはクソだらけだ。』
『ありがとう、ミスター、ジョーンズ。これは、吐瀉物よ。』
『さぁ、仕事にかかって!』
『女が偉そうに』
『なんだって?』
その言葉にパーンズが反応する。
『何でもない』とジョーンズ。
『艦長の命令だ。彼女に敬意を払え』
『了解です。』
パーンズとクレアは、肯き合う。

出入りするものは全員手を浸らせてとクレアは、
ラム酒の入ったバケツに手を入れる。
なぜ、ラム酒に?と問うパーンズに
アルコールの代わりよとクレア。

パーンズが浸けた指を舐める。
それを見たクレアが『何をしたの?』と
『もったいないから味見を』とパーンズ。

クレアは呆れた風に彼に説明する。
アルコールは、汚染物質を殺すの
手を口に入れたらまた汚染されるかも
もしあなたが感染してたら、手に触れるだけで病気がうつる
もう一度それに手を浸して

大人しく言われた通りに手を浸すバーンズ。


甲板に上がり、デッキを掃除をする船員達を見回し
水平線を見つめるクレア。

ジェイミーと離れてまだ間もない
だが200年の時に隔てられていた頃と
同じくらい心細く感じる
それでも1人で来てよかった
ジェイミーを感染させるわけにいかない



バーンズが日差しが強いからと帽子を持って来てくれる。
そして、彼は、
『ラム酒を蒸留してアルコールを造っては?』
クレアは、飲み込みが早い羽と彼を褒めると
バーンズは、
密造酒を作れる連中がいるので、蒸留器を作らせてはと提案する。
抵抗に合いそうだけど、頼んでみようとクレア。



船内の病人にヤギの乳のおかゆを食べさせる。
一緒に手伝うパーンズに年を聞くクレア。
14歳と答える。
彼の若さに驚くクレア。
彼に下の名前を尋ねて、”イライアス”と呼ぶことにするわと。
海軍式ではない、館長に怒られると彼は言うが、
人前では注意するが、一緒に働くには呼びやすい方がいいと微笑む。
彼が海に出た経緯を聞いて、クレアは、
『あなたはすばらしい若者よ』と
照れたように微笑むイライアス。

イライアスの同郷の友達ジムが息絶えていた。
彼を凝視するイライアス。

そこへ新たに発病した乗組員がやってくる。

イライアスは、そっとジムの瞼を閉ざし見つめる。

クレアは、船内を見渡し、まだまだ鎮静を見せない感染の様子に息を吐く。



彼女は、感染源を突き止めるために艦長に医療日誌を見せてもらう。
そして、ついに料理の補助をしているハワードを突き止める。






元気で、料理補助をしているハワード。
料理長は、彼が病の感染源だというクレアに不満。
湯を沸かせたり、酒を持ってかれ、病人は増すばかりと怒りを露わに反抗的だ。

クレアは、感染源が支給しているからだと言っても
艦長にたった一人に助手を取り上げるのかと訴える。
しかし、艦長は、クレアが正しいとハワードを拘束する。
クレアを睨む料理長。




一方、アルテミス号。
閉じ込められたジェイミーに食事を運ぶファーガス。

ジェイミーは、船酔でやつれている。
ファーガスは、ジェイミーにミレディは大丈夫だというが、
彼は、疫病じゃなく、300人の男たちが心配だという。
『彼女を失いたくない もう2度と』
ファーガスに牢屋の鍵を奪えと自由になってクレアを追うと言う。

味方はいてもほとんどの乗組員が船長につくとファーガスは、
反対するが、ジェイミーは、説得して回れと無謀な無茶を言う。

ファーガスは、クレアを愛してるが…ダメだと言うが
ジェイミーは、彼を使えないやつ、結婚を認めないで正解だったと
本当の愛を知らないと罵しる。

『愛のためだったらなんでもする
死をもいとわない
地獄行きでも
愛のためならたやすいはずだ
ここから俺を出し、愛する女を救うのを手伝え
それができないなら、愛を語るな
鍵を奪え
協力すればマーサリとの結婚を認める』



Outlander | Season 3, Episode 10 Clip: Heaven and Earth | STARZ

<STARZさんより>




甲板に横たわる死体。
彼らを石を入れ重みにして布で包む。

布を合わせて縫い付け死体を覆う。
イライアスは、
その最後のひと針は友の手で鼻を縫うと自ら縫い付ける。
それを見守るクレア。


艦長の送辞が述べられ、
太鼓が叩かれ、ライフルが鳴り、
国旗に包まれた死体が甲板から次々と海へ落とされる。
イライアスの頬に涙が伝う。



ーーー夜の甲板、
クレアが海を眺めていると料理長がやって来る。
疫病がおさまらない現状と苛立ち、クレアが何をした?
死人が減らなければどうなるかと脅す。
そこへ持ち場へ戻れとイライアス。

彼は、クレアの死を前にしても冷静な様子に秘訣があるのかと尋ねる。
仕事をするために自分の一部を切り離す
全ての死を悲しんでいたら命は救えない。
真剣な面持ちで聞いているイライアス。
それにジムは私の友じゃないとクレア。
なるほどと微笑みを交わす2人。

これからも水葬が続く
でも運が味方すれば、乗り切れる

3日間仕事ぶりを見てきましたが運は関係なさそうだ
とイライアス。
でも必要ならこれをとそう言って、彼は、
船に乗る前に母が幸運と健康を祈ってくれたウサギの尻尾を
クレアに渡す。


ヨハンセン夫人の主人が倒れたと船員が呼びにくる。

クレアが診ると彼は、微かな息があり、腸チフスではない様子。
床に転がっていたボトルに気づき、
原因は、治療用に用意したアルコールの飲み過ぎで死にかけていたのだった。
汚い言葉で罵しる彼女に
船員もイライアスも驚いた様子。

謝るクレアにイライアスは、
汚い言葉は、聞き慣れているが貴婦人が言うとはと
面白うな顔をしている。

クレアは、イライアスにヨハンセンをみているよう指示し、
夫人のアネケに彼女が世話しているヤギの乳が皆を命を繋いでいると
お礼を言う。


船室の奥の旗に目が止まる。
『ポルトガルの旗を掲げたのは1隻だけブルージャ号だ』
ジェレドの言葉が蘇る。
船員に尋ねると
2週間前にポルトガルの船で船医を…
船の名前は知らないが、艦長なら知ってるはずだと教えてくれる。


艦長室を訪ねるクレア。
不在の部屋へ入って、クレアは、そっと艦長の机の上の書物を探る。
ポルトガルの船の名前はブルージャ号ではなかったが、
ジェイミーの名前があることに気づく。

驚いて、日誌を読み進めると
<トンプキンズ2等兵からアルテミス号にお尋ね者がいると進言あり
彼が言うマルコムとは”ジェイミー・フレイザー”>

カチャッ
ドアが開く音がして、『レナード艦長?』
するとそこには、料理長の姿が。

艦長を探していたとクレアは、言うが
いないのに部屋の中へ?と訝しげ。
去ろうとするクレアを遮り『あんたが気に入らない』と詰め寄る。
『信頼できない』
『あなたに襲われたと言う大声を出すわよ』と
脅してなんとかその場を逃れるクレア。

部屋に戻り、動揺を隠せないクレア。

あの調理人よりもっと危険なのは
ジェイミーの素性を知る男だ
トンプキンズを捜さねば




マーサリは、義手を外したファーガスの腕を拭く。
『結婚の許しは?』
『船の乗っ取りに手を貸せば許すって』
失敗したら、自分も捕まる。
危険だがマーサリと一緒になる為だとファーガス。
『一緒になれないわ あなたが捕まったら私は独りよ』
ため息をつくマーサリ。
義手を装着させて、ファーガスに口づけをする。

何度も口づけを交わし、高まる鼓動。
お互いを求め合うがファーガスが止める。
懇願するマーサリに
彼は、ミロードと約束したんだ結婚するまで待とう
認めてもらおうと優しく言い聞かせる。
『父さんと同じね 頑固で 約束を破らない』




クレアの部屋にイライアスが来て、ヨハンソンの回復を告げる。
彼にトンプキンズのことを尋ねるが知らないらしい。

隔離したのにまた感染者が出た落胆するイライアス。
潜伏期間があるから…言いかけてクレアはハッとする。
彼にトンプキンズという船員が第2に感染源かもと
艦長に知らさずに自分が探していると船員に伝えてとお願いする。




ファーガスが鍵を求めてそっと船室を探る。
船員たちの話に耳を傾ける。
マーサリの話が出て、危機感を覚えるファーガス。



船室の前から騒がしい声が聞こえて来て、
男たちが部屋へ入ってくる。
クレアの前に差し出されたのは『トンプキンズですよ』
クレアの姿を見て目をみはるトンプキンズ。

部屋から船員たちを出すと
トンプキンズがクレアのことを『マルコムの妻だ』と言う。
クレアは刃の治療器を手に『そうよ』
振り向いてジェイミーのことを聞き出そうとする。
拒んだら腕を切り落とすか?
殺してくれるとありがたいと、彼は、今までの経緯を語る。

3ヶ月前は陸にいて 
収税吏としてサー・パーシヴァルに仕えてた
ガキを追って マルコムの店へ行き
反逆者の証拠を見つけた
熱い鉛を顔にかけられ 死にかけながらも
何とか逃げた
傷は一生消えないがな
その一件を報告すれば昇格できるとかと思ったが
病疫が蔓延する船に押し込まれた

そして、殺せと ひと思いに楽にしてくれ

それも手ね
でも艦長やパーシヴァルの証言だけではジェイミーは捕まらないと
クレアが言うと

彼は、ジェイミーが殺人と大逆の罪で追われていると告げる。
クレーム・ド・マントの樽から死体が見つかったと言うのだ。
令状が出ていて、ジャマイカに着いたら艦長がすぐ通報するはずだと。

彼を説得するとクレアは言うが、レナード艦長は野心家だと警告する。

ジェイミーが捕まるのを恐れたクレアは、
彼を第2の感染源と偽り、ハワードのいる牢屋に閉じ込める。
『死にたくなかったら、ハワードから離れてて 彼が本当の感染源よ。』そう呟く。



アネケを訪ねるクレア。
彼女は、クレアにヤギのチーズをお礼に渡す。
美味しそうと喜ぶクレアの顔が悲しそうな表情に心配そうなアネケ。
クレアは、ぽつりとジェイミーのことを話す。
ジャマイカへ行くのは危険なのに警告できないと
彼が自分を追ってくるのを止められない。
するとアネケは自分が助けると微笑む。
『ヤギは草を食べるから』
彼女の言っている意味が分からないクレア、
お礼を言ってその場を去る。


ファーガスがジェイミーの所へ。
鍵を持ってこない彼に『無理だったか』と
がファーガスは
『考え直したともし反乱が失敗したら殺される
俺たちが死んだらマーサリは?彼女を守りたい
ご主人様のことも
もう結婚は許してくれないよね
でも愛する女のためなら何でもしなきゃ
結婚できなくても
ミロードも死なせたくない 
愛してるんだ』
『ファーガス…ファーガス!』
そう言って、立ち去るファーガス
『ファーガス!!!!』叫ぶジェイミー。


船員たちを看病するクレア。
『3日間うめき声を聞いていない、寝息だけだ最悪の時は過ぎた』
そう言われて微笑むクレア。
そっとイライアスからもらったウサギの尻尾を手にして満足そうに顔を上げる。


甲板で船員たちがくつろぎヴァイオリンの音がと歌声が響き渡る
船員たちがクレアに敬意を払いカップを掲げる。

クレアはハンモックに横たわるイライアスを見つける。
その垂らした手に湿疹を見つけて凍りつく。
『イライアス』
彼に近づいて、そっと顔を自分に向ける
『母さん?』
額の髪を払い、おでこを優しく撫でる。
『そうよ 家に帰りましょう』



横たわり白い布に包まれたイライアス。
ひと針ひと針、布が縫われて行く。
それを見つめるクレア。
彼女は、縫っていた男の肩に手を置き、動きを止めさせる。
そして、
そっとイライアスの胸元の手にウサギの尻尾を差し入れ
『お母さんもきっとあなたを誇りに思うわ』
涙が溢れ出るクレア。

『友の手で』そう言って、男は、クレアに針を差し出す。
クレアは、それを受け取り、イライアスの鼻に針を刺す。
頬に一筋の涙が。



水葬されたイライアス。


夜の甲板で涙するクレア。
そこへレナード艦長ややってくる。
クレアは、イライアスの兆候を見逃したことを悔やんでいた。
レナードは、クレアは立派だと
今日の死者は一人イライアスだけで、発症者も0になった
英病は沈静化していると告げる。

それが何だとクレアは水不足を心配するが
レナード艦長は、一緒に最善を尽くしましょう。
共にジャマイカへ
イライアスの死は残念だがあなたには感謝していると
述べてその場を去る。


ヨハンソン夫妻が陸が近いと嬉しそうにクレアの元へ。
ジャマイカはまだだが、昼にはグランド・タークへ着くと
水を汲める、ヤギの草もあると。

アネカの言葉の意味が分かった
本当に助けてくれる気なのだ

計画はこうだ疫病を広めぬよう
船は人の住んでいない海岸に停泊する
アネカのヤギには餌となる草が必要だ
ヤギの乳は船員たちの命綱だから
上陸させてもらえるだろう
その時 私も付き添う



上陸してヤギの世話をするクレア。
『遠くへ行くな!』
海岸から船員の声がする。

アネカが近づき『行って ご主人の所へ』
後のことは心配するなとクレアを促す。
ありがとうそう手に取り、クレアは陸路を目指す。

足早に歩いて行くとレナード艦長と出くわしてしまう。
なぜここへ?
艦を抜け出し娼館へ向かう者の見張りですとレナード。
薬草を探していたのとごまかすクレア。

この先は港ですだから行かせられない。
恩人に嘘はつけないとクレアが日誌を見たことを
ジェイミーの犯罪を当局に報告すると告げる。
見逃してとお願いするクレアだが、
レナードは、道に迷った船医を艦へ案内しろと
部下に命令する。



ジェイミーがブリアナの写真を見つめる。
そこへ船長が『もうすく陸が見える』とやってくる。

今のような冬に島の間を進むのは危険だ
浅瀬を行くには全員の力が必要となる

こんな状態で力が出ると思うか?

振り向くとそこにはマーサリもいた。
なぜ彼女がここに?

『彼女に説得された』とレインズ船長。

『反乱は起こさないと約束させて』 
マーサリがレインズに言う。
『父は約束は破らない』ジェイミーを見て言う。
『何のつもりだ?』ジェイミーがマーサリを睨む。
彼女はジェイミーに近づき
『約束すれば、ここから出られる
彼の思いが分からない?』
『レインズ?』
『違う ファーガスのよ』
『お前しか頭にない』
『そう思うならここにいればいい』
そう言って、出て行く。


出てきたジェイミー、
ファーガスとマーサリ2人を前に
『結婚を認めるジャマイカで式をしろ 正式に』
微笑みを交わす3人。
『俺に尽くしたように マーサリに尽くせ』
喜ぶファーガスとマーサリ。

『ありがとう<我が息子よ>』
頷くファーガス。






艦に戻されたクレア。
夜になり人目を忍んでアネケの案内で甲板を歩く。
アネケの指差した方向に明かりが見える『コーバーンよ』
『飛んで』
溺れると戸惑うクレアにアネケは
『水があなたをコーバーンに運んでくれる 遠くない』と
だが馬鹿げているとクレアは去ろうとするが
そこで鐘の音が響き
ご主人を助けたければ今しかないとお金をもたせ必死に説得するアネケ。
クレアも決心してアネケに急かされ海へ飛び込む支度をし始める。
手早くクレアの荷物を用意するアネケ。

2人で樽を海へ落とし、
『このくそったれ』自らも海へ飛び込む。












次回予告
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 11 Preview | STARZ

<STARZさんより>







******************






個人的は、とても好きな回です。
ただ、辛い回でもあります。
なので、ちょっとあらすじや感想が滞ってしまいました。

とても素晴らしいキャストさん達で、
脇役からも目が離せないのはシーズン1から変わらぬ凄いことで、
今回もその名脇役さん達の効果もあってか
グイグイと引き込まれてしまいました。

イライアス役、ヨハンソン夫人、
そして、大好きなファーガスとマーサリ

アウトランダーの何が好きって、
何度も言ってますが、<聞き飽きたって?笑>
出演している俳優さん達が本当にハズレがないってコト!!!
巧すぎて参ってしまいます
楽しみでしょうがないですね〜。
嬉しくてニヤニヤしてます。



今回は、クレアとジェイミーは離れ離れ。
クレアは、イライアスという助手を得て必死に疫病と戦います。
彼女の手腕の見せ所でしたね〜。
原作で読むよりもより映像化されることにより
リアルに視覚聴覚から入って来て、説得力があった。
イライアスがまたいい味出してて、
クレアとのコンビも良くて、2人やり取りは見ていて微笑ましたかった。
母のような心境だったのかなぁ。

クレアとイライアスの関係は、ドラマの方がドラマチック。
友情と別れと。心に沁みました。

クレアの
勇気と使命と揺るがない強い意思に惜しみない敬意を
そして、ジェイミーを思い大胆な行動に。
愛ですね〜愛



ジェイミーは拘束されてしまい何だか情けない状態でしたね
しかもファーガスに無理難題を!!!
愛する女性のためとはいえ、それはちょっとないんじゃないか?!
身勝手な男と化していたジェイミー。
イラっとしてしまった


原作と異なる設定ですが、
今回は、個人的には、原作の方が好きだな。
クレアを追って、ジェイミーはポーパス号に潜入します。
結局は、クレアが海に飛び込んでしまい艦内では会えないのですが。

女性の方がいざという時は、強いですね。
クレアにしてもマーサリにしても
肝が座っています。



ファーガスとマーサリのやり取りはドラマの方が好き。
とても2人が愛し合っているのが分かるし、
好きなシーンにファーガスが義手を外し、マーサリが腕を拭いてあげてる所。
微笑ましいですよねぇ。
原作にはない、細やかな表現は、嬉しい限りです。



水葬のシーンは、美しかったですね。
死者を白い布で包み最後に鼻を一緒に縫い付けるという慣わし
映画とかでも観たことなかったかなぁ〜???
勉強になりますね。




原作では、クレアは、ポーパス号でロード・ジョンと会うのですが、
2人のやりとりは、かなり好きなシーンだったので、
レナード艦長に替わってしまってかなり残念
本当に残念









10話解説
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander Season 3, Episode 10 | STARZ

<STARZさんより>









ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season3:#9話

2018-01-12 | Outlander season3/story

久しぶりのUPです!!!

本国では、すでに最終回を終え、
日本のhuluの配信終わり、いや〜早いよ〜〜〜〜
あっちゅう間
 

そして、本日深夜、
やっとAXNでの放映が開始されます!!!

首を長〜〜〜〜〜くしてお待ちになっていた方々、
ついについに観れますよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!




私も昨日、再契約しました。
今晩大画面で満喫したいと思います!!!

皆様、またご一緒に楽しみましょう!!!







滞っていたシーズン3の感想も落ち着いてきたので再開です!


やっとやっと9話目UPです!!!!!








ついについに船旅へ



Outlander | The Voyage | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>


そして、またまたシーズン2のように
舞台はガラッと変わりまして、西インド諸島ですよ!!!
びっくりですよね〜。


原作を読んでない方はこの物語が一体どこへ行くのか?!
さぞかしワクワクドキドキ
されているかと思いますが、
まだまだサプライズ!は続きました



シーズン2のようにまた途中でオープニングがリモデル!

予想通りのジャマイカとか南を彷彿させる曲調にアレンジされ
新しい映像が入って来ました。

これシーズン1と同じドラマってのが凄いですね


Outlander | NEW Season 3x09 Intro

<Outlander Americaさんよりお借りしました>











* ネタばれ注意 *


<誤字脱字、ご了承下さいませ









episode309
THE DOLDRUMS
海を行く






港で海を見つめるクレア。

停泊している船<アルテミス号>に積み荷を乗せ忙しなく働く人々。

ジャレドを頼り彼の計らいで、
ジェイミーはアルテミス号の積み荷監督人として船に乗ることになった。

怪しい雲行きで船酔いするジェイミーを心配するジャレドだが、
医者のクレアがいるから安心だなと彼に向かって微笑む。

ヤング・イアンを攫って乗せた船は、
ポルトガルの旗を掲げた3本のマスト。
姿形からブルージャ号と分かり、母港はジャマイカ。
積み荷の状態から母港へ向かうと判断する。

ジャマイカでは、健康な若者は人身売買される。
まだ間に合うだろうとジャレド。


ヤング・イアンを攫われたことを
ジェイミーは、クレアと復縁するために金を払い
リアリーと別れようとした欲理すぎた罰
と言う彼をクレアは、
幸せになろうとした罰に
甥を取り上げようとする神様はいないと慰める。

なれるか?幸せに?
君は俺にとって運命の相手だ
だが戻りたいなら止めないとジェイミー。
それにクレアは、
『今最も大切なのは、ヤング・イアンを捜すことよ。』
頷くジェイミー。

そこレズリーとヘイズの2人が出港の知らせにやってくる。
アーズミュアで知り合った仲間。
船に乗るのは嫌だがマック・デューのためなら行く2人。

他の仲間の事を聞くジェイミー。
ウィロビーはすでに乗船済み。
あとは、ファーガスだけかと言うジェイミーに
『もう載ってるファーガスと…』とヘイズが言いかけて
レズリーがヘイズの背をを突いて
『荷物ものね』とぎこちない様子。

ジェイミーは、ジェニーたちに手紙を書いて送った。




<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/








ーーー西インド諸島へ。
荒波の中、船が行く。




甲板では、青い顔のジェイミーが遠くを見つめている。
水平線を見ると吐き気が治るとクレアが心配そうに言うが
彼はそうではなくスコットランドを離れるのが辛い
と言う。
『必ずヤング・イアンを連れて帰るぞ』
見つかるとクレアは言う。
『アイ』そう言ってクレアの手の甲にキスをする。

乗組員達がジェイミーに挨拶をして柱の蹄鉄に触れていく。
その様子にクレア?という顔をする。
船室へ行こうとするクレアに
蹄鉄に触って行くようにジェイミーが言い
災いを防ぐと指にキスし蹄鉄に触れる。
クレアは呆れた風に笑い、
それで気が済むならとポンと軽く蹄鉄に触れる。

乗組員がまたジェイミーに挨拶していくが、
クレアの前を素通りする。
自分は無視?と納得いかない様子。
船に女がいると縁起が悪い、赤毛もだ
自分から挨拶するのは災いを防ぐ方法だと
ジェイミーが教えてくれる。
クレアは鼻から信じておらず『スコットランドは大変ね』
『俺たちだけじゃないスペイン人もオランダ人も
イギリス人も迷信深い』と
クレアの腰に手を回しながら
『フランスの軍隊ではバナナが災いを呼ぶんだ』
ジェイミーは言う。






『ミロード!』
ファーガスが現れる。
後ろからなんとマーサリが一緒にいた。
驚くジェイミー。

『私たち 結婚したの』
嬉しそうに言うマーサリ。

そんな仲じゃないだろう?とジェイミーは
動揺している。

今朝、立会人のもと手を握って結婚宣言した
と言うのだ。

ジェイミーはファーガス腕を掴み2人でこそこそと
『床入れは?』
『まだです。』
『では無効だ』とジェイミーは、
船長に向かって港に寄るようにお願いする。
次の港でマーサリを下ろすと言うのだ。

女には危険な旅だと言うジェイミーに
マーサリは『じゃぁ、彼女は?!』と
目を釣り上げてクレアを見る。
『クレアは関係ない』
『この娼婦のせいでかあさんは笑いものよ』
するとファーガスが
『奥様のことを悪く言うな』と窘める。

母には手紙で伝えたと言うマーサリ。
呟くように『俺が殺される』
マーサリに凄んで『家に送り返す』とジェイミー。
『じゃぁ、彼と寝たと言う』
ファーガスを見るジェイミー、
うんん?と否定と困った顔の彼。

『私がふしだらな女だと噂になってもいい?』
根負けしたジェイミーは、
折れてジャマイカまで行って、その後、家に連れて帰ると
だが床入りは許さない、船室は分けてクレアと相部屋だと言う。

『何ですって?!』
クレアとマーサリが同時に声を上げる。


クレアは、ジェイミーに向かって、
『気分が悪そうね』
何を言わんとするか分かっている彼は、
大丈夫だと言うが
クレアはジェイミーを強引に連れ
『20年ぶりに過ごすのに彼女と相部屋?』物申す。
あくまでもマーサリの貞操を守ろうとする父、ジェイミー。
『私の貞操は?』と皮肉り、一瞥して船内へ消えるクレア。

『気分が悪い』呟くジェイミー。






船内で船酔いで参っているジェイミー。
クレアがハンモックをすすめるがもっと揺れると拒否。
ショウガ茶を飲ませる。

ふとクレアの目に止まったトランク。
その中には彼女がパリで着ていた服が入っていた。
ファーガスとマーサリがラリーブロッホから持ってきたのだ。
クレアとの思い出を捨てられなかったジェイミー。
仕立て直してマーサリが来ていたのだ。



乗組員がクレアを呼びに来る。

頭に怪我を負った船員の
名前や場所などを聞いて、状態を見る。
『脳震盪はなさそうね。』
治療をしていると船長が現れる。
状況を聞くと負傷した船員が事故を伝える。
『蹄鉄に触ったか?』
全員触った
ウォーレンが『誰か触っていない 出航したばかりなのに不吉だ』
事故は起きるものだとクレアが言うと
船長は、
『海の上にいる限りは”この天と地の間になホレイショ”』
『”哲学の及ばぬことがある”』とクレア
『シェイクスピアは賢い』と船長。

船長は
『今晩、ご主人とあなたを夕飯に招待したい』
『ただ主人は、今食べ物のことは考えたくないかも』







ベットに座ってジェイミーは
『早すぎる』ファーガスに。
彼は、『奥様ともすぐ結婚したでしょ』と抵抗。
『あれは、仕方なくだった』
『2人の結婚が仕方なくなら
 俺は仕方なく息をしている 仕方なく心臓を動かしてる』

げっそりとしたジェイミー。

『一目見た時から 奥様に引かれたと言ってた
俺にも時間は関係なかった 喜んでくれると思ってたのに
最初はショックでもね』
寂しそうに肩を落としてファーガスが言う。

ジェイミーは立ち上がって『なぜ隠してた?』と睨む。
『ご主人様と同じ理由だよ 臆病者だから』
ジェイミーの目をまっすぐ見る。
『マーサリにも隠し事を?』
『俺たちには秘密はない』
生い立ちの話も娼館育ちもスリの話もしたとファーガス。
『女は?』
『してないけど…』
次々と彼の女性遍歴をあげるジェイミー。
ファーガスは、マーサリとは寝てないし、
出会ってからは、彼女一筋と
自分が本気だと言う証にならないか真剣な眼差。

ジェイミーは、納得せず『女の件を隠してて?』
お手上げというそぶりのファーガス。





クレアは、船長と夕食席に。
船長はジェイミーが同席せず残念がるが、
クレアは、蹄鉄のことで反論したので、自分に話があるのでは?と
すると船長は、忠告しただけだと話し始める。

船医は乗組員の尊敬を得なければ務まらない
クレアが船にいること自体災いだ
本来、婦人は胸をさらすべきだ
女の胸は荒れた海を鎮める
代わりに船首像が胸をさらして災をはねつける
 
だが、蹄鉄に代わりがない

クレアは、
鉄に触っただけで運が向くとでもと否定的な意見を言うが     

『船乗りは、迷信深い彼らが安心するならそれでいい
弊害もあると
災いの予兆があったら、皆 動揺する
問題は、私ではない、蹄鉄を触らなかったものだ』
と船長。
迷信を信じないクレアはうんざりしたように食事を続ける。





ジェイミーがバケツに吐き続けている。
その姿を扉の隙間から心配そうに見つめるウィロビー。
『いつまで馬鹿なマネを続ける気ですか?』
と墓へ入ってきて、彼の前にしゃがむ。
ジェイミーは顔を上げ、ぐったりして蒼白な顔
すぐにクレアが作ったお茶の効果が出ると言って、
カップを口にする。
『吐き続けると胃がやられる筋肉が裂ける
睾丸がよじれる これがキツい
治すには切断するしかなくなる』
そう言って、ウィロビーは、指えカットする仕草をする。
『だが仕方ない それが望みなら』
またバケツに吐き出すジェイミー。
顔を上げるとウィロビーが何かを促すようなポーズをとる。


マーサリが
『大きい方に寝て 頭をぶつけない』
とクレアに微笑んで言う。
『マーサリ ジェイミーへの口添えを期待しないで 私には関係ない』
『急に現れて人の家族をメチャクチャにしておいて 関係ないですって?』
はっっ?!ウェ〜ル、
『通算は賢いと言うけど ただの娼婦ね』呆れた風のマーサリ。
『娼婦には大きな寝台が必要ね』
クレアは早々に寝台へ。
ウ〜〜〜ン、とマーサリは手鏡を手に手ぐしをする。






船首の胸像を神妙な顔で見つめるクレア。

甲板から船の中へ下がるとジェイミーがモリモリと食事をしていた。
『気持ちのいい朝だな』頬張って、元気に挨拶する。
その姿を見て、具合が良くなったの?嬉しそうなクレア。

そこへマーサリとファーガスがやってきて
『全部聞いた 今まで女っ気がない方が変よ』とマーサリ。
『それに今は私だけ』
『祝福してください』とファーガス。
『認めてあげたら?』とクレア。
その言葉にマーサリの顔が何で?となる。

クレアはジェイミーの腕を組み少し離れたところで、
『これは作戦よ』とクレア。
2人でこそこそと
『放っておけば 愛は”シュワッ”とはじける』
『”シュワッ”とは初耳だが趣旨は分かった』
ジェイミーは2人を見て『弾けるのが一番 怖い』

マーサリとファーガスの所へ戻って、
ジェイミーは
『悪いが認められない』そう言って行ってしまう。
クレアにどう言うこと?といった風を
手でジェスチャーするマーサリ。
あ〜と息を吐き出し、2人を見つめ、
ジェイミーの後を追うクレア。




甲板で鐘を鳴らす、望遠鏡で水平線を見つめる船員。

のどかな中、ウィロビーが甲板の床に水に濡らした筆を走らせる。
『それは何?』クレアが尋ねる。

ウィロビーは、『これは詩です』と微笑む。
ポーチから紙を出す彼にそれも詩かと尋ねるクレア。
彼は中国にいた頃のことを忘れぬように書き留めていると言う。

甲板に書いた文字が乾いて消えていく…
『この物語は 私の半生』
聞かせてくれる?と言うクレアに彼は
『いずれね。語ったら手放すことになる』
その場を去っていくウィロビー。

クレアは、彼の書いた文字を見るが
文字は完全に消えてしまう。








単調な日々が続いた
私はケガ人の治療に励み
薬を作った
水平線に囲まれた生活は悪くなかった
難しいことを忘れられた




陽気に酒を飲み交わし、歌を歌う船員たち

クレアは、ジェイミーの所へ
『ジェイミー』
船室の扉を開くとそこにはウィロビーと
顔に針を刺したジェイミーが。


驚いて言葉を失うクレア。
ウィロビーが慌てて自分が悪いと
ジェイミーが嫌がるのに無理に勧めたと言う。
『何を嫌がったの?』
『治療』
『針ね』
『私のせいです』
気まずそうな ウェロビー。
いいんだと言って、ジェイミーは
彼を部屋から出す。
ジェイミーの姿に笑いを堪えながらクレアは、
『これで船酔いが治ったの?』
ふふふ『私のつくったお茶じゃなくて』
無言で下をむくジェイミー。
『なぜ秘密にしたの?』
『気を悪くするかと』
困った顔を表情をしてクレアは
『私がそんな気遣いを喜ぶと思った?』
『今 俺たちは微妙な関係だ』
ジェイミーは立上がって
『君が去る理由を作りたくなかった』
『ジェイミー』
クレアは彼に想いが伝わるように…
『確かに戻ってきて 混乱し苦しんだけど
あなたへの愛は揺らいでない』
ジェイミーは、ふっと息をもらし
クレアの持っていた麦わら帽子をベットに放って手をとる
『隠して悪かった』
う〜ん。
クレアは両手をジェイミーの首に回し
針の刺さった顔を笑う。『針山みたい』

『確かに針山の気分だが吐き気は消えた』
そう言ってクレアに口付ける。クレアから笑いが漏れる。
唇を離すとジェイミーが怪訝そうな顔をしている。
『何なの?』
『動いてない』




甲板では船員たちがざわついていた。
機具を使って針路を確認するが外れていない。

ジェイミーたちが甲板に出てきて
なんで船が動いていないか船長に聞く。
『風が やんだのだ』

『その顔は?』
ジェイミーの様子に船長が怪訝そうな顔をする。

『中国の治療法です 船酔いによく効く』
ウィロビーはジェイミーの針を抜く。

この季節には珍しく風がやんだが案ずることはないと
言う船長。
中国人では?との声。
針を抜く動きが止まるウィロビー。
『違う蹄鉄に触るのを見た』

今から順に蹄鉄に触ればとクレア。
が、航海の最初に触れるのが決まりらしい。
それを聞いてヘイズの顔色が変わる。
『恐るな 風は吹く』と船長。




夜、甲板にジェイミーが海を眺め胸で十字を切る。
そこへクレアがやってきて頬にキスをする。
彼の肩を抱き振り向いて人気がないのを確認して
『私たちだけね』と微笑む。
ふっ『俺たちと…』口づけてクレアの肩に腕を回す
『月にいる誰か』と夜空を見上げる。
クレアを抱きしめてキスをする。

月を見ながら、向きをかえ
ジェイミーの胸に背中を預けたクレアは、『聞いて』
『ボストンにいた時 人類は月に行った』

『どんな所なんだ あそこは』
2人で月を眺めている
『実際に見たわ 写真で
岩だらけの荒涼とした地 生物はいない 美しかった』
ジェイミーはクレアに目線を移す
『分かる?黒い部分がクレーターよ』
ふっと声を出してまた月を見上げる。
『あぁ 月の顔だ』とジェイミー。
微笑むクレア。
『話しかけたら声が届きそうだ』

クレアは寂しそうな顔になり
『”おやすみお月様” ”おやすみ 月を跳ぶ牛さん”
”おやすみ 光さん” ”赤い風船さん”』
ジェイミーがクレアを見つめている
『絵本よ ブリアナに読んでたの』

『あの子も そらんじるように 縫いぐるみに聞かせてた ウサギのよ』 
『会いたいか』
『とっても』
ジェイミーが後ろからクレアの頬にキスをしてギュッっと抱きしめる。


Outlander | Season 3, Episode 9 Clip: Goodnight Moon | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>








ただ風を待つ日々が何週間も続いた
船は陸から数百キロの沖の所で 身動きが取れずにいた
熟練の船乗りも気をもみ始め 最悪の事態を懸念した



悪態をつく船員。
船内では浸水した海水でどの樽の水腐り悪臭を放っていた。
飲もうとする者をジェイミーは病気になると制する。
『クライスト』ヘイズが呟く。

『提案がある』
災いを招いた人物を見つけて海へ落とそう

『アイ』船員たちが頷く。
固まるヘイズ。


『無事だったたるは5本だ
風を待つにしても水や酒がなくては難しい』
と船長。
船長室で食事をとるジェイミーとクレア。
『誰を義勢に?』
浸水は事故で誰のせいでもないとクレア。
誰かを犠牲にしないと何週間も立ち往生だ

いけにえが必要だ
誰かを海に落とす話?
大きなタメ息をつく船長。

正気の沙汰とは思えないクレアは批判するが
船長は
船の秩序を守るためにには避けられない
海軍と違い船長に逆らっても罰則はない
彼らに味方しなければ反乱が起こるだろうと言う。
ジェイミーは
『俺の仲間には手を出させないぞ』と船長を睨む。



『女は蹄鉄を触ってた』
『フランス人もだ』
触ったのを見てないのは1人だけそう言って、
ヘイズの方を見る船員たち。
レズリー怒りを顕にするが
船員は、お前の命は長くないと彼を脅す。
ヘイズはそれを緊張して聞いていた。
『俺なのかも』とヘイズ。




『飛べよスコットランド野郎!!!』
『災いの元だ』
船員たちがヤードに向かって野次を飛ばしている。
『俺に構うな!』

ヘイズが酒瓶を片手にヤードに座っている。
『殺されるくらいなら自分で死ぬ!!!』

ジェイミーとクレアはヘイズリーに呼ばれて
蹄鉄に触ったか覚えていないらしいと説明する。
このままでは身を投げるかも
仲間が心配する。




『クライスト!』
ジェイミーは下からヘイズに叫ぶ『災いなどない!』
『どうせみずが尽きたら死ぬんだ』
『俺たちは死なない。俺を信じろ』
ジェイミーは、シュラウドを登っていく。
『来るな、マック・デュー』ヘイズが言う。
「ヤツの好きにさせろッ!」「いなくなれ!」「みんなのためだ!」
そこかしこで野次が飛ぶ。

見兼ねたクレアは、船長に向かって『止めるべきよ!』と言うが
彼は、反乱よりマシだと動じない。

「飛べ!!!」
『アーツミュアでも俺たちは屈しなかった』
ジェイミーはヘイズを説得しながら彼に近づいていく。
「飛べ!!!」

『無視するんだ 俺を見ろ』
ヘイズの高さまで登ってきたジェイミー。
「身を投げろ!!!」
ヘイズはジェイミーから逃げるようにヤードにまたがった状態で
先端へとジリジリ移動する。
ジェイミーはヤードに立ち上がり、ヘイズへ近づこうとする。
クレアは心配そうに見上げる。

懸命に説得するジェイミー
ヘイズを海に落とすなら自分が戦う
レズリーもファーガスもウィロビーも
震えるヘイズ。



その時、ウィロビーが水平線を飛ぶ鳥を見つめる。
そして、何かを思いついたようにハッとして
ヘイズとジェイミーを見上げる。

『もういいんだ』ヘイズがヤードから降りそうにする。
ジェイミーはヤードに跨り両手を離し
『俺も飛び込む そうなったら2人ともクレアに殺される』

見上げるクレア。




『必ず守ってやる』
『来い』ヘイズに片手を伸ばすジェイミー。『俺を信じろ』
頷い合うヘイズとジェイミー。
『分かった』とヘイズはジェイミーの手を取る。
がそのままバランスを崩してヤードから落ちてしましい
ジェイミーの手にぶら下がってしまう。
あたりからどよめきが
『大丈夫だ 離すな!』とジェイミー。
ヘイズはそのままシュラウドへジャンプして事なきを得た。
 
ホッとするジェイミーとクレア。

2人は一緒にシュラウドを降りて来る。


ウィロビーが甲板に筆を走らせる。
鳥を見て、書いた字を見てジェイミーたちを見る。

降りて来た2人に船員たちが囲む
「奴は災いの元だ 海に落とす」
「飛べ!飛び込め」
ヘイズに向かって 声を揃える。
『迷信よ!!!』クレアが叫ぶ。
ジェイミーが俺が相手になると食ってかかる。
船員たちと揉み合いになる。

カンカンカンカンッッ!

ウィロビーが鳴らす鐘の音に
皆動きが止まる。

『私はイー・ティエン・チョウ 生まれは広州
別名 羊城(ようじょう)だ

彼の声に、クレアも周り、静まり返り注目する。

ウィロビーは過去を語り始める。

文筆の才能を若くして認められ
頭の中で鶴のように舞うイメージを筆で表現できた
そして”火の鳥”として知られるようになった
やがて自分の詩が皇帝の第2夫人ウェン=メイの目に留まり
北京にある宮殿に招かれた帝都まで』

『ウィロビー そこまでだ!』と船長。
続けさせてくれとジェイミー。

誰も止めなかった

頷いてウィロビーは話を続ける。

『大変な名誉だった
功績を挙げた者として名が残る』

皆、ウィロビーの語りに引き込まれていく。

『皇帝の夫人に仕えるものに求められるのは
宦官(かんがん)であること
皇帝の意に背くことは最も不敬な行為だ
それは死を意味する
それでも自分は恋に落ちてしまった
全ての女性に
その美しさは咲き誇る蓮の花のよう
その乳房は杏のような味わい
冬に嗅ぐ ヘソの香り
そして温かい恥丘は熟した桃のように 
私の手を満たす

私は逃げた

提灯祭りの夜に

そしてたどり着いたのが
自分の黄金の言葉が雌鳥の鳴き声でしかない地
文字が落書きでしかない地
愛する価値のない女しかいない地』

声を荒げなながら続けるウィロビー。

『クマのようで優雅さのかけらもなく
自分を黄色い虫けらとさげすむ
娼婦でさえ私と寝ることを拒む!』

肩で息をして、一息つく。
周りは口鼻をうなだれる者、哀れみの顔で彼を見る者
誰もが彼から発せられる言葉に食い入っていた。

『男であることを捨てられず
全てを失った 名誉も 仕事も 祖国も
時折 思う 早まったと』

そう言って、ウィロビーは、船べり登る
彼の様子を皆が固唾を呑んで見守る。

ウィロビーは、持っていた紙を海へ放つ。
紙は風に舞った。






「風だ!!!!」

「穂を張れ!」

あたりが笑顔に包まれる。

ヘイズがウィロビーに
『あんたの話は 結構よかった』そう言う。

クレアは『なぜ風が吹くと?』尋ねる。

『アホウドリです。』
高く飛ぶ時は空気が乾いてて 雨は降らない
逆に低く飛ぶ時は

『湿気が多い』とジェイミー。
『雨が降る』クレアに微笑む。

『イー・ティエン・チョウ』
ウィロビーの背に声を掛けるクレア。
少し振り向く彼。
『ありがとう』
はにかんだようなウィロビー。

彼の書いた文字に雨粒が落ちる。


喜び合う船員たち。
舌を出して渇きを潤す。
雨水を溜めて樽へ注ぐ。


クレアとジェイミーはずぶ濡れのまま中へと
通路で船の揺れによろめいて笑顔を交わす。
互いの顔を見つめ合い欲望を抱いた2人は船室へ。
口付けを交わし早急に求め合う。


余韻に浸る2人。
クレアはジェイミーの胸に頭を寄せ幸せそうに瞑る。
ジェイミーは抱いたクレアの髪を撫でながら
『白髪が好きだ』
ん〜、クレアは、嬉しそうに微笑む。

俺の白い鳩…ジェイミーがゲール語で呟く。
『光が当たると銀色の月光のようになる』
クレアの髪を愛おしげに触れる。
『ふふ。そんなこと言うなんて女泣かせね』
ジェイミーの顔を見上げて
『20世紀でそれを言ったら王になれるわよ』
笑うジェイミー。

『戻ってこようと思った時 最初は距離を感じると思った』
ジェイミーはクレアの顔を覗き込むように
『周りでどんな問題が起きようと…』
2人は見つめ合い
『俺たちの間にあるものは変わらない』
『そうね』
ゆっくりと口づけを交わす。




船長が望遠鏡を覗く。
グレートブリテンが現れたのだ。

突然、大砲が放たれた。

驚くジェイミーたちに船長は、
人出が欲しくて、止まれと合図してきたのだと説明し、
船員に停泊を指示する。

英国の国民は、強制徴募される
その危険性をジェイミーは察して
クレアに自分がもし、徴募されたら
ジャマイカに行ってヤング・イアンを捜せと言う。
頷くクレア。


停泊する2艘の船。

アルテミス号にイングランドの軍艦ポーパス号
の艦長トマス・レナードが乗船してきた。

若すぎる艦長、いや艦長代理は、元少尉レナードは、
急を要したように船医を求めてきた。

ジェイミー振り返りがクレアを見る。



レナードを船長室へ招きいれ事情を聞くと
船で疫病<船舶熱>が発生したと言うのだ。
『私が船医です』進みでる。 
彼女は、病疫が蔓延する船からこの船へ?
ときつい語調で、レナードに
『仕方なくて』と
艦長と大尉、船医と助手が亡くなったと
さらに100人が病で倒れ、80人がこの世を去った。
驚く艦長始め、ジェイミーとクレア。

クレアがレナードの症状を聞くと
出ていないと答える。
ジェイミーが徴募を尋ねると
『とんでもない、治療の手助けをと』
つかさずクレアが
『力になります、病人の症状は?』

『激しい腹痛に ひどい嘔吐 高熱も出ます』
『お腹に湿疹は出てる?』
『ええーーー水のようなクソも 失礼、マダム』
クレアは、見当はついたが、診察をさせてと
『では、艦へ?』レナードが立ちあがる
と同時に
『ダメだ!』とジェイミー。『もちろん』とクレア。
顔を見合わ3人。



ジェイミーは、ちょっと失礼しますと部屋からクレアを連れ出す。

クレアはジェイミーが何を言うか分かっている風。
『正気か?疫病に侵されるぞ』
『腸チフスよ』
まだ未知の病気。
気が気じゃない様子のジェイミーに
クレアは、自分は予防接種済み病気の対処法を教えられる、
『医者になる時 病人を救うと誓いを立てた』
頷きフッと
『誓いなら自分も立てた』
とクレアの手を握り彼女の結婚指輪を親指で這わせる、
『簡単には破れない』
見つめ合う2人。
『説得しようとしてもムダなんだな、サセナッフ?』
クレアは、嬉しそうに微笑みながら、
『歳を取って賢くなったわね』
ジェイミーは、戻るまで艦を見張っている
と言ってクレアに口付ける。



小舟に乗って、艦へ移動するクレア。

それを甲板で心配そうに見守るジェイミー。




ポーパス号に迎え入れられるクレア、
病人のいる船内へ案内される。

階段の途中から、咳き込むほどの異臭と淀んだ空気。
クレアは耐えれずにクラバットをほどき鼻に当てる。
床にはネズミが這い回り不衛生極まりない。

ランタンを手渡され奥へ進むと
ハンモックから嘔吐する者、熱にうなされる者
病人達が大勢横たわっていた。

クレアは足を止めてと寝ている男を診察する。
するとお腹には、赤い発疹が…内臓の様子も触診をする。


『腸チフスです』
クレアがレナードに報告をする。
船舶熱と似ているが、感染の止め方が異なる。

そして、止め方を説明する。
飲み水不足を回避のため、できるだけ早く陸に向かうようにと
病人は、ほとんどが助からないだろうこと、
感染を防ぐのが大事と事態はさらに悪化することを伝える。

ため息をつくレナード。


治療体制が整うまで残って手伝いましょうか?
クレアが申し出る。
感謝して、レナードは、パウンドという少年を助手につけさせる。

船長と夫が待っているので急いで指示したいと
レナードは、そう伝えると言って調理室へ案内させる。

『大量のお湯が必要なの』
クレアは、堅物そうな調理長に交渉する。


すると船が突然、揺らぎ、動き出した。


甲板に出てきたクレアは、レナードに抗議する。
『今すぐ戻りなさい!こんなの誘拐と同じよ!』
『私も必死なんだ!あなたに望みを託すしかない』
クレアは、レナードの意志の強さに圧倒される
『自分たちもジャマイカへ行く
レインズ船長には、合流するまであなたをもてなすと伝えた』



クレアは、遠ざかるアルテミス号を見つめる。


パウンドが甲板の準備が出来ましたと声を掛けてきた。
彼を見て、そして、また、アルテミス号を見る。
















次回予告
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 10 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>







******************





ついに航海へと!

シーズン1をドラマを観た後、
原作を読んで航海へ出るとわかった時点で
同じSTARZで『ブラック・セイルズ』という海賊ドラマが
あったので、イケル!と思ったのは間違えなかったですねぇ。
素晴らしい

同じセットで撮影されたようで、CG技術の高さに驚くばかり。
本当に船旅をしているように見える。




すごいセットですねぇ〜。






何度も言ってますが帆船好きとしては、たまらん!!!
私は、ジェイミーと違って船酔いしませんので
喜んでどこへでも行きますよ〜〜〜〜。
憧れの帆船での船旅




ーーーしかし、
クレアじゃないけど、まさか航海とは思いもよらないかった!!!

彼女の中には、ジェイミーは船酔いが酷いから
海を行くことは予測していなかった。

原作にそんな台詞があったかと思うのだが、これまた探せなかった。






出港前の細かいエピソードがなかったですね。
ジェイミーがフリーメイソンだったとか
クレアがアーンジュ病院にマザー・イルデガルドに会いに行くエピ。

それと、
やはり原作で登場したペリカンは登場しませんでしたね。(笑)
このエピソードは無理だろうなぁと思っていたのでやっぱりなと。



今回も原作からずつマイナーチェンジをしていて、
ジェイミーがファーガスとマーサリの結婚を認めなかったり、
ジェイミーが命を狙われていたことがなかったり、
船乗りのジンクスやそれに絡めた新たに凪のシーン。
原作では事件みたいなものがなかったので、
話を盛り上げる為に入れたんでしょうねぇ?
これまた巧くコンパクトにまとめてありましたね〜。



お気に入りは、ジェイミーとマーサリのやり取り。
ファーガスとマーサリの雰囲気の良さ
お似合いですよね
それぞれが相性がいいので、これからの物語を考えると
想像して独りでニヤニヤしちゃいます。
いつものことですが(笑)







ウィロビー=イー・ティエン・チョウは、
とても異質ですね。
アウトランダーっぽくない(笑)
小説でもちょっとイメージがはっきりしなかったのですが、
ドラマは、また小説と趣きが異なるので更に異質な感じがします。
難しいエピをドラマチックになりましたねぇ。
ブラボー





そう言えば、ジェイミーが船酔いで苦しんでいる姿は初でしたね。
シーズン1から2にかけてのフランスへの船旅は端折られたので。

いや〜マジ苦しそうで、こっちまで気持ち悪くなりそうでした。
船酔いで思い出したのが、
ひとつ不満が、
ウィロビーがジェイミーに針治療してましたが、
原作では、針治療を嫌がる頑なジェイミーを
クレアがウィロビーと一緒になって、
食べないで吐き続ける…最終的に一物が壊疽が始まり切断…
と脅すシーンが好きだったのになぁ〜。
観れなかったのが、ちょっと残念。


爪楊枝みたいな針で痛そうしたね。
刺し方も奇妙な形していたし、皮膚に穴が残りそう(笑)



もう一つ残念だったのが、
私が好きだった、料理長のマーフィー登場なし。
クレアとのやり取り好きだったんですけどねぇ。




”この天と地の間になホレイショ”
”哲学が及ばぬことがあるのだ”
クレアと船長のやり取りは、
シェイクスピアの『ハムレット』からの引用。
こういう知的な文学的引用はグッときます。
原作にも数々登場しますが、
勉強になりますし、興味も湧きますね。
自分が分かったら、ニヤニヤします。
大抵は、わかりませんが(笑)




クレアとジェイミーのシーンで
ジェイミーがクレアにゲール語で呟きます。
聞いたことのある響きだったので
調べたら、やはり、シーズン2の11話<悪夢の真相>
原作者のガバルドンさんが脚本を担当した回。
眠っているクレアにジェイミーがゲール語で語りかけるシーンで
同じことを言っていた!
ゲール語の響が好きなので記憶に残っていたのですねぇ。


今回も2人のシーンは、うっとりします。
クレアがジェイミーに甘える風な姿が可愛い。
ジェイミー=サムさんがえらくカッコ良く見えちゃったり(笑)
とにかく2人が楽しそうなのが何よりです。
ユーモアと愉しさがないとね!





衣装のアイデアもイカしていました!
なんというリアルな設定。
現実的にも予算抑えられますものねぇ〜←モロ製作者サイド意見(笑)







9話解説
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander: Season 3, Episode 9 | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>



















ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season3:#8話

2017-12-04 | Outlander season3/story


あぁ〜〜〜今回もギリ
楽しみにして下さっている方々、どうもすみません

仕事もなんですが、プライベートも忙しくしてました。

それに加えて、
今回はまた楽しみにしていた回でもあるので
やはり繰り返し観ちゃう観ちゃう。

結果、早くUPしたいのに遅くなるという
いつものパターン

ホント、とろいもので





先日、友人のお供で
<北欧の至宝:マッツ・ミケルセンの撮影会に参加
初めての東京コミコンに行って参りました。

なかなか面白イベントでした。

撮影前から私までドキドキしちゃって。
撮影会に向かう友人と途中で別れて、
いろんなブースを見て回ったのですが、なんだか落ち着かない。
時々、友人からメールが来たりして、そわそわ。

残念ながら、私は、姿を拝見することは出来なかったですが、
写真を見せてもらって、興奮
親しい人とマッツが一緒に写ってるのがとっても不思議でした。
良かったね〜〜〜
幸せのお裾分けして頂きました。



私もいつかアウトランダーのキャストと一緒にと夢見る
あぁ〜キャットとサムさんに挟まれたい

きっと囚われた宇宙人みたいなるんだわ。
身長差あり過ぎ(苦笑)





ーーーその後、
GRAPEVINEのライブへ。

なんと私、チケットを忘れました。
コミコンの半券で入ろうとして、は!って気づき。
ちが〜〜〜うっっっ!!!て。
よくよく考えたら、
だよって、持って来てないじゃんって。
当日、受け取ることがほとんどなのでうっかりしてました

幸い、友人がファンクラブ加入していたので、
確認で入ることが出来たのですが、
大迷惑。
みんなをハラハラさせちゃいました。
ごめんよ〜〜〜
いや〜〜〜アホだな

覚悟したんですけどね、
2時間、何してようかなって(笑)
入れて本当に良かった
LIVEは、最高に盛り上がりました

チケットレスライブって(苦笑)
自分にびっくりです







ーーーと色々とありまして、
あぁ〜〜〜、今日の夜にはもう9話!!!
アメリカなんてもう11話?!
早いよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ

面白いと早いっっっ
終わってほしくないよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!


シーズン5の話もちょろっと持ち上がっていましたが、
どうなんですかねぇ〜。
続けて欲しいけれど、難しそうっっっ???

って、まだ原作終わってないし。
読まずに死ねないっっっ!!!
ドラマ続くのだったら、最後まで観たいっっっ!!!!



ハァ〜〜〜、どうなるんでしょうねぇ???












* ネタばれ注意 *


<誤字脱字、ご了承下さいませ









episode308
FIRST WIFE
ウソの代償










連なって馬を走らせるクレア、ジェイミー、ヤング・イアン。

目の前にラリーブロッホの屋敷が見えてくる。

馬の足を止め、クレアは屋敷を見つめる。

帰ってきた
私の心と頭に刻み込まれた場所へ
かつての我が家
あの頃と変わらぬようで
全く違うようにも感じられる


ジェイミーと顔を合わせ、舌呼して再び屋敷に向かう。







ジェニーはクレアを凝視して驚きを隠せない。

『また会えるとは思わなかった』
腰に手をやり、ジェニーがやっと言葉を発した。

クレアはイアンに目をやるが彼も険しい顔をしている。

『私もよ』とクレア。

『驚くのも無理ないわ でも会えた』

ひたすらクレアを見つめるジェニー。
ぎこちない空気が漂う。

会話も途切れ途切れで、
クレアが子供は?と尋ねると
『大きくなったわ 孫もできた』


<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/


ーーーそう言って、
ヤング・イアンの存在を思い出したように
横にいた息子に抱きつく。
『死ぬほど心配した』
離して、彼の頭を勢いよくパン!と叩く。

頭を押さえながら『心配なんて…』
それを遮り父イアンが『何も言うな部屋は入ってろ』と
厳しい口調で言う。

イアン、そして、ジェニーも後に続き家へ入るって行く。

歓迎されていない様子に戸惑うクレア。
神妙な顔つきのジェイミー。



イアンは、ジェイミーに息子のことを連絡しなかったことを怒る。
『連れ戻すからだ』とヤング・イアン。
親子の口論が始まる。

ヤング・イアンは自分には商売の才能があるから、
稼ぐために家出をした、
火事で逃げる前に大儲けしたと自慢げに言う。
その言葉にジェイミーがしまった顔。
『火事?!』
つかさずイアンがそれに反応する。
息子を犯罪をに巻き込んだのかとジェニー。

ジェイミーは、言いにくそうに
ちゃんと面倒は見ていたが店でボヤがあったと。
ボヤなら帰ってこないだろうと語尾を強めるイアン。

小さくなるジェイミー、イアン、クレア。
『店は全焼か?』無言の3人。

『だから迷子を連れて戻ったのね?』
ジェニーの言葉に彼女を見るクレア。
『澄ました顔して20年ぶりに舞い戻った』

商売は順調だったが
役人にゆすられクレアが暴漢に襲われた
と姉に向かってジェイミー。
呆れ顔で彼の言い分を聞くジェニー。

『叔母さんは奴を殺した』得意げなヤング・イアン。
ジェニーの冷たい視線がクレアに向けられる。
余計なことをと彼を見るジェイミー。
笑顔のヤング・イアンにしかめっ面のイアン。

ジェニーは息子に外に出て行くように言う。
ため息をついて出て行くヤング・イアン。
『罰としてムチ打ちが待っているぞ』
と息子に向かってイアンが言う。

ジェニーがクレアに
『息子の前で人殺しを?』
ヤング・イアンはいなかったし正当防衛よ
とクレアは必死に弁明するが、
彼女に取り入ってもらえず、作り話と言われてしまう。

『仕送りを受け取っているだろう 印刷屋では稼げない額だ』
とジェイミー。
密輸のことは知ってたけど息子を手伝わせるとは聞いてない!と
ジェニーが怒りを露わにする。

『我が子にも同じことをした』と言う弟に
首を振り呆れるジェニー。
イアンは、ズボンのベルトを外し
ヤング・イアンに罰を与えろとそれを差し出す。

『ムチ以外の罰し方もある』とジェイミー。







ヤング・イアンは
『臭すぎる 悪魔のケツみたいなにおいだ』
悪態をつきながら、肥やしで農作業の罰を受けていた。
そんな彼を姉のジャネットがからかう。

それを見つめるイアン。
そこへジェイミーがやって来るて
息子が自分の所にいると連絡しなかったことを謝る。
『あの子はお前を慕ってる 子犬のようについて回ってるんだ』
とイアン。
2人は、ヤング・イアンの姿を見守る。





屋敷の中で、子供達が走りまわる。
そんな子供達の姿に自然と笑みがこぼれるクレア。

『つまみ食いはダメよ』ジェニーが子供達に注意する。

『にぎやかね』2人の子供の前に立って自己紹介するクレア。
『アンガスとアンソニー』
とジェニーが2人を名を告げる。
『マギーの子よ ここでマギーを抱いたでしょ』
『覚えてる あなたは絶対 男の子だって』とクレア。

そこへ『ジェームズです』と
立派に成長したヤング・ジェイミーが彼の子供を抱いてくる。
懐かしむクレアだったが、なんとなくよそよそしい態度。

息子から預かった赤ん坊が泣き出し『おしっこだわ』とジェニー。
クレアが手伝うわと言うが
『知らない人を見たら余計泣く』とやんわり断る。
途方にくれるクレア。






ジェニーが庭で洗濯をしていると
『ムチがなくてもしつけはできる』とジェミーがくる。

『子育てに詳しいのね』
その言葉に動きが止まるジェイミー。
詳しくないが甥っこのことは詳しいと
姉に言い聞かせるように話すジェイミー。
『あの子はもう立派な大人だ』
くっっと失笑するジェニー。
『勝手に巣立たないうちに自由を与えろ』
『あなたに説教されるとはね』ため息をつく。



『重婚という大罪を犯しているのは誰?』
はっ!としてあたりを警戒するジェイミー。
姉に近づき、
『クレアが死んだと思った』
そっと言うと
ジェニーは、
自分たちと一緒にクレアの死を嘆かなかったと
半信半疑。
それに対してジェイミーは『言葉にするのもつらくて』
『分かるわ』とジェニー。

でも今なら話せるでしょうと真相を知りたがるジェニー。
覚悟を決めて、ゆっくりと話し始めるジェイミー。



死を覚悟して反乱に臨んだ
自分が死ねばクレアに危険が迫る
彼女に宿に身を隠せるよう手配した
落ち着いたら植民地へ行けるよう金を渡した
だが、彼女がいた村をイングランド兵が襲い
皆殺しにされた
彼女は予定通り植民地行きの船に乗った
自分は知らなかった

そう語ってその場を去ろうとする
弟の後ろ姿にジェニーは

あなたが捕まった時
クレアは帰りを待ち続け
結局、自ら助けに行った
彼女はそういう女性のはず

嘘をお見通しの姉だった。
苦渋の表情のジェイミー。





ーーー夜、寝室で
ジェイミーが口にする
『領地の西の外れに小谷を建てよう そこに住めばいい』
『ジェニーが納得しないわ』とクレア。

『本当のことを話すべきかも』
他の時代から来たと信じてくれないとジェイミー。
マータフは信じたとクレアは言うが
あれは賭けだったし、マータフは世界を見て来た男だからと
だが、姉はここしか知らないと

『今後モメるのは覚悟するしかない 答える術がないからな』と
優しくクレアのおでこに口付ける。

真実を言わなきゃと彼女との壁は崩れない
信頼する相手には優しい人だけど心を閉ざすと冷淡になると
落胆した様子で窓際に座るクレア。
『アイ』頷くジェイミー。

クレアを見つめて、ふっと口角が上がる。
『今でも時々ーーー君が幻のように思える』
ジェイミーの言葉に微笑むクレア。

思い出したように
『君を探しに行ったことがある 1度だけ 脱獄した日に』
『脱獄したの?』

彼は、
かつて刑務所であったダンカン・カーと島の財宝の話を
クレアに語り始める。

クレアの横に座りジェイミーは、
『その財宝を守っているのは…』と続きをゲール語で言う。
『ラ・ダム・ブランシェ 白い魔女ね』とクレア。

『心臓が』クレアを見つめながら、間を置いて『止まりかけた』

『その時』微笑んで下を向く『思ったんだ』
『君が戻ってきて そこにいると』


ーーー回想をするジェイミー


崖から島を見つめる後ろ姿。

あの沿岸には無数の島がある
だがアザラシがいるのは1つだけだ

俺は泳いだ 凍えながら



海を泳いで渡るジェイミー
島の岸に着き体を寒さに震わせる
見上げて廃墟に向かう

石をよじ登り跡地に入ると
『クレア!』彼女の名を呼ぶ。
あたりを見回して
『クレアァァ〜〜〜〜〜!!!』叫ぶ。




『クレア』
周辺を探すが彼女の姿は見つからず

もちろん君の姿はなかった
愚かだったと気づいた

カーは死んでたが
この手で殺したかった

希望を与えた罪で



石のテーブルに手をつきうなだれる


その時 気づいた
マッケンジーの紋章に
カーの話した通り 岩に刻まれてた
そこに財宝があった



ふと石の紋章に気づくジェイミー
そっと近づいて、紋章の石を動かす。
その奥に箱を見つける。

カーの話は本当だった
古い箱には古い硬貨や宝石が詰まってた
ルビーにエメラルド 大きなサファイアが3つ
俺はその1つを刑務所に持ち帰り
刑務所の所長に渡し



『自由の身で宝も手にした なぜ戻ったの?』
『宝は運べなかった それに仲間が牢にいた 頼られてた』

島にはいなくても…私はそこにいた
あなたを待ってた バカげてるけど 
いつも鳥の鳴き声をあなたの声に重ねてた

ふっと声をあげて口角を上げるジェイミー。
そして、『知ってるか?』と

ハイイロガンは一生連れ添う
もし成鳥のガンを狩で仕留めたら
そこで待つ つがいの1羽が来るのを
そして殺すんだ
さもなければ ガンは悲しみのあまり死ぬ
逝った1羽を求めて 鳴き続けながら

クレアがジェイミーの頬をそっと触れ優しく口付ける。
顔をゆっくり離すとジェイミーは俯く
『どうしたの?』
その様子にクレアは訊ねる
何かを言いたげな…
顔を覗き込んで『ジェイミー?』

『ずっと言おうと思ってた 君に隠しておけない』
まずネッド・ガウアンに法的有利か聞きたかったが…

『ネッドが生きてるの?』
『複雑なんだ』

『落ち着いて聞いてくれ』
真剣な面持ちでクレアに向かうジェイミー

彼が言いかけたその瞬間

『父さん!!!』
部屋に幼い少女が入って来た。
後から入って来た少女が幼い少女を止めて
『父さん その人誰?』

『父さん?』クレアが怪訝そうに言う。
足音が聞こえて来て
姿を現したのは『サセナッフ!!!』
鬼形相のリアリーだった。

驚いて身を引くクレア。
ジェイミーが立ち上がり『なぜここにいる?』
『あなたは死んだはずよ!』
『なぜ? 何てひどい男なの!ジェイミー・フレイザー!!!』
『こんな娼婦とヤるなんて!』

『父さんも母さんもやめて!』少女が叫ぶ

『父さん』凍りつくクレアの表情。

それを見て笑ってリアリーは、『聞いてない?』
『彼は私の夫なのよ。この泥棒猫め!地獄へ落ちればいい!!!』
クレアに食いつくリアリーを止めるジェイミー。

暴言を吐きクレアに襲いかかろうとする
リアリーを部屋から連れ出すジェイミー。

『ここにいろ』クレアに言って部屋を出る。
年嵩の少女もクレアを一瞥して続く。

部屋に残されたクレアは、
呆然として
…はぁと息もできないほど驚愕に震える。











階段にうずくまる幼い娘。
『あの人は誰?』

そばにいるジェイミーは
『あの人はクレア 俺の妻だ』
顔を上げた娘に『最初の妻だよ』
驚いた様子の彼女の目線までしゃがみ
『死んだと思っていたが神が呼び戻してくれた』
娘の手に手を重ね
お前と姉さんに説明しようと思ってたが機会がなかった』
『でも母さんは?』
『それは…お母さんと夫婦になろうと努力したが
俺たちの間には添い遂げられる絆がなかった』
娘が理解できるように優しく語るジェイミー。
『あの人とは絆があるの?』
『あぁ』
『心配するな お前たちを愛している ずっと面倒を見るよ』
優しく頬を撫でる。
『約束だ』

『それじゃ、アーサリと一緒にお母さんの所へ帰れ そばにいてやれ』
彼女を立たせる。
行こうとするが振り返りジェイミーに抱きつく。
彼は、ひっしと抱き受け止め、
どうにもならないもどかしさに哀しみの表情を浮かべながら
小さな背中を撫でる。











部屋ではクレアが泣きながら荷物をまとめていた
『クレア』
ジェイミーが戻ってくる
『説明させてくれ』

『ムダよ!』慌てて身支度をするクレア。

ジェイミーは必死に弁明する。
彼女たちはよそに住んでいてなぜ来た分からない
リアリーとの結婚は間違いだった
『2人の子供がいて?気づくのが遅すぎない?』
『2人は俺の子じゃない』

顔をジェイミーに向けて
『本当に?』

『小さい子の方は赤毛だった』

『赤毛の男は俺以外にもいる』

『リアリーは夫に先立たれたんだ。
俺たちはずっと別居状態だ』

『だから許されるの?』
『リアリーよ!!! 私を殺そうとした女なのに』

『君が優しくしろと言った』
その言葉が何のことか、ハっと思い出したクレアは
『お礼を言ってくれと言ったの 結婚じゃない!』
行こうとするクレアをジェイミーが止める。
『行かせない!!!』
クレアの両手を掴む。

『止める権利が?』
見つめ合う2人
クレアがジェイミーに問う
『言ったわね 誰とも恋に落ちてないって』
『それは本当だ』
『息子の話はしたのに…この件は黙ってた』
下を向くジェイミー。
『なぜなの?』
『なぜ?それは、俺が臆病だからだ そうさ』

そして、クレアを失うのが怖くて言えなかったと
2度と失いたくないと
『俺が欲しいのは君だけだ 名誉も家族も命も捨てられる
俺を捨てた君のためにな!』

クレアが振り向く、悲しげに『あなたを捨てた?』
荷物を落として
『私が捨てたの?』

『帰れと言ったのは誰?
私はあなたと一緒に死ぬ覚悟だった
それなのに責めるの?』

『責めてない…
ブリアナのために君を帰した』

『でも責めたわ』

『違う そうだが…違う』

ジェイミーは天を仰ぎ『分かるか?』
『この20年間どんなに苦しんだか
抜け殻のまま生きる日々がどんなものか知ってるか?』

『もちろんよ!私も同じ思いで生きてきたわ!
フランクとの暮らしが幸せだったと?!』叫ぶクレア。

『時には幸せを願った だが想像した
彼が君の体をむさぼり 俺の子を抱く姿を 君を殺したくなった!』
今までの渇望をクレアにさらけ出すジェイミー。

『自分はどうなのよ!』とジェイミーの胸を突き飛ばすクレア。
『リアリーか?!』

クレアに当たりそうなのをぐっと堪え
『くそっっ!!!!』
机の上のものを放るジェイミー。
陶器が壁に当たって砕け散る音がする。
『彼女など愛していない!!!』叫ぶ。

『なのに結婚した そして捨てるのね』
『どっちにしろ悪者か!
愛があれば女好きで なければ冷血漢だ』

『隠すからよ!』そう言って出て行こうとするクレアの腕を掴み
『正直に話したら君は去っただろ?』
乱暴にクレアを引き寄せる
『引き止めるためなら ウソよりひどいこともする』
と無理やり口付ける。
ジェイミーの頬を叩くクレア。

なおも激しく口付ける、
そのまま2人はベットに倒れ
抗うクレアにジェイミーは覆い被さるが、2人は揉み合い床に落ちる。

『クレア!』彼女の腕を抑え込む。
暴れて息が上がる2人。
『愛しているのは君だけだ』そう言って口付けるジェイミー。
転げてクレアが上に乗りお互いの欲望に火がつき
衣類を脱ぐのももどかしげに、激しく求め合う。

『やめなさい!!!』
2人に水が賭けられる。

そこにはジェニーが
『何なの!獣みたいに発情して家中に聞こえてるわよ!』

はっと我に帰る2人。

クレアは衣類を正し、ジェイミーの上から立ち上がり
部屋を出て行く。
見つめ合うジェニーとジェイミー。






暖炉の前で1点を見つめるクレア。
人の気配で振り向くとそこにはジャネットがいた。
『ウィスキーは?』
『飲みたい気分よ』

グラスに注ぐジャネット、クレアは立ち上がりグラスを受け取る。
『ありがとう』
そして、ちょっと言いにくそうに『謝らなきゃ 騒がしくして』
するとジャネットが
謝るのは自分の方だとリアリー叔母さんを呼んだと
こんな騒ぎになると思わなかったと告げる。

遅かれ早かれこうなっていたと言うクレアだったが
なぜ呼んだか聞くと
母さんがの答えに驚くクレア。
そこへジェニーがバケツを持って通り過ぎようとして
『リアリーを呼んだ?』
振り向いて『弟の妻だもの』
『ジェイミーの妻は私よ』とクレア。
なぜ戦いの後、弟を探さなかったのか
20年も放っておいたのかと聞く。

『死んだと思ってた』
『確かに長いこと死んだも同然だった
やっと立ち直ったのに あなたが戻って災難続きよ』
冷淡に言って退ける。 

『あなたといると弟のためにならない』
そう言って立ち去ろうとするジェニーに向かって
『また家族の一員になりたいの』挑むように言い放つ。
振り向いて
『家族なら手紙を書く 無事と伝えるものよ。
あの頃のまま受け入れらると思った?』
『いいえ』
『私は… アメリカで他の人と結婚したの』
はっとした表情のジェニー。

『生きるためにね 過去を捨てざるを得なかった
新たな生活のために』
バケツを置き、腕を組み
聞く気になった体制になるジェニー。
ジェイミはー知ってるのか尋ねる。
知っているとクレア。

『子供は授かった?』
『いいえ』
『子供はできなかった 彼が死んで戻って来たの
ジェイミーのお墓に思いを告げるために
でも彼は生きてた』
『ウソには聞こえない。 でもまだ何か隠してる』

『あなたを信じたいか分からない
骨を折った馬は安楽死させる元に戻らないから
私たちも同じ』
ジェニーはバケツを持って行ってしまう。



床に散らばった陶器の欠けらを片付けるジェニー。
廊下を歩くイアンに『母さんが生きてたら嘆くは』と声を掛ける。
足を止めて
『ジェイミーは馬小屋に行った クレアは客間で休む』

『ジェイミーの重婚が気にならないの?』
驚いた風のジェニーに
『リアリーとの間に愛はない』
『許されないわ』
『怒っているのは君だけだ わざと盛大に波風を立たせる』
『私が悪いの?』
『毎晩祈ってただろ ジェイミーが再び幸せになるようにと
今になって君が邪魔をしてる』
『これが幸せ?』
渋い顔のイアン。







屋敷の階段を駆け下りて、急いで後にしようと先を急いでいる。
そんな彼女に声を掛けるジェイミー。
門の所で立ち防ぎ
『戻って後悔してる』
『20年の時は消せない』
クレアに歩み寄り『俺の人生も』
「だが行き直したい』
『覚悟はしてた お互い前とは違う人間だと』
『俺はあの頃と変わってない』

『”真実だけを話してくれ” ”俺もそうする”あなたの言葉よ』
『秘密があってもウソはだめ』
『悪かった 許してくれ』

クレアは歩き出す。
彼女に向かったジェイミーは
『俺が愛したのは

振り向くクレア

『ただ1人 君だけだ』

足音がして『それが真実?』
クレアが振り向くとリアリーが銃を手に現われる。




銃口をクレアに向ける。
止めるジェイミーだが
嫌よと『あなたをその女に渡さない』と
クレアを睨みつける。




『クレアは悪くない』
自分たちの前から消えてとリアリー。
ジェイミーはクレアの前に盾となる
『君とはずっと一緒に暮らしていない』
『問題はあっても 私たちは夫婦よ』
なおも銃口を向け続けるリアリー。

『同じ家にいなくても…』
バ〜〜〜〜〜〜ンッ!!!
ひゃ!!!!
銃声と共にジェイミーが撃たれて倒れる。


『ジェイミー』リアリーが駆け寄ろうとする
がクレアが『来ないで!』体当たりをして
彼女を突き飛ばし銃を奪う
リアリーはクレアの気迫に負けて逃げ去る。

『ジェイミー!』
ジェイミーの肩口から血がにじみ出ていた。







屋敷のテーブルにジェイミーを連れ来させ、
ジェイミーの上半身を脱がせる。



ジェニーがやってきて『大変だわ』と十字を切る。
『誰が?』イアンが『リアリーよ』とクレア。
ジェニーが顔がみるみる蒼白になる。

『クレアなら治せる』と安心させるジェイミー。

慌てて必要なものを取りに行くジェニー。
テキパキと周りに指示をするクレア。

傷口を確認するクレア。
傷は浅いとジェイミーは言うが
『ジェームズ、雑菌を忘れた?』とクレア。

アルコールを飲ませ、弾を取り除く手術をする。

机に置かれた並んだメスに興味を示すヤング・イアン。
アメリカにはいい職人がいるのとごまかす。
慎重に弾を取り除いて行くクレア。
その様子を真剣な表情で見つめるヤング・イアン。
難しい箇所の弾もうまく取り出せ動脈も傷付かずホッと2人。


メスを入れた箇所を縫い合わせていると
ヤング・イアンが酒をすすめてくれる。
『優しいのはあなただけ』
『叔父さんの恩人だ』
そう言ってヤング・イアンはクレアにグラスを差し出す。
眠るジェイミーを見つめながら飲み干す。





暖炉の前のソファーで眠るジェイミー。
肩と腕に包帯が巻かれている。


クレアが颯爽と現れ、包帯から傷口の様子を伺う。
彼女に気づき目を覚ますジェイミー。
無事に弾を取り除いたことを伝えると
彼はウィスキーをねだる。
水かスープをと言うクレアに彼は酒は水だろ?と
NO!ときっぱり

怒りを収まりきれないクレアは、
なぜリアリーと結婚したのか理由を知りたいと
ジェイミーに説明を迫る。

ポツリポツリと語り始めるジェイミー。

長い間故郷を離れていた
イングランドから戻った時は別世界だった
甥や姪にも忘れられ 幽霊同然だった
故郷なのに安らげない
 


ジェイミーは上体を起こし

孤独だったんだ

ラリーブロッホで過ごす久々のおおみそか


子供の頃以来

何もかもが輝いてて 温かかった
美しく飾り付けられた部屋で
バイオリン弾きがジグやリールを奏でてた
机には料理と飲み物があふれてた

そこに両親や兄さんもいる気がして
喜びと同時に孤独を感じた




部屋の隅の柱にもたれて
家族が踊って楽しむ様子を眺めているジェイミー




そこへ2人の少女が『イチジクは好き?』とやって来た
『踊らない?』

とジェイミーは誘われて
2人と手を繋ぎ、輪の中へ入って踊る。


次第に心が軽くなり 音楽に包まれて笑ってた


その弟の姿を嬉しそうに見つめるジェニー。


心から笑うのは久しぶりだと気づいた
君と過ごした時以来だとね



彼女たちの母親は『マケッキミー』
視線の先にはリアリーが立っていた。


彼女だった
夫を失った女と
父親が必要な2人の子
見つけたんだ
心の穴を埋めてくれるものを

ジェニーもそれを察して
結婚を勧めてきた

なりたかった


『父親に 夫に
君との未来にはあったものに
君と別れた時 手放したものに
ウィリーとブリアナ 2人を育て
世界を見せてやりたかった
リアリーと結婚すれば かなう気がした』

叶ったかクレアが問うと

2人の子供、マーサリとジョーンへの愛情は深まり
楽しかったが、苦労もあったと

『だが悪くなかったよ』

ソファーに座りなおし体を倒す

『何があったの?なぜあなただけエディンバラに?』


リアリーが何週間も黙り込むようになり
ケンカせずに済むので自分は構わなかったが

ハァ〜と背もたれにもたれかかり
上を見ながら、
『優しくしたがムダだった原因は前の夫たちか?
夜の営みのことは分からない
彼女は傷つき おびえてた
だから別居を

触れると怖がられことに耐えられなかった

はぁ、と辛そうに目を瞑る。

クレアは優しく彼の手をに触れる
ーーーと彼の異変に気付く
『大変、すごい熱だわ』
ジェイミーの頬や額に手を触れる
はぁと息が苦しそうなジェイミー。
『なぜ言わないの?』
『羞恥心で熱いのかと』
ぐったりとした様子。


クレアは隠しポケットを探る。

『君が去ってしまうなら
いっそ このまま死にたい』

『死なせないわ…いくら憎くても』
そう言って、取り出した注射器を手にし、
ペニシリンを容器に入れる。

その様子を怪訝に見つめるジェイミー。
『熱を下げてくれるものよ』
注射針がキラリと光る。
ジェイミーに体を動かすように言うと
彼は素直に従いながらも
『やけにとがったものがついてるな』
とビクつく。

なんで尻にそんな針を刺す?
ぎゃ!!!くっっつ!!!
クレアが容赦なく刺す。

ケガしてるのは腕だ

雑菌はペニシリンに弱いの

睨むジェイミーにわざとにっこり微笑むクレア。







玄関の前の階段に座り空を見つめるジェニー。
そこへクレアが来てそばに座る。

ジェイミーとリアリーの結婚式であなたの幻を見た
2人の間にあなたが立ってた



あなたが何者かは分からない
でも訳の分からない忠告を聞き入れた
言われた通り芋を植えたわ
おかげで冬は越せたけど
決して理由は尋ねなかった
弟の選んだ人だったから

『でも今は聞きたいのね?』

『何か隠してるでしょ?』

『言えるのは弟さんを心から愛しているってこと
忘れられなかった ここのことも
結婚指輪も外さなかった』

『妹だと思ってた』

嬉しくて笑顔が溢れるクレア。
『ジェニーあなたが大好き 今でもね』

『だから もう一度受け入れて』

じっとクレアの方を見つけるジェニー。













屋敷の廊下を歩く人影。
クレアが部屋から出て来て
『クレア本当にあなたなのか?』
『ネッド!!!』
驚き嬉しく『ここで何をしているの?』
ジェイミーに呼ばれたとネッド。

再会を喜び抱き合う2人。




ジェイミー、クレアは、
ネッドに結婚について法的なことを相談する。

法的には最初の妻のクレアが戻ったのだから
リアリーとの婚姻は無効になるとネッド。
代償は払うとジェイミー。

リアリーが判事に申し立てをしたと伝える。
精神的苦痛と扶養の喪失
クレアは、ジェイミーが銃で撃たれたことを言うが、

裁判となれば証拠の銃の提出が余儀なくされ
スコットランドでは、銃の処置が禁止されているので
重罪となり、植民地ヴァージニア送りになると言う。
クレアは、今の季節は悪いと
それを聞いたジェイミーは銃の提出はしないと。

クレアは彼女が罰せられるべきと冷たく言うが
娘たちのことを考え父もいないのに母親まで奪えないと

彼女の望みは?

恐らく君を去勢し
睾丸を壁に飾ることだろうが
提出すれば受け入れるかもな

ネッドが紙に金額を書き始める。





『20ポンド?!』
ジェニーが声を上げる。
『2年分の賃金よ』

『ーーーそれに子供たちがと嫁ぐまで毎年10ポンド』

呆れ顔のジェニー、イアンは『法外な額だ』と眉間にしわを寄せる。
ジェイミーは『迷惑はかけない』と2人に言う。

どうやって用意するのと姉が聞くと
ジェイミーはシルキー島の宝の箱の話を始める。

クレアがその腕じゃ無理というと
ヤング・イアンが『島への距離は?』と興味津々で聞いてくる。

『500メートルほどだ』
『アイ、それなら僕が行く』
余計な口を挟むなと母にあしらわれる。

昔の硬貨や宝石では食事や家賃には使えないとジェニー。
ジェイミーは、フランスのいとこのジャレドに換金してもらう
よければ、ヤング・イアンも連れて行きたい。

顔を見合わせる姉夫婦。
『勝手に巣立つ前に自由を与えるべきね』ジェニーが言う。
危険な目に合わせるなよとイアン。

『任せてくれ』












海を泳ぐヤング・アイン。



それを崖の上から見守るクレアとジェイミー。

心配そうなクレアに甥は泳ぎがうまいから心配するなと
言いながら、
望遠鏡でヤング・イアンを確認するジェイミー。

無事にシルキー島の岸についたのが見えて頷く。

クレアの様子がおかしいと感じたジェイミーは
エディンバラを出て以来あまり2人で過ごせなかったと
話を切り出す。

『なぜ目をそらす?』

おどおどと落ち着かない様子で
『怖くなってきたの 間違えかもって
一緒にいるべきじゃないかも』

ジェイミーが理由を問うと

『お互い生活があった家族がいた
それに未練もある ボストンにね
仕事があって 家があった 友人も
印刷屋の暮らしもーーー悪くなかったでしょ?』

『印刷屋より君の夫でいたい』






『20年間あなたの亡霊と共に生きてた
あなたが生きてたと知り…
でもここへ戻ったら 想像以上に試練が多くて

『前もそうだったーーだが謝っただろ?
何でもする 君のためなら』

クレアの頬をそっと撫でる

『運命の相手だ サセナッフ』

『あの頃の俺を信じて 今の俺を受け入れるか?』


Outlander | Season 3, Episode 8 Clip: We Belong Together | STARZ

<STARZさんにお借りしました>




ジェイミーを見つめて何か言いかけたクレアが
彼の肩越しに何かを見つける
切羽詰まった声で『ジェイミー!』
振り向くと

島に帆船が近づいて来ていた。
望遠鏡で覗くと小舟が島に向かっているのが見えた。

イアンは、宝の箱を掲げてこちらに合図を送っていた。
岸へと下り始めてる。

一方、小舟は…岸に着き
『イアン!!!!』ジェイミーは大声で危険を知らせようとする。
『戻って!!!!』クレアも叫ぶ。

男にイアンが見つかってしまう。

ジェイミーは慌てて崖を下る。クレアもその後を追う。
怪我した腕を庇いながら必死に走る。

上着を脱いで海に飛び込もうとするが
「やめて!!!怪我をしているのよ!!!』クレアが止める。

だが、時すでに遅く小舟を引き上げた帆船が島から遠のいて行く。
『イアン!!!!』
船に向かって叫ぶジェイミー。




遠ざかる船。
2人は、それを失意の眼差しで見つめる。

















次回予告
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 9 Preview | STARZ

<STARZさんにお借りしました>









******************






うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜。
楽しみにしてたエピソードの回!!!
いかがでしたでしょうか???



私、今回ジェイミーの台詞に一喜一憂しちゃいました。


好きな台詞が沢山あって、
でもとなんだかなぁ〜と思う台詞もあって
気分の浮き沈みが激しかった(苦笑)


最初見た時には、ジェイミーの台詞に
『俺を捨てた君のためにな!』に
えらく腹を立てていたのですが、
ーーーそんなことジェイミーが言うか〜???って。
(原作になかったですよね???)

クレアがあまりのも可哀想だよ

2回目、3回目と繰り返し観て行くと
段々と違う角度から見えるようになってきたので
落ち着いて来ましたが。

今回は、この台詞に引っかかって
クレアじゃないけど
はぁ〜???って言っちゃいましたよ。


まぁ、それでも
原作以上にジェイミーの20年の孤独が描かれていて
ひしひしと伝わってきて…痛い切ない、痛い切ない。

何でしょうね???
サムさん=ジェイミーから発せれる声や表情で
感じ方が伝わり方が変わってきますね。

本で読んでいる以上に伝わってくる。




ーーー今更ですが、
シーズン3の最終話でジェイミーがクレアを送り出す場面の
サムさんサバサバした演技が気になっていたんです。
クレアが一緒に石を通ってとお願いしても
『俺は、無理だみたいに』ちょっとおどけた風に言ったりして。

後から何かでサムさんインタビューの記事を読んで、
彼は、ジェイミーはすでにあの時、
彼女を送り出すと決心していた。
前もって覚悟をしていたので、あぁいう演技になったと。
なるほどと思いました。

だから最後ちょろっと見せた涙が本当にリアルに見える。
決心していたけれでも辛い、彼の心情が伝わってくる。

再会の回でクレアがブリーの写真をジェイミーに
見せるシーンでフェイスの名が出ましたが、
本来は脚本になかったのをキャットが
2人はフェイスを忘れていないという意見をし
キャラに対する深い理解があったからこそ加えられた台詞だし。

1度観たきりでは、分からない部分もあるかもと
だから、キャストやスタッフの裏話を聞いてまた観ることは
欠かさないようにしてます。

話が逸れてしまいました





ジェニーとの再会シーンは今回のお気に入りの一つ。

クレアとの微妙な距離感がたまらなくいい。
ハグも握手もしない。

ただただクレアを腰に手をやって見つめるジェニー。
喜びと驚きと怒りのない混ぜろになった表情がリアル。
何も語らなくても彼女の内情が分かる。

アクセントとか間とか表情とか本当にツボ。
息子の頭の叩きから、もう私の脳内ジェニーそのもの

その後のクレアやジェイミーとのやりとりは最高。

相変わらずの安定感のジェニー!
クレアじゃないけど大好きだーーー!!!

誠実で愛情が深い。

弟を想うが故にかえって今回はこじらせちゃいましたね。
クレアのことも大好きだから許せないんでしょうね。

弟にクレアはこういう女性よ!と言ったあのシーンも
そうそう!!!と思ってしまった。
彼女はごまかせませんよ〜〜〜〜。


ヤング・イアンもジャネットも
ヤング・ジェイミーもみんな違う顔しているけれど
イアンとジェニーの子供って分かりますよね。
また見事なキャスティング!!!





クレアとジェイミーのシーンで
語られるシルキー島の話。

この語りのシーン、たまらなくツボでした。

ダンカン・カーから聞かされた時、
『心臓が…止まりかけた』と言った
サム=ジェイミーの語りにやられた。
細いツボ(笑)

そして、そして、
やっと!
ここででしたね〜〜〜〜
予告映像で見た
『クレア〜〜〜〜〜!!!!』と叫ぶ
切ないジェイミー。
カットされていませんでしたね〜。

ジェイミーがクレアが戻ってきてくれたと
思って、脱獄をしてまで彼女を求めたその想い。
切ない

そこにいたというクレアも

そして、ジェイミーが語り始める
ハイイロガンの話も

これ、原作でありましたっけ???
え?ドラマ?あれはムクドリか。
なんか読んだ記憶がるんだけれど?
思い出せない。



そして、衝撃のリアリー登場!!!

凄いまた見事に化けましたね〜
20年後のリアリー!!!
違和感全くなしです!!!

しかも巧い!!!
憎たらしさシーズン1から、変わってない(笑)

驚くクレア=キャットも巧い!!!

リアリーの娘たちはとってもキュート




そして、今回のメインイベント!!!!(笑)


2人の凄まじい喧嘩!!!!
ひゃ〜〜〜〜〜っっっ


興奮!!!!
例のあの台詞以外は、2人の体当たりの演技に釘付け

クレアがジェイミーが
お互いを手放した怒りが抑え込んでいたものが一気に爆発する
何だか存在を確かめ合っているようにも思えるんですよね。
それと相手を自分として(まぁ分身のようなもの)
怒りをぶつけているような…


危うくクレアを殺してしまいそうになる衝動を抑え
物に当たるジェイミー。
きっとこの20年間、
こんな激しい感情に突き動かされたことはなかっただろう。
彼女の存在が彼を生かせるんでしょうね。


銃に撃たれるシーンは、
原作はその場にクレアはいません。
ラリーブロッホを出て、ヤング・イアンが追いかけてくる。
リアリーがジェイミーを撃って瀕死だと伝えに。

原作のヤング・イアンはもっと頼りない感じで(笑)
ドラマの明快な感じも好きですが、
へなちょこっぽいのも気に入ってましたので。

結構好きなシーンでしたが、尺の問題でしょうなぁ〜
変更されちゃいましたね



そして、ここでクレアの外科医としての腕前を披露!
今回は手術のシーン多いですねぇ〜。
ちなみに原作でメスは持ってきてないです。
ペニシリンだけ。

お尻に注射するシーン可愛かったですね
冗談ばっかり言うジェイミー、
クレアが残ってくれて嬉しくてはしゃいでいるようにもみえる。
だから熱が出ても気がつかないだよ〜。


ジェイミーがクレアに結婚の真相を語るシーン。

大晦日のラリーブロッホ、画像が綺麗でしたね
懐かしいようなそして、温かさが画面を通して伝わってくる。
今回の2度目のジェイミー語り。

2人の娘との会話、ダンスシーンはお気に入り。
ダンスシーンは3人とも本当に楽しそうで
こちらも笑顔になっちゃいました。
そんなジェイミーを見守る姉の姿も



ジェイミーがリアリーの悪さ<クレアの命を奪おうとした>
を知っているのになぜ結婚したのか?を
どうドラマでは表現するのか?が気になっていましたが、
こうきたのね〜って。


ブリー、ウィリー自分の子供を手放し
家族を持てなかったジェイミーの孤独を埋めるため結婚したと。

まぁ、これまでの話を追っていくとそうだったかという感じ。
あちこちに伏線が散りばめられていましたものね〜。

幼い子供達が心を開かせ
もう一度、家族が持てるかもと期待するジェイミー。


20年間、クレアは、ブリアナとフランク自分の家族がいた。
フランクとは夫婦としては冷めきっていたけれども
ジェイミーとの子、ブリアナがいた。

でもジェイミーは自分の子供と一緒に暮らすことはほんん少しだけ
ウィリーと過ごしただけだ。

後は、姉の家族の幸せと間近で見て、より一層、孤独を感じて
自分の子を妻を求めても不思議ではない。

ジェイミーの孤独感が喪失感が物凄く深かったことも分かるし。
それとあのクレアが戻って来たことに不安を覚えること。
原作以上にリアルに表現されていますね。

より2人の絆が深くなりそうだ。





ネッド再登場!!!
やっぱり好き〜〜〜〜〜
ちょっとしか出演シーンがなかったのは残念
相変わらず素敵です
存在感アリアリですね。


クレアとジェニーのシーン。
原作より会話が少ないですが、
2人の心の交流が…
クレアはジェニーの信頼を取り戻したふうにみえました。
やっぱり、ジェニーはイイ








そしてそして、物語は急展開!!!



どうなるヤング・イアン!!!
どうなるクレア、ジェイミー!!!!











8話の解説
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander: Season 3, Episode 8 | STARZ

<STARZさんにお借りしました>


忙しくてゆっくり訳している暇がない!!!









ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season3:#7話

2017-11-27 | Outlander season3/story

今回は、ギリギリ間に合った!!!
ゼイはぁ、ゼイはぁ。
こんなギリギリやだ〜〜〜〜〜〜っっっ。

でも間に合わないのはもっと嫌ですが。
まぁ、何とか次の回前にUP出来て良かった。
取り敢えずは目標達成(笑)



今回は1週間が早かったっっ
珍しく繰り返して見る時間がなくて、焦った。


突貫で仕上げたので、感想がイマイチ
短い

前回が盛り上がりすぎちゃったので、結構引き摺ったし
今回はやけに落ち着いちゃいました












* ネタばれ注意 *


<誤字脱字、ご了承下さいませ









episode307
CRÈME DE MENTHE
すれ違い












男に襲われて、ベットに突き飛ばされるクレア。
ベットサイドにあった短剣を手に相手にかざす。
足を引っ張られ、抵抗して、短剣が男の脚を切り裂く。
グァッ!!!
男の叫び声がして脚から血が流れる。
『犯すのはやめた、殺してやる!』


短剣を振り回しながら、逃げるクレア。
それをかわしながら笑う男。

追い詰められ、空を一振りした瞬間、
男は足元の衣類に滑って
暖炉の前の石の床に頭を打って気絶する。

息を上がらせ、短剣を手に男を見つめるクレア。





『サセナッフ』
その時、ジェイミーが部屋に戻って来る。
床に倒れている男を見つけ、何があった?と驚く。
そして、
クレアの震える手に握られた血のついた短剣を受け取る。

『部屋に戻ると男がいて、あなたの物を探っていた』
襲われたので、抵抗したと震えながら伝える。

男のうめき声がする。

『まだ息がある!』とクレアは、男の側により
助けようとする。
止めようとするジェイミーに『私は医者なの』と
男の様子を確認する。
『硬膜外出血腫よ。脳圧を下げないと』


ドンドンドンッ!!!
部屋のドアが叩かれ、ファーガスとマダムが入って来る。

床に倒れる男に驚く2人。
『彼女の正当防衛だ』とジェイミー。

男を助けようとするクレア、そのまま放っておこうとするジェイミー。
結局、クレアの強い意志に負けて
ジェイミーとファーガスは、男をベットに運び寝かせる。

クレアは、男が帳簿を探していたと伝え、
ジェイミーは、
彼のポケットから紙切れを取り出し”ジョン・バートン”と読み上げ、
収税史だと分かる。

パーシヴァルは、ジェイミーが違法な酒を売るために
彼に賄賂を渡していたが、販路を広げたことを知らせてなかった。
それを知ったせいで昨日、賄賂の額を上げろ言ってきて
しかも酒だるの隠し場所を男に探させたのだ。

男が戻らなければ、パーシヴァルが捜しに来る

マダムは、自分の店に酒だるがあるのに捜しに来られたら
困ると。
それを聞いて、
ジェイミーはすぐ運び出し迷惑はかけないと言う。

クレアはマダムに男を助けるための手術の道具を用意をするよう
お願いする。
ジェイミーは、ファーガスに仲間を集めるよう指示する。


『薬草店で必要なものを買って来るわ』
救う価値はないと言うジェイミーに
助けてから警察に渡すと言うクレアだったが、
今の状況では、クレアが疑われ逮捕するのが目に見えている。
それでもクレアは、聞かずに出掛けようとする。

『相変わらず頑固だ』呆れて呟くジェイミー。
『好きにしろ』

後で見張りをよこすと
酒だるを片付けに部屋を出るジィエミー。






地下では、酒だるを運び出そうとジェイミーと
その仲間たちが集まっていた。
作業をしながら、クレアの話をする。
『命を大切にする女性は立派です』とウィロビー。
なら、君が奴を見張れとジェイミー。

『殺そうとした後、手当てするとはね』
『薄汚い収税史の腹を切り裂いてやるのに』
仲間たちが口々に言う。
『奥様は昔から変わっている』とファーガス。

ヤング・イアンがジェイミーの印刷屋を心配する。
酒だるは置いていないし、
冊子はうまく隠してあるので大丈夫と
今、動かす方が危険だとジェイミー。
そして、ファーガスとヤング・イアンに
酒だるを損をしてもいいから売り払うように指示する。








一方、クレアは、薬草店へ。
先客がいたが、自分は治療師なので、
病気の妹さんを診ますから、先に買わせてとお願いする。



無料で診断する条件で、急いで手術に必要なものを買う。

先客の妹さんは、頭の神経の病らしい。
そして、ヘンダーソンの宿に行くことを約束する。
先客は、
自分は、アーチボルト、妹は、マーガレット・キャンベルと名乗る。









ヤング・イアンとファーガスが男と交渉している。
ブランデーを安く買おうとする男に
巧く交渉したヤング・イアン。
ファーガスと共に喜ぶ。

イアンがファーガスにクレアのことを尋ねる。
『どんな人だった?』
ファーガスが答える。

威勢がよくて とびきり勇敢
戦いでは恐れ知らずで 
剣で半分切られた兵士を治療した
大砲で吹っ飛んだ者も
たじろぎもせず
大勢を救ったが、ある噂があった
何人か殺したって
怒らせたら怖いぞ

『本当に殺したなら仕方なくだ』とイアン。
『でも奥様はすぐに面倒を起こす』
ファーガスは言う。
『確かに』









ベットの上で暴れるジョン・バートン、
それを押さえるジェイミーとウィロビー。
そこへクレアが戻って来る。

目が覚めて暴れ出したジョン・バートン。
一時的に意識が戻ったらしい。
アヘンチンキを口に流し込み大人しくさせるクレア。
手術の準備を始めようとした時、
部屋の扉が叩かれ、パーシヴァルが来たと告げられる。

顔を見合わせるジェイミーとクレア。
クレアは、構わずに準備を急ぐ。

ジェイミーはパーシヴァルの相手をする。
彼は隻眼の手下を伴い、
仕事をしに来た、屋敷を捜査させてもらうと言う。
とぼけるジェイミーに
『隠し物があるだろうマルコム君』と詰め寄るパーシヴァル。









ウィロビーが助手をしてジョン・バートンの頭を支える。
クレアは、彼の頭にメスを入れる。


マダムはパーシヴァルにやましい物はないと言うが
ジェイミーがご自分お目で確認をと彼らを迎い入れる。

クレアの手術を見守るウィロビー、
『穴を開けたら死ぬのでは?』
『いいえ 脳圧を下げないと死ぬ』とクレア。
クレアは、頭に穴を開ける器具を使い、脳圧を下げる手術を施す。
骨の砕かれる鈍い音に顔をしかめるウィロビー。
開けた穴から血の塊が出て来る。








地下では、パーシヴァルが倉庫をくまなく確認している。
心配そうなマダム。
床が濡れている箇所を隻眼の手下が発見する。
顔を見合わせるジェイミーとマダム。

『ブランデーか?』
手下が香りを確かめると水だった。
雨漏りするからと大切なものが置けないとマダム。
何もなく退散する彼等、去り際に
『覚悟してろよ マルコム君 目を離さんぞ』とパーシヴァル。






悪態をついて、部屋に入って来るジェイミー。
『危ない所だった ここまでに  サセナッフ』

メスや手術で使った器具を洗浄しながら、
『彼は死んだわ  お望み通り ここまでよ』

ベットに横たわる死体を見つめるジェイミー。
ウィロビーは
『奥様は彼の命をつなぎ止めようと 全力を尽くされた』
妻を殺そうとした男に哀れみはない、死体を運ぶので人手をと
ジェイミーは彼に言う。
頷いて、部屋を出るウィロビー。


『これでよかったんだ サセナッフ』

助からなかったのは神のご意思だと
ジェイミーは、クレアの側へ歩み寄る。

神は関係ない、自分が失敗したと
彼を救えなかったクレアは自分を責めるクレア。
『ボストンのちゃんとした病院なら…と』悔やんでいる。
ここはボストンじゃないとジェイミー。

『理解してくれとは言わない』
クレアは、作業の手を止めて、ジェイミーに向き合う。
そして、
自分は、14年間を治療、人の命を救うことに捧げて来た
どんな相手でも関係ない 懸命に努力した 死なせた患者は少ないと
クレアはジェイミーに伝える。

『君の知識や技術が役に立つ時が来る また人を救える 前と同じように』
と優しい眼差しで慰めるジェイミー。

頷くクレアだが、ふと『私は迷惑な女だわ』
『いきなり戻ってきてあなたの生活を危険にさらした 命も』

『サセナッフ』

『君は何千キロもの距離と200年もの時を超えて来て俺を見つけた
どんな犠牲を払おうとも 俺は幸せだ 2人で居られるなら
何も惜しくない』
下を向こうとするクレアの顎を手で持ち上げ『分からないか?』

『君が去ってから 俺は闇の中で生きてきた 君が店に来た時…』
ふっっジェイミーは、微笑んで
『まるで太陽が戻ったように 闇は消え去った』
見つめ合う2人。
クレアもふっと笑みがこぼれ、頬に触れるジェイミーの手を取る。



ーーーと思い出したように
『患者の往診があるの』
クレアは、ジェイミー手を離す。『すぐ戻る』
『患者???誰のことだ?』
眉間にしわを寄せるジェイミー。

『マーガレット・キャンベル、薬草店で、お兄様と約束した』
『見知らぬ人間と?』不機嫌そうな声。
顔を見合わせる2人。
ジェイミーはハァ〜と椅子に座り、
一人では危険だからファーガスを連れていくように言うが
クレアは
『何千キロも旅して 200年もの時を超えた 1人で歩いて行ける』
『だが、パーシヴァルが…』
『私のことは知らないわ それに…私が仲間に何をしたかも』
クレアはスカートの隠しポケットに治療道具を入れる。

ジェイミーはクレアの手を取り『戻ってくれ 終わったら』
ふっと微笑むクレア『もちろん』彼の手をぎゅっと握る。
外套を着て用意するクレア。
ジェイミーは険しい顔つき。









『商売の達人に』
ファーガスがイアンに向かって酒のジョッキを掲げる。
酒場では、ヤング・イアンとファーガスが
酒だるが売れた祝いの酒を交わしていた。
ミロードと同じ商才があるとファーガスはイアンを褒める。


<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/



『本当なのか?
ブランデーであそこの固さが増すって?』
真剣な眼差しでイアンが聞く
ファーガスは笑って、
自分の経験上、逆効果だ、でもうまく客を乗せられたろ?
自分もダマされたとイアン。






『いい相棒だ。いつか商売でも始めるか?…この街なら』
ファーガスがそう言うが、
イアンは話はそっちのけで酒場の娘に目を追い上の空。
それに気づいたファーガスが、彼の目線の先を見ると
『なるほど ブリジットか』
イアンは酒場に来る度、彼女を見つめているらしい。

ブリジットをきれいだとうっとりしているイアンを見て、
ファーガスが一役買う。
手を上げて、彼女を呼ぶ。
『見てるだけは卒業だ』
『僕は一度も…経験がない』
焦るイアン。

『いくつの時に初体験を?』
『15の時だ 3人でね』
『3人?』
『女2人に俺1人だ』
そうして、ファーガスは、
イアンに女を落とす技を伝授する。



Outlander | Season 3, Episode 7 Clip: The Art of Seduction | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>



ブリジットが2人の所へやってる。
ファーガスは席を立ち
『ご注文は?』
『何も』
ドギマギするイアン。

『でもお友達に呼ばれたわ』

『君は最高にきれいだ。1杯おごるよ 君の好きなのを』
微笑んでブリジットは席に座る。
『ウィスキー』笑顔の2人。

それを遠くの席で酒を飲みながら、
鋭い視線を向けるパーシヴァルの隻眼の手下。






用心深く街中を歩いていくクレア。


ヘンダーソンの宿に着いて、
部屋に通されるとマーガレットは、
机に肘をついてぐったいりと顔を伏せていた。
兄がクレアを紹介しようとすると疲れた様子。
仕事の客ではない、治療師だと告げる。
何の薬を?と言って椅子に掛けるクレア。
『アヘンチンキを数滴だ』とアーチー。
クレアは、マーガレットの手を取る。
ヒヤ〜〜〜〜〜〜ッツ!!!と声を上げ
クレアに向かって
『ゲロゲロ ゲロゲロッ!』
顔を見合わせるクレアとアーチー。

『聞こえるかい? アマガエルの歌声が
そしてーーー月が』 ハァッ!
『血でノドを詰まらせる音が 気をつけな』

『アバンダーウェに食われる! アバンダーウェ…』



クレアはそっとマーガレットの手をテーブルに置く。

ーーするとマーガレットは、
ハァ〜とふぅう息を吐いて何事もなかったのようにぼうとなる。

『脈ははっきりしている』
アヘンチンキは毎日使うには強すぎると苦言すると
アーチーは、妹が言ったことの意味を分かったかと
聞いて来る。
クレアが否定すると手頃な値段で解説しようと言う。
呆れ顔のクレア。
マーガレットの目の前でパチンパチンと指を鳴らす。
ボ〜として反応のない彼女。
『占い師なのね』
まっすぐ前方を見据えるマーガレット。
『そうだ、彼女は未来が見える』
説明する力がないので自分が解読しなければ
ただのデタラメな言葉だとアーチー。

『睡眠は取れてる?』
心配そうにマーガレットを様子を伺うクレア。
『全く眠れない夜もある 悪夢にうなされて』
顔の前で手のひらを左右に振って、
『今のようにずっと座ったまま?ぼんやりしていることは?』
『よくあるよ壁を見つめてる 体を動かすどころか話もできない』

クレアは、マーガレットが預言者とは思えないと
精神の病に侵されていると診断。
アーチーは笑って、子供の頃から頭が弱いと。

クレアは治療に必要な薬を伝えて、紙に書き上げ渡す。



明日も診察に来ても?と尋ねると
西インド諸島に行くと
驚いて、クレアは旅は困難では?と
だから薬が必要なんだとアーチー。
船乗りは迷信深いから妹が海に放り出されたら?
裕福な客が待っているのにと
病気の妹を預言者として商売の道具としようとして
いるアーチー。
哀れなマーガレットを見つめる。

向こうに着いたら、新鮮な果物をアヘンチンキは使わないで
とクレアは助言する。









プリントショップでは、
ヤング・イアンとブリジットが歌って踊って楽しんでいた。
彼の下手くそな歌に彼女は笑い声を上げる。
『まだ続けるの?』

僕の体を包んで〜♪君のかわいいペチコートで〜♪
手を繋いでくるくる回る。

ブリジットがイアンに口付ける。
クスクス笑う彼女。

彼らは、手を繋ぎ、笑いながらベットへ。

後ろからブリジットのスカートを持ち上げるイアン。
それを止める彼女。戸惑うイアン。
娼館での見よう見まねの彼に
『私を娼婦だと思ってる?』とブリジット。
『いや君は今まで見た中で一番きれいな女の子だ』
嬉しそうにブリジットはイアンの手を取ると
自分の胸に彼の手を置き口付ける。
『どうしてほしい? 何でもするよ』
『横になって 教えてあげる』

イアンをベットに倒すブリジット。










部屋で金を数えるジェイミー。
そこへクレアが戻って来る。
『あの死体は?』
『クレーム・ド・マントの樽に隠し他の樽と一緒に倉庫へ』

『永眠する場所としてはマシな方だ』
心配するクレアに
『当分は平気だ。アルコールで腐敗も遅れる 
あの酒なら飲まれる心配もない スコットランド人が嫌う酒だ』
心配するなサセナッフ
過去の窮地と比べれば何でもない
微笑む2人。

『ジェイミー、2人で家を探さない?』
動きの止まるジェイミー
『娼館を出て?』

『ここで落ち着けると思う?』
『でも今の所不自由はないだろ 家賃も不要だ
稼ぎの大半はラリーブロッホへ仕送りに』

『考えたの 私も治療師としてお金を稼ぐわ
診察で充足感を得られた』
腕を組むジェイミー。

『印刷屋の奥で治療するのはどう? 診断所を構えてもいい』
頷きながら考えを巡らせているジェイミー。
『エジンバラで幸せに暮らせるわ』


ドンドンドンドンッ!

部屋の扉が叩かれる
『マルコムさん、イアン・マーレイという方が』
その名にクレアの表情が明るくなる
『すぐ行く』
『イアンがなぜここに?』
『多分、息子を探している』とジェイミー。

『あの子の話はーーー秘密に』
クレアの顔が曇る。


居心地悪そうにしているイアン。
ジェイミーに名前を呼ばれ振り向くとクレアの姿を見つける。

『クレア?』
イアンに歩み寄り『うれしいわ』彼を抱きしめる。

『本物か?』目に涙を滲ませクレアを見つめるイアン。
頷くクレア。
『てっきり…』
『ええ 彼に聞いたでしょ?
カローデンで私が死んだと思ってた』

信じられないという眼差しでクレアを見て
『ジェニーも私もーーーずっと死を嘆いていた』

はっという顔をクレア。
ジェイミーが横から『クレアも俺が死んだと』
『誤解のせいで離ればなれに』

『一体、今までどこに?』
 
ぎこちなくクレアは、
『ボストンよ 海を渡ったの 彼が死んだと思い込んで
早く戻るべきだったけど つい最近知ったの』

イアンの頬には涙が溢れる。

『それで俺に会いに うれしかった』
とジェイミー。
信じられないという表情で
はぁっっと顎を左右に振るイアン。
目頭を押さえる。

『それでなぜここへ?』とジェイミー。
『ヤング・イアンがまた家でしたんだ 会ったか?』
クレアはジェイミーへ向く
『ここには来てない いつ家出を?』
『数週間前だ 前回はお前の所に転がり込んだだろ?』
『家に送り返して以来、会ってない』
非難の眼差しでジィエミーを見つめるクレア。
『まったくどこへ行ったのやら ジェニーも心配してる』

『強制徴募されてたら? 息子に2度と会えない』
『その心配はない 徴募隊は子供を嫌がり港で放り出す
きっと戻ってくる』
『ここに来たら家に送り届けてくれ』
『約束する まだ他も捜すんだろ? 外まで送ろう』

イアンはクレアに微笑んで『それじゃ、クレア』
『また会えるわよね』『あぁ』
そう言って、出て行くイアン。



『クレアは納得したのか?』
イアンがジェイミーに問う。
『まだ話してない』
立ち止まりジェイミーを見つめ、
『隠し通せる話じゃないぞ』
『打ち明ける時機を待ってる』
『一生待つ気なのか?』
『きっと うまくいく 何もかも』
イアンに向かって笑顔で頷くジェイミー。












ベットで愛を交わすヤング・イアンとブリジット。
物音が聞こえて、2人は立ち上がる。

音のする方へそっと進んで行くと
パーシヴァルの隻眼の手下が部屋を漁っている姿が見えた。

ヤング・イアンはブリジットを帰して、
彼は男へ向かって行く
『叔父の店で何のマネだ!』
何をしているか分かるだろうと
『酒だるは?』
『そんな物はない、見てのとおりだ』
男はなおをもガサゴソを捜す手をやめない。

『さっさと出てけ!』
イアンは、男を掴みにいくが
胸ぐらを掴まれ
『奴と組んで密輸しているのは分かってる
教えろ 酒をどこに隠した!』
ダン!!!と棚に押し付けられる。

するとイアンの後ろの棚の秘密扉が開き
『おやおや これは何だ?』
イアンを床に放り投げ、
開いた扉の中にある冊子を手に取ろうとする
『触るな!!!』
イアンが男に掴みかかるが
ねじ込められ倒される。

”スコットランドのために””命を捧げよう”
冊子のタイトルを目にして
男は、『忙しい叔父だな』
ジェイミーが印刷した冊子が露わにななり、
『パーシヴァルを裏切った上に
扇動行為とは!』そう言って、
冊子を上着に入れようとする男。
イアンが抵抗しようとすると
男はイアンに向けて銃を放つ。

避けるイアン。
弾は、炉へそこから引火してしまう。
イアンは、柄杓に溶けた鉛すくって男に飛ばした。
男の顔にかかり、
ガァァァァ!!!!呻き声を上げる。

男は、顔を手で抑え呻きながら、外へ逃げて行ってしまう。
イアンは、懸命に火を足でもみ消そうとするが、
みるみる広がって行ってしまう。

煙に咳き込みながら、逃げ場を探すイアン。
火は勢いも増していく。












ジェイミーが部屋に戻ると
クレアは、暖炉の前で腕を組み、もの言いたげに待っていた。

『その顔の意味は 今も分かる』

『家族にウソをつくなんて』
クレアは、そう言ってソファーに座る。

『息子が密輸を手伝っているとはさすがに言えない』

『会ってるとは言えたはず 親が心配してる』

『でも息子は無事だ』
ワインをグラスを口にするジェイミー。

口調を強く『無事ですって?』思わずクレアは立ち上がる。
『親の許しも得ずに危険な仕事をしている』
ソファーの背に座る。

テーブルの椅子に掛けたジェイミーは、葡萄を口にして言う。
『2度返そうとしたがムダだった 
さびれた街で見知らぬ人間と暮らすより安全だ
アバディーンやダンディーの方が危ない』

『でも話すべきよ』と諭すようにクレア。

飲もうとしていたグラスをテーブルに置き
『ジェニーやイアンと暮らしても世の中は学べない』

呆れた表情のクレア
『そんなことは問題じゃないわ』
立ち上がって
『親なら息子の場所を知りたくて当然よ なのにウソを?!』
『そうだ』
はっとジェイミーは笑い
『君は非難できるのか?』立ち上がり、
『俺と一緒に何人をダマしてきた?
パリでも生き抜くためにウソを』
クレアの前に歩み寄る
『今だって 過去の居場所を偽った』

クレアは首を振って
『罪のないウソよ 話しても理解できない』
『ウソに善悪があるとはね』
渋い顔をするジェイミー。
クレアに背を向けて

『親が心配する気持ちが分かるわけない!』
クレアはベットに座る
『あなたの子じゃないもの!』
振り返って『あぁ』と『俺の子はブリアナだ』
見つめ合う2人。

『育てられなかった』
その言葉に下を向くクレア

『君とフランクの育て方にも口を出せない 
あんな…ビキニなんてものを着せて』

呆れた顔のクレア

『娼婦の方がまだ慎み深い』

『クライスト!』
クレアは、ため息交じりに『どんな堅い時代か忘れてた』

『娼婦か聖母しかいない
私たちがブリアナを犯罪者に育てて
密輸や犯罪者行為を教えたら満足なの?』

『貞操を失う危険はない』

ジェイミーの返答にハァ?!
ハッ!と思わず笑ってしまうクレア。
『娼館暮らしの人がよく言うわ!
フランクは娘にとっていい父親だった』
『そうか』とジェイミー。

『君にとってもいい夫だったと?』
『どういう意味?』

『俺に聞いたな? 誰かと恋に落ちたかと
彼を恋に落ちたのか?』

『違うわ フランクを愛してたのはあなたと出会うまでよ』


ドンドンドンドンッ!!!

『マルコムさんっっ』
マダムが扉を開けて
『カーフォックス路地で火事よ!』

『火事?』『俺の店が…?』





慌てて駆けつけると野次馬が沢山いて、店は燃え盛っていた。
店を唖然と見上げるクレアとジェイミー。
『なんてことだ!』

はっと思い出したように『イアン…』
クレアが持っていた自分の上着を掴むと
『ヤング・イアンが奥で寝ている!!!』と
ジェイミーは、階段を駆け上がって行く。

『ジェイミー!!!!』クレアが叫ぶ。



外套をマントにして店へ入ると中は火の海で
ジェイミーは、あたりを見回し、
階下に気を失って座っているイアンを見つける。

飛び降りて、イアンを起こす
『もう大丈夫だ』
咳き込む2人。
ジェイミーは逃げ道を探す。

外では、消防団が忙しく放水をする。
心配そうに店を見つめるクレア。


ジェイミーは印刷機を動かし逃げ道を作っていた。



『ミレディ!!!』
ファーガスとウィロビーがやってくる。
『ミロードは?』『イアンを助けに中へ』
窓から火が吹き出す。


ジェイミーは咳き込みながらも
暖炉の上の息子ウィリーの肖像画を大切に手にする


建物の一部が炎で崩れ落ちる。
『下がって!』
野次馬が乗り出している。







ジェイミーはイアンを担いで印刷機をよじ登る
2階に上がると1階の炎が勢し印刷機が燃え上がる。



入口の扉からジェイミーの姿が
『出てきた!!!』ファーガスが指を指す。
『ジェイミー!!!』クレアが叫ぶ。『よかった』

イアンを担いで階段を降りてくる。
その背後の柱が炎で崩れる。


駆け寄るクレアとファーガス
『早く!!!場所を開けて!!!イアンを下に!』
イアンの様子を見るクレア。
『大丈夫?』
『ええ 何とか』咳き込みながら答えるイアン。

僕のことはいいんだとジェイミーに
隻眼の男が店に入り込んでて…
もみ合いになって棚にぶつかったら扉が開いて、
冊子を見られたとイアン。
『落ち着け』とジェイミー
イアンは苦しそうに『パーシヴァルの手下だ』
『ミロード、奴に冊子が渡ったら、密輸以上の罪で捕まる』
とファーガス。
『あぁ、扇動行為は重罪だ。大逆罪なら死刑になり
パーシヴァルには大金が入る』
『ごめんよ 叔父さん 止められなくて』肩を落とすイアン。
『いいんだ、お前のせいじゃない』

ジェイミーは、2人とベリックへ行くと言うが
クレアが『ヤング・イアンを両親の元へ 自宅は安全よ』と言う。
頷くジェイミー『分かった』
『ラリーブロッホならパーシヴァルも追ってこない。
俺の名前しか知らないからな』
その前に仕事の話を
とファーガスとウィロビーを呼ぶ。


ウィロビーには、
『酒を売った金の取り分を渡す
レズリーとヘイズにも届けてくれ
目立つようなことはするな
おそらく お前も狙われている』

ファーガスには
『お前の取り分だ
隻眼の男をパーシヴァルに会わせるな
それとネッド・ガウアンをラリーブロッホへ
例の話を聞きたい』
ファーガスは『ミレディは別の場所へ』と言うが
『心配ない バルリガンは、領地から離れてる』とジェイミー。
『もう1人の妻のことを話した?』
『いや まだだ  
安全な場所へ行ってから全てを説明する また連絡を』
『はい』とファーガス。


2人に指示し送り出し、
ジェイミーは、炎に飲まれる店を見つめるのだった。

















次回予告
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 8 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>













****************







今回は原作と設定が違ってましたね〜。
何だか新鮮

おそらく映像化するには難しい箇所を削り
より簡潔にしたであろうと感じられます。

マーガレットのくだりも変えてありましたねぇ。
今後を見据えての設定替えかなぁ。

マイナーチェンジがそこかしこにありましたが、
私はすんなり受け入れられました。


ーーーと言うか、
原作の細かい部分をだいぶ忘れていていて(苦笑)
読み返してあぁ、そうだったなと思い出す。


原作の細かいエピソードがなくても十分楽しめるのが
今シーズンのドラマのすごい所。
原作にはないヤング・イアンとファーガスの仲良しぶりや
クレアとウィロビーの関わり合いなどなど。

特にヤング・イアンとファーガスの絡みは嬉しい
ファーガスがウブなイアンにあれこれと手ほどきしてあげるのは
見ていてとっても微笑ましい
可愛らしい2人です。
ファーガス=セザール氏のフランス訛りの英語にときめき
ヤング・イアン=ジョン・ベルくんのスコトランド訛りうっとり
そして、2人はジェイミーを憧れていて大好き。
台詞にははっきりと出てこないけれど
それがすごい伝わってくるのがまたイイ


そして、そして、クレアとジェイミー。
クレアを見つめるジェイミーの眼差しが
ジェイミーを見つめるクレアのキラキラした眼差した
たまりません!!!

クレアがジェイミーに険悪な雰囲気になった時、
スコットランド訛り調に喋ってましたね(笑)

再会して早々に言い合いしてますね(苦笑)
原作にはなかったこの険悪なムード。

原作以上のクレアの母親っぷりがリアルで、
いやいや真っ当な考え方で、
ジェイミーはジェイミーなりの考えがあるのでしょうが
『親が心配する気持ちが分かるわけない!』なんて
クレアそれは言い過ぎだよ
はっきりと言われちゃうと哀れやなぁ〜。


『その顔の意味は 今も分かる』って台詞好きだな。
ドラマならではって感じで。
のクレア=キャットの表情で分かる。
はい、私も分かったよジェイミー


もうどこでもいつでもトラブルメーカーなクレア。
と言うか私はジェイミーも同じだと思うんです。
なぜか事件を引き寄せ体質。
だってクレアを引き寄せちゃうんだもの(笑)
そりゃ〜大変だ。
でもそれが彼はいいんだもんね〜。



俺のプリントショップ…
燃えた店を見つめるジェイミーがとても切なかった
思い入れがあったもんなぁ〜。





ーーーそして、そして、

今回の私の一番ツボだったのが、
イアン!!!
スティーブン・クリーの演技にやられた!
普段はあんなにおチャラケ&おふざけの方が
あの演技!!!
クレアが生きてたことに驚きと喜びで
自然につつ〜と頬に涙が流れてきて、
あの表情!!!

あぁ〜〜〜巧いよ〜
もらい泣きするじゃんかよ〜〜〜〜っっっ

ジェイミーと話している時の
子供を心配する疲れた親の表情や
別れ際のクレアへの笑顔も良かった!




ーーー余談ですが、
今回、何回、扉をドンドンドン!ってされたでしょうか?(笑)
まとめていて妙に気になった。
いつも肝心な所に邪魔が入ちゃいましたね








さてさて、次は、いよいよですか?!
ジェイミーのもう一人の妻の登場です!!!!!

ぎゃ〜〜〜〜〜〜




私は、密かにネッド・ガウアンに会えるのを楽しみにしている














7話の解説
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander: Season 3, Episode 7 | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>








薬草店の内装。
今回も細かい所まで凝っていて素敵ですね
↓↓↓













ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season3:#6話

2017-11-21 | Outlander season3/story


一週遅れのあらすじ&感想UPです。


ついについに6話が!!!

緊張と興奮で何が何だか?!って
15分の拡大版
だったのに
あっちゅ〜間に終わっちゃいました。



ーーーって、
遅いよ!!!
また1週遅れになってしまいました
とほほほ。
楽しみにしていた皆様、申し訳ございません



いや〜〜〜参った。

先週見終えた時には、早くUP出来るぞ!って
思っていたのに…
多少時間も作れそうだったのに…
また寝ちゃいました(笑)
おかしいなぁ〜???笑。


これをUPするのに6話をもう1度観て…

観入っちゃったので、更に1度観て…観て…

感じ方が変わって来ちゃったので
また観て…

…って、
繰り返し見るとじわじわと
最初に見た時よりもどんどんと
感動が押し寄せて来ちゃって、困った!



さすが拡大版、2人の再会の6話、
一筋縄ではいかなかった!!!

何でしょう?????


観入っちゃうちゃうから、先進まないっっ

進まないよ〜〜〜〜

で、結局、月曜日になっちゃいました。

あれ、0時になっちゃった…
7話観なきゃ!って。

ありゃリャ、間に合わなかったよ〜〜〜。
トホホホホ

残念

で、いつUP出来るのぉぉぉぉぉぉ!!!???

打刻しながらもはや笑うしかない

取り敢えず、出来早で!って
7話の後に結局UPする(笑)



7話で期待された方がいらしたら、ごめんなさい






ドキドキと興奮の6話!!!
です。













* ネタばれ注意 *


<誤字脱字、ご了承下さいませ









episode306
A. MALCOLM
A・マルコム








『だらしない格好で外出させられない』
ジェイミーの身支度を手伝う女性。

『君はよく見てるだろう』
『結局は、女が手をかけないとダメなのよ』
『反論はしない』
『賢い男ね』

支度を終えて、女性に微笑み、
帽子を被り出かけるジェイミー。

石畳の街を知り合いに挨拶しながら歩いて行く。



<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/




仕事場である印刷屋の前へやって来る。
入り口の階段の下にある、
”A・マルコム”看板に目をやる。
汚れた箇所に唾を付け、袖で拭く。
綺麗になったのを満足気に店へと階段を上がる。


帽子とストールを脱ぎ、
店頭の机の上のノートをめくる。
仕事の状況を確認して、
奥へ進むと
ロープで吊るされた紐に印刷した紙が
インクを乾かすためにそこかしこに吊るされていた。

その1枚を手にとってチェックする。

下の階から物音がして、
ジェイミーは咄嗟に短剣を手に身構える。

印刷機の奥の方から話し声が聞こえて来る。
そっと近づいて行く…
が、声の正体が分かったジェイミーは
短剣を懐にしまい…

『出てこい、海苔と酒の匂いでバレてる』

すると小汚い2人の男が姿を現す。
『俺たちだけだ、マック・デュー』と
『イアンがここで寝ろって』

2人は言い訳しているが、
商売上ここに出入りすると人目に付くとマズいと
ジェイミーが彼らに注意する。

ジェイミーは、来たついでに
アブロースの”3本のアザミ”の主人に届けるよう、
”スコットランドのために”印刷された紙の束を取り出す。
反逆罪にあたる重要な役目、
2人に死なれては困ると用心するように念を押す。


すると上から
『またクズどもが来ているのか?』と
印刷屋で雇われているジョーディが現れる。
犬猿の仲らしい彼等、2人はジョーディをからかう。


2人を見送ってから、ジェイミーは、
ジョーディに仕事の前にソーダ灰を買って来るよう頼む。
使いをする時は、来るときに買って来るから、
帰るときに言って欲しいと嫌味を言って去るジョーディ。





ジェイミーは、仕事に取り掛かる。

手際よくインクを活版に塗り、紙をのせ機械でプレスする。








インクののりを老眼鏡を掛けて確認する。


ーーーそうして、
刷り上げたものを慎重にチェックしている。






チリンチリン♪ドアが開く音がする。



『ジョーディか?』
『遅かったな』


『ソーダ灰を買いにグラスゴーへ?』
マグカップを口に運ぶ。




すると背後から、
『ジョーディじゃない』
『私よ』


その声に
カップを置いて固まるジェイミー。

『クレア』

ーーー彼女の声がする。





振り向いて上を向くと…
そこにはいるはずのない彼女の姿が


微笑みを向ける彼女

凝視するジェイミー

驚きのあまり、
ふらりと後ろによろめき彼は、
印刷した紙を散らばせながら、床に倒れてしまう。







目を覚ますと目の前にクレアがいた。

心配そうに自分を見つめている。

ジェイミーは、ゲール語で呟く。

クレアは、彼に触れたいのに触れられない。
どうしたら良いのか?手が宙を舞う。

上体を起こしたジェイミーは
『本物か?』
クレアのその姿を幻でも見るみたいに

『あなたも』
そう言って、ジェイミーの頬に触れる。
その感触に
ハッ!として
咄嗟に彼はクレアの手を取り、
彼女をひっしと見つめる。

『死んだものと』クレアが言う

『クレア』
ジェイミーはクレアから目が離せない




立ち上がろうとしたジェイミー、
股に手をやり、股間が濡れていることに気づく。
気を失って、漏らしたと思ったが、
溢れたエールで濡れたのだった。


ズボンを脱ごうとするがクレアの目が気になり
『後ろを』とジェイミー。

そんな彼に照れながらもぎこちなく
『構わない、夫婦でしょ』
震える声で…自分はそう思っているとクレア。

『あぁ、夫婦だ』とクレアを見つめながらズボンを脱ぐ。

…見つめ合う2人

クレアにゆっくりと近づいて行き
そっと彼女の右手を取る。
はめられた結婚指輪を指でなぞる。

『ずっとつけてた』クレアが言う。
指輪を見つめ頷くジェイミー。

息を飲み、クレアに引きつけられるように顔近づける…
そして、
『俺は…君に キスしたい』
『いいか?』
クレアの瞳が嬉しさに涙で滲む『いいわ』

ゆっくりとお互いの顔を寄せ…
『すごく久しぶりだ』ジェイミーが呟く。

クレアの頬に涙が伝う。







存在を確かめ合うような長い口づけ。


お互いに深いため息をついて離れる
額を寄せたまま
たまらなくジェイミーが

『何度も君に会った
君が現れたんだ 俺の夢の中に

熱でうなされた時も
孤独で死を覚悟した時も
会いたい時は いつも
ほほえんでた

顔の周りに髪を波たたせて
触れはぜずに…』


『もう触れられる』
『怖がらないで』とクレア。

頷くジェイミー。
『もう一緒だ』

たまらずに口づけを交わす2人。



Outlander | Season 3, Episode 6 Clip: Two of Us Now | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>



と、その時、『辞めます!』
大きな声がして、パッと離れる2人。

見上げると彼のジョーディの姿が…


『ふしだらなカトリック教徒に仕える気はありません!』
不快感を表すジョーディ。
正午の鐘の音が聞こえてきて…

昼前から店でそこまでするのはやり過ぎだ。と
天を仰ぎ、怒って店から出て行ってしまう。




2人は、顔を合わせて吹き出す。
すっかり誤解させてしまったと
『後でちゃんと説明する… 何と説明すれば?』
困惑気味のジェイミー。
笑って『替えのパンツは?』とクレア。

我に返って、ジェイミーは奥の部屋へと
振り向いて、
『一緒に行こう、ふしだらか?』とクレアに手を差し出す。

手を繋いで、奥へ進む。


ズボンを履いて、クレアを見つめる。
『また会えて嬉しいよ、クレア』とジェイミー。

『諦めて…』

そして大切なことに気づいた彼は、真剣な面持ちで
『子供は?』

クレアは、微笑み、隠しポケットから、写真を取り出す。

『娘の姿を見て』

『娘か…』
はっ
『俺たちの娘か…?』頷くクレア。


ジェイミーは『彼女は…』涙をこらえながら、
『知っているのか?』
自分が父親ということを?

伝えたとクレアは、写真をジェイミーに手渡す。


写真に興味を示すジェイミー。
クレアは写真がどういうものかを説明する。

ーーーそして、
じっくり見るにはこれがいると
ジェイミーは、老眼鏡を取り出す。
『昔はタカのような目をしていたんだが』
恥ずかしげにメガネを掛ける。

『今もステキよ』
『年寄りみたいだろ?』


クレアは、
別れた時と変わらぬ姿で会いたくて
白髪を染めてきたと告げると

『時間は関係ない』

クレアの頬に触れて
『君はいつまでも美しい』とジェイミー。



『それでは、娘と対面しよう』

クレアに抱かれる産まれたてのブリアナ。
食い入るように写真を見つめる。

そんなジェイミーを見つめるクレア。


彼は、ベットに座り込み、また写真をじっと見つめる。

『名前は?』
目を瞑りクレアの答えを待つ。

『ブリアナよ』
はっ!と瞼を開け『ブリアナ』その名を声に出す。


ほほえんで、『女の子に付ける名か?』
『いい名だわ、美しくて…お父様のブライアンにちなんだのよ』

『ブリアナか』

写真を掲げて『きれいだ』とジェイミー。


そして、ブリアナがどんな子だったかと聞く。
『初めて口にした言葉は?』
『犬よ』次は『嫌』だった。


『眠りながらほほえむのは あなたと同じ』
『髪も赤毛よ』

『姉と同じだ フェイスと』
『そうね』頷くクレア。
フェイスに思いを馳せる2人。


次の一枚は、ブリアナ7歳の時。
クレアが医大を卒業した時の記念の写真だ。
『君が医者?』
『外科医よ』
『昔から実践を積んでたものな』

一枚一枚クレアが説明をして、
ジェイミーはじっくりと娘の写真を見ていく。

ビキニ姿のブリアナがボーイフレンドと写っているのを見て
『クライスト!何てことだ』と眼鏡を外す。
『こんな格好で泳ぐのか?しかも男と!』
その時代ではそれが一般的よとクレア。

最後の1枚を見つめていたジェイミーは、
段々と神妙な顔つきになり、
クレアに写真を渡すと無言で立ち上がる。
その彼の様子に
ビキニが気に食わなくて怒っているのか?と
尋ねるクレアだったが、
ジェイミーは、暖炉に向かい
『君に話しておくことがある』と包みを手にして振り返る。

『息子がいるんだ』
『ウィリーだ』

『ジェニーにも言ってない』

暖炉の前の椅子に座り、
イングランドにいた時にダンセーニ家に仕えていた時のことだ。
ウィリーには自分の子と言えなかった
父なし子だ
幼い頃別れてから会っていないと告げる。

包みを開きながら、老眼鏡を掛けると見つめて

『姿が見れるのは、肖像画だけ』

クレアに向かって、それを差し出す。

受け取ったクレア、
布に丁寧に包まれていた肖像画には、
幼い少年の姿が描かれていた。

恐る恐るクレアは、『愛した人との子?』尋ねる。
否定するジェイミー。

お産で死んだ彼女は、自分が殺したようなもの
愛していもいなかったのだから、罪は大きいと。


ウィリーはどんな子?
クレアが聞くと、
ジェイミーは、嬉しそうに次々と彼のことを話す。
甘ったれで行儀が悪い
ーーー可愛くて活発でたくましい

『あなたの子ね。』
『俺の子だ』

ジェイミーに肖像画を返す。


『わかってた
あなたは新たな人生を歩んでいるって』

その言葉にジェイミーの表情が変わる。
言い淀むようなぎこちない様子。

そして、意を決したように
『フランクと別れてここへ来たのか?』

いいえ、彼は数年前に死んだ

だが、戻ってきた君を受け入れたんだろう?

ジェイミーのことは全て話したとそして封印した。
フランクは苦しんでいた。
けれど、ブリアナを愛していたから、一緒にいた。
と告げるクレア。


フランクと一緒にいて幸せだったか?

『ブリアナを育てる意味ではね。いい父親だった。』
寂してげに微笑む。



しまった!すっかり忘れていた
1時に酒場で約束があったと急に慌てるジェイミー。

ブーツを履きながら、『君も行くか?』
『止められてもついて行く』
笑顔で答えるクレア。






街を歩きながら、クレアは、ジェイミーに
カローデン後のボニー・プリンス・チャーリーの顚末を
話して聞かせる。

ふと足を止めてジェイミーが『クレア』と目線で促す。

その先には、『ミレディ?』驚き顔の青年が声を掛ける。


クレアは、青年に昔の面影を見出し…
『ファーガス?』


『お戻りに?』クレアに近寄って来る。
『ファーガス!』

『奇跡だ!』
そう言って、ファーガスは、クレアに抱きつく。

ひっしと抱きしめ合う2人。

顔をよく見せてと彼の頬を両手で包み込むクレア。
『カッコよくなって』
『あぁ、そうなんだ』
屈託無い笑顔。

興奮して落ち着かない様子のファーガス。
『本物なの?!』手を握り合う、
ーーーが、
違和感を感じて固まるクレア。

ファーガスの左手は、硬い義手だった。
手を見つめて『一体何が?』
『赤軍服との戦いで失った』とファーガス。
『勇敢だった』とジェイミー。

どこにいたの?死んだものと思っていたと問う
ファーガス。

クレアは苦し紛れに
カローデンで皆、死んだと思い、
反逆者の妻だからラリーブロッホに戻れず
アメリカへ渡ったと告げる。

ファーガスは、
信じられないという眼差しでクレアを見つめる
嬉しさと喜びと…

そして、
『ウィロビーのことで話がある』
ジェイミーに切り返す。

『失礼します ミレディ』
そう言って、またクレアを抱きしめるファーガス。

ジェイミーとファーガスは連れ立って歩き出す。





クレアから距離を置いてから、
ファーガスがジェイミーに尋ねる。

『奥様は、ご主人様と暮らすの?』
『分からないがそうなってほしい』

露店の女性と話をするクレアの姿を見つめるファーガス。


『でも…』不安そうなファーガス。

『あぁ…考える余裕がなかった』

『クレアが戻ったことでどうなるのか?
ネット・ガウアンに法的なことを聞かねば』
頷くファーガス。

『それで、ウェロビーは?』
『また飲んでる』



2人の姿を離れた所から見つめるクレア。





ジェイミーは、ファーガスに指示をして
クレアの方へ戻って来る。



『ファーガスを驚かせたわね。説明も苦し紛れだった』
『君は事実を言った、アメリカにいただろ』

『200年先のアメリカとは言わなかった』
「小さな罪だ』

そうして、連れ立って、<世界の果て〜ワールズエンド>へ。




店内では、小さいと男が女性と言い争いをしてた。
女性に突き飛ばされた男が床に倒れる。

『あれがウィロビー?』

ジェイミーがウィロビーを首根っこを摘み上げ
どうしたのか聞くと
女性が『なめられた!』と
『ヒジをなめるだけと言ったのになめたの お金もくれない』
と喧嘩越し。

ジェイミーは、仕方ないと『払うよ』とウィロビーに代わって
全額代金を支払う。



クレアは、ウィロビーに挨拶する。
『私は、クレア・ランダ…  『マルコム』
クレアを最後まで言うのをジェイミーが遮る。

そして、『俺の妻だ』と彼に紹介する。

そして、用事が済むまで待っていてくれと奥へ行く。




『イー・ティエン・チョウ』
クレアは、”天にもたれる”と言う意味のウィロビーの本名を聞く。

素敵な名前だとクレアは言うが、
卑猥なゲール語に響きが似てるらしく
ジェイミーが”ウィロビー”と名付けたらしい。



酒場の奥では、ジェイミーが待ち合わせの男と会っていた。
『下品な店で会うのは趣味じゃない』
男は、待たされて不機嫌のようだ。
そんなの関係ないと返事をするジェイミーに
『下品な男も趣味じゃない』



お金の入った袋を男に投げ渡すと
軽いと不服を口にする。

『ハイストリート以外にも手を広げていると聞いたぞ。
アブローズやダンディにな そうならばもっともらわねば』
男が詰め寄る。

男と決められた量しか売らない。

ジェイミーの言葉は信用できないと
次からは、今より25%多い額を払ってもらうと男が言う。

商売は広げてないと断るジェイミー。

それはどうかな?
去り際のジェイミーの後ろ姿に声を描ける男。





ウィロビーは、クレアにジェイミーと出会った経緯を話している。
彼は命の恩人だ。

戻ってきたジェイミーが『行くぞ サセナッフ』声を掛ける。

ウィロビーが中国から密航して来た話を聞いていたとクレア。
着いた時は、餓死寸前だったのをあなたに救われたと

ウィロビーに興味を持ったとジェイミー。

またお会いしたいわと
中国語で挨拶するウィロビー
意味を聞くとジェイミーが”高潔な夫人だ”と訳して
クレアは、ジェイミーが中国語が分かるのを驚く。

『ありがとう、イー・ティエン・チョウ』

クレアとジェイミーは店を後にする。





ジェイミーがクレアを案内した先は、娼館だった。
娼館の女主人が迎える
『ムッシュー・マルコム』
『マダム・ジャンヌ』挨拶を交わす2人。

ジェイミーの後ろにいたクレアに気づいたマダムは、
彼と話をしようと促がすが、
『その前に妻を紹介させてくれ』と『マルコム夫人だ』
とクレアに顔を向ける。

困惑顔のマダム・ジャンヌ『あなたの奥様?』

『なぜ連れて来たの?』
マダムは、クレアのことを快く思っていないらしい。

クレアは、部屋の様子を伺う。
…裸の男女が絡み合う達がそこかしこに…


『ボンソワ・マダム(今晩は、奥様)』
『アンシャンテ(初めまして)』フランス語で返すクレア。
微笑むマダム。


マダムに自分の部屋で一晩過ごせるか聞くと
もちろんとマダム、
使用人のポーリーンにあれこれ指示する。






部屋に入るとジェイミーは、
『贅沢じゃないけがくつろげる』とコートを脱ぎ始める。
クレアは、部屋を見渡し困惑した様子を隠せない。

ジェイミーが上着を脱ぐように言うと
クレアは、戸惑いつつ、上着を脱ぎながら
『娼館暮らし?』と尋ねる。
あぁとジェイミー。

君をこんな所へと謝るジェイミー。
食事は出来るし、店で寝るより快適だと

部屋をゆっくりと歩きながら見渡すクレア

女性の喘ぎ声が壁越しに聞こえてくる。


『やはりここじゃマズかったか 出よう』とジェイミーが言うと
つかさずクレアが『なぜ?…娼館に部屋が?』
『上客だから特別扱いなの?』

『違う。 俺はマダムの客じゃない。マダムが俺の客だ』
と強く否定するジェイミー。

まだ納得のいかない表情のクレアにジェイミーは、
仕事で遅くまで出歩くからここに部屋があると便利だと説明する。

『なるほどね』
まだ居心地悪そうにするクレア。

そんな彼女にジェイミーが真剣な面持ちで語りかける。

『サセナッフ…なぜ戻って来た?』
クレアを見つめる。

クレアはジェイミーに向き合い。
『なぜだと思うの?』

『分からない』とジェイミー。

『君は俺の子供の母親だ』ゆっくりとクレアに近づき

『魂を捧げたいと思う』
『だが俺と添い遂げる気は? 娘の話をしに来ただけか?』

戻ったのはあなたが生きていると知ったからとクレア。



クレアから目を離さずに
『死にたかった…死のうとした』

そう言って、
ジェイミーがベットに座ると
クレアになぜ自分が生きてここにいると分かったのか尋ねる。

クレアは、ロジャー=若い歴史家の助けを借りたと
A・マルコムならあなただと賭けてみたと伝える。

『それで戻った?』頷くクレア。


はっとジェイミーの表情が変わり、
『だが、やはり…分からない』と立ち上がる。

『何か言いたいことが?…それなら…分かってる』
言い出しにくそうにクレアは下を向きながら、
『あなたには今の生活があって、別の誰かと…』


『俺はずっと君を求めてきた…だが俺も変わった
俺たちは…あの頃ほど互いを知らない』

『帰ってほしい?』

『そうじゃない』
クレアに一歩近づき『だが教えてくれ』

『俺が欲しいのか?』

クレアは息を漏らして、ジェイミーに歩み寄り
『どんなに変わってようと 欲しいわ』

『あなたが欲しい』

クレアの潤んだ瞳には強い意志と欲望が見える
頷くジェイミー

『あなたは?今の私を知らない ひどい人間になってるかも』

お互いの顔が近づいて行く…

クレアがジェイミーの胸に手を滑らせる
『そうかもなしれない だがサセナッフ…それでもいい』

『私もよ』
唇を合わせる2人…







Outlander | Season 3, Episode 6 Clip: Do You Want Me? | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>


ドンドンドンドン!!!

扉を叩く音に2人は離れる。


『お夕食です』
ポーリーンが夕食を持って来る。







ワインで乾杯をして夕食をとる。
お互いを強く意識しあう2人。

時間を掛けて
食事も お互いのことも堪能した
共に過ごした頃の思い出を語ることから始め
離れていた時間を埋めて言った
分かったのは
かつて1つだった頃の2人と変らないということ
また1つになれる
最後に お互いが考えていたのは同じこと
他にはありえなかった


葡萄に手を伸ばしたクレアの手をジェイミーが握る。

『一緒に…ベットへ?』
『ええ』




初夜の時のように向き合ってお互いの服を脱がせる
ベスト クラヴァット…
視線を合わせ、時に微笑みながら
ゆっくりとゆっくりと…

この時を堪能するように
その時を怖れながら…

クレアが髪をほどくと彼女の巻き毛が宙に遊ぶ
それを愛おしげに触れるジェイミー。


クレアの下着に紐がないと気づくジェイミー。
ジッパーと言い、下に引っ張ればいいと彼女が教えると
興味深げに下に下げて驚いて微笑む。

シュミーズの紐を解いて、肩から滑り落とす。

クレアの裸を見つめ、息を呑むジェイミー。


彼の視線に恥ずかしがり自分を両手で抱きしめながら
『何か言ってよ』とクレア。

目を潤ませながらジェイミーは
『驚いた…クレア…君ほど美しい人はいない』

クレアは、笑って、『本当に目が悪いのね』


ーーーそして、『あなたを見せて』と
ジェイミーのシャツに手を伸ばす。

自らシャツを脱ぐと背中の傷が露わになる。


彼を見つめながら、
震える声で『あなたも怖い?』と尋ねる。
『怖いんだろうな』


『結婚式の日の夜のことを覚えてる?』
裸で向き合いながら、クレアが言う
『お互い 怖かった』

ジェイミーの手を取り
『あなたは触れていれば怖くないと』

両手を胸の間で絡ませる2人

『結婚した時、君が立っている姿を見て…
白い服を着た君は とても美しかった

俺は早く…裸の君と横たわりたかった』


クレアは両手をジェイミーの腕から肩に滑らせる

『私が欲しい?』

『あぁ、もちろんだ』

口づけを交わし抱き絞め求め合う2人。



そのままベットに倒れ込み
ジェイミーがクレアに覆い被さる…

ガッツ!!!

鈍い音がして体を離す
『大丈夫か?』
ジェイミーの額がクレアの鼻にぶつかった。

『鼻が折れたかも』
鼻をつまんで痛がるクレア。
笑うジェイミー『折れてない』
『折れたら嫌な音がして 鼻血が出る』

大丈夫だと言って、クレアの鼻にキスをする。
そして、唇に
何度もキスをして…

クレアの体をずらそうとして勢いでまぶつけそうなり
『ごめん!』とジェイミー。
思わず吹き出すクレア。お互いに微笑む。
ーーー真顔に戻って
ジェイミーがクレアの胸に顔を埋め優しく口付ける


お互いに体を絡ませる。
クレアの身体を貪るジェイミー。

そんな彼の顔を両手で包み動きを止めて
クレアは『欲しいの 激しくして』見つめる。
ジェイミーがそれに応える。

『キスしたいサセナッフ』

20年間思い焦がれた相手を
身体で感じ、時に見つめ合いながら欲望を解き放つ。

『あぁ、クレア… あぁ、クレア…』


ジェイミーが果てると
クレアは、彼の背中の傷に手を這わせる。
彼もクレアの体を触れる。

触れることが嬉しくて愛おしくて…

見つめ合い喜びに微笑み、そっと唇を合わせる。




『君の胸は象牙のようだ』
余韻に浸りながら、ジェイミーはクレアの胸に触れる。

『不思議だよ また君に触れてる
君のこの肌 まるでベルベットだ
それに この美しい体の線』

『君を見ていると 触れずにいられない 
求めずにいられない』

触れ合う身体と身体…

『そう感じてた?初めての時も』
『ずっとそう感じてる』


クレアはジェイミーの胸に頭を置き
『自電車に乗るのと同じね』
『前より胸毛が増えたみたい 知ってた?』
『いいや 数えてない』

『自転車って何だ?』
ジェイミーの顔を見て笑う。
『一度覚えたことは忘れないって話よ』
『忘れるわけない 練習不足かもしれないが 技は衰えてないだろ』

壁の向こうから女性の高い声が聞こえる

『やはり失敗だった』
『いいのよ でも正直言うとあなたと娼館で過ごすなんて思いもしなかった』

『俺は、聖人じゃないが 娼婦の斡旋人でもない』
『よかった』
そう言って口付ける。

『じゃ、どんな仕事をしてるか教えて
それとも試しに私がいかがわしい仕事を挙げてみる?』
『第1候補は?』
クレアに軽くキスして体を起こす。

『印刷屋は仮の姿』
『なぜだ?』
『体が引き締まってる』
『40代の男性はお腹の周りに肉がつくものよ』
お腹にキスをしながらそうクレアが言う。
『でもあなたは違う』

クレアの巻き毛を弄るながら
『それは食事のせいだ 酒場の食事は栄養がない』

『君はちゃんと食ってるらしいな』
クレアのお尻をパン!と叩いてジェイミーは立ち上がる。
『話をそらさないで』

ジェイミーの裸を惚れ惚れ眺めながら
『印刷だけじゃそんな筋肉はつかない』

テーブルの食べ物を口に入れてワイングラスを手にする。
『経験があるのか?』否定するクレア。

『もしかして追いはぎでも始めた?』

ジェイミーは椅子に座って
『外れだ』葡萄をクレアに向かって放る

身代金狙いの誘拐?
ケチな泥棒?
海賊はないわね まさか船酔いを克服した?

別れた時あなたは反逆者だった
でもそれだけじゃ生計は立てられない

クレアの推測は続く。


今でも反逆者だが最近は罪に問われてない

「最近は?』

反乱の後、反逆罪で捕まって数年間 牢屋に入れられた
でも過去のことだとジェイミー。

『知ってるわ』とクレア。
『いろいろと』

?という顔のジェイミー。微笑むクレア。

『それで今は何をして稼いでるの?』
もったいぶらないでってせがむクレア。

テーブルに両手を置いて『俺は…印刷屋だ』
呆れて笑いベットに転げるになるクレア。『それに反逆者?』

剣や短剣で戦ってきたがイングランドに奪われた
今は出版が俺に与えられた武器だ

ーーーそう言って、
ワイングラスと葡萄の皿を手にベットに戻ってくる。

『この2年の間に扇動行為で6回も捕まった』
ジェイミーの側に寄ってくるクレア。

彼がベットに腰掛け『それに店も差し押さえられた』
葡萄をクレアの口へ入れる『2回もだ』
『だが何も証拠は挙がらなかった』
『もし証拠が挙がったらどうなるの?』
ジェイミーの腕を指先でいじりながら
『縛り首だ』
あぁん?ふふふ笑うクレア。『安心したわ』







『警告したろ』『そうね』
『帰りたいか?』
体を起こしてジェイミーの顔に近づける
『1度愛し合えば気が済むと思った?』そう言って口付ける。

『一緒に生きたいの』

『言葉にできない 
今日 君に触れた時の気持ちを 本物の君だ』
口付けようとするクレア、すっと顔を離して見つめるジェイミー
『また君と出会って 失ったら…』
『失わない』口づけて互いの鼻をすり合わせる。

『誰かとふしだらなことをしない限り』

一瞬、硬直するジィエミー。
『どうかした?』
『その…』
『まだ私に話していないことがあるの?』
『それが…扇動的な冊子を作るだけじゃ稼げない』
そう言って軽くクレアにキスする。
体を横にして『そうだと思った』とクレア。
『それで副業は何?』

グラスを片手に『密輸をしてる』とジェイミー。
『何の密輸?』

ウィスキー、コニャック、ブランデー
フランスのワインも少し

『それで分かったわ、なぜマダムが客か』
『いい関係だ』

フランスから荷が来たら、娼館の地下に運び入れ
一部をマダムに売り、後は出荷まで保管してもらっていると。

『その取り決めに含まれてるのは…

『君が考えていることは分かるが 違う』

『心が読めるの?』

ジェイミーがクレアに惹きつけられるように
少しずつ顔が近づいて行く

『体の関係も取引の一部だと思ってるんだろ?』

『私には関係ないけど』

『関係ある?』

『あぁ』

『そうか?』

口付ける…
ジェイミーがクレアに置い被さり…

『それでマダムとは…?』
吐息を漏らすように『寝てない』とジェイミー。




横に向かい合いながら交わる2人。
体をゆっくりと揺らしながら、見つめ合う。

語らうこともなく吐息だけが漏れる
絡み合い一時も目を離さない…離せない…

互いの体に手を這わせ…時に爪後を残しながら…



微睡みの中でクレアはジェイミーの体を触れている。
片足を立てた内ふと太ももに走るみみず腫れのような傷跡を見つける。
それに指先を這わせながら、『これは?』とクレア。
『カローデンで』

体勢を変えジェイミーに顔を合わせ
『もう2度と離れない』
『仕方なかった 赤ん坊のために』

『君は立派な母親だ 分かってる』クレアの額に口付ける。
『俺に子を授けてくれた その子は生きてる 無事に
だから ずっと生き続ける 俺たちも』
そう言って、また額に優しく口付ける。
ジェイミーの顎の下に頭を寄せる、抱きしめられるクレア。
目には涙が光っていた。
ーーーそして、すっと瞼を閉じる。




眠るクレアを愛おしげに見つめるジェイミー。
クレアは、ふん〜〜〜〜〜んと寝返りを打って目を開けると
ジェイミーと目が合う。
ふふふと微笑むクレア。
ジェイミーの頬に触れ、
『幻じゃないのね』輪郭を指先でなぞる。

『幽霊かもな』
『何時間でも君を見てられる』

『どこが変わったか どこが同じままか』
『この髪…』とクレアの髪に触れ

『モ・ニアン・ダウン…覚えてるか?』
『”茶色の髪の女”』
笑って、
『そうだった!』と言ってクレアは自分の髪に触れる。

お互いの手のひらを合わせながら
『昔 私たちの間に何があるのか聞いたわね』
合わせた手を見ながらクレアが言う。
『覚えてる』

『触れても横になっても…感じるもの』
手を振れ合わせながら
『何か分からなかった…』
『俺もだ』
ジェイミーを見て『今も分からない』とクレア。
『だが存在してる』
笑顔で頷くクレア。
手を握りしめたままて口付をする。

『女とベットで笑うことは もうないと思った サセナッフ』

『欲望のまま 獣のように求めるだけだと』
『獣のように求めて来たの?』

『クレア…』
体を起こしながら、ジェイミーが深刻そうに『俺は…』
何かを言おうとする彼を遮り、
『いいの 今言わなくても』『いいのか?』
ジェイミーの胸にキスをするクレア。

『1つだけ聞かせて』彼の胸に頭を寄せて
『あなたは誰かと恋に落ちた? 私が去った後…』
『いいや』
クレアは顔を上げる。
ジェイミーは彼女の顎に手を置き言い聞かせるように
『サセナッフ 愛した女は君だけだ』

そうして深く口づけ…再び体を絡ませる

その時、
ドンドンドンドン!!!!

はっと!するクレア。動きを止めようとしないジェイミー。

扉を叩く音がして『朝食です、マルコムさん』
ポーリーンの声がする。

『悪いが後にしてくれ』
『食べたくないの?』
クレアの胸に口づけて
「食べるよ』口角を上げるジェイミー。
そして、頭を下げていく…。




クレアが目を覚ますとジェイミーが身支度をしていた。
『どこへ行くの?』

『寝ててくれ サセナッフ。用事を済ませてくる』とジェイミー。』
『君を一人にしたくないが仕方ない』

笑顔でベットの上で彼の姿を追うクレア。

『覚えておけ 君はここではマルコム夫人だ フレイザーじゃない』
敬礼をしながら『了解よ』おどけてみせる。

『戻るまで待てるか?』
『どこにも行けない 脚がジェローで』『ジェロー?』
かがんでクレアに長めのキスをする。

『早く帰って来て ソルジャー』




シュミーズ姿でクレアがテーブルの食べ物をつまんでいると
コンコンコン!部屋の扉が叩かれる。
『ジェイミー?』

扉が開かれると少年が顔を出した。
『失礼、マダム』

怪訝そうな顔をして
『マルコム氏の連れの方?』
『そんな所ね』

『あなたは?』
『イアン・マーレイです。彼が留守なら失礼します』

『待って!』とクレアはストールを巻き彼を呼び入れる。


『マーレイと言った?ジェニーとイアンの息子?』
『ええ』ますます不信そうな少年。


『なぜ?』と『ご両親を知っているの』とクレア。
『私は叔父さんの…』
『今いくつ?』
『16歳ですが ここがどんな場所かは知ってる 気に障ったら失礼』

『いいのよ』
『会えて嬉しいわ イアン、私は…』 微笑むイアン。
『…叔母のクレアよ』

『でもーーー』イアンは、眉間に眉を寄せて『死んだって』

クレアは、笑い声を上げて『生きてるわ』

『ラリーブロッホでは魔女だと噂されてた ”白い婦人”とか』
おう!とクレア。

『妖精とか…あなたが妖精の世界に戻ったから叔父さんは1人で帰ってきた』
『本当に…妖精の丘に?』
笑って『いいえ』
『植民地にいたの カローデンでジェイミーが死んだと思って』

はぁんとイアン。
『叔父さんの元に戻ってきたの?』
『そうよ』

『会えて うしかったですクレアさん 叔父さんに僕が来たと伝えて』
『分かった』とクレア。

複雑な笑顔で帰って行くイアン。





階段を降りて行くと娼婦たちがテーブルを囲んで食事をしていた
クレアは呼び止められ食事に誘われる。

どうやら年の行った新人の娼婦を勘違いされているらしい。
名前を聞かれ食べ物をすすめられる。
『大変な客だった?』『首の所が赤い』
『歩き方で痛いって分かった』と心配される。
赤くなるクレアに『うぶなのね』とからかう。

痛みをや和らげ方や避妊の方法を新人クレアに伝授する娼婦たち。

そこへ客がやって来たようだ。

クレアに任せましょうと周りが言って彼女は、食事の手が止まる。

そこへマダムが姿を現して、クレアの姿を見て驚く。
『奥様何をしてるんです???』
『食事よ』
『お部屋に朝食は?』
『それが…』言い淀むクレア。
呆れ顔のマダム。
『失礼しました。メイドには罰を与えておきます。』
『いいのよ、話せて楽しかった』
顔お見合わせる娼婦たち

『どうぞお部屋へ食事を運ばせますから』
『十分食べたわ ありがとう 勉強になった』とクレア。




部屋の扉を開けると荒らされた様子で物が床に散らばっていた
恐る恐る入ると背後に男が立っていて驚き後ずさる。
『誰なの?』
扉を閉められ『知らなくていい』
『出てって』
『娼婦が偉そうに』
『探し物を終えたら 稼がせてやる ベットにいろ』

『勘違いしてるようね ここは夫の部屋よ!』
ふん!と鼻で笑い『夫だと?』
『それなら帳簿の在りかを教えてくれ
知らないわ
『犯されたら思い出すか?』
『出てって!!!』

アァァ〜〜〜〜!!!クレアの叫び声。



















次回予告
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 7 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>








*****************










もうなんだか見過ぎてお腹いっぱい。

感想も色々思っていたけれど吹っ飛びました(笑)
いいものはイイ!!!


キャット、サムさんの演技にやられっぱなし!!!

感動したものは、もう言葉もありません!!!









ーーーーと言っても
せっかく何度も見たので、
その都度、ちょいちょい打刻したのを無にするのは勿体無いので、
そのままUPします。

話が前後するのはご了承下さいませ。





冒頭から、いつもと違うパターンで
<今までのあらすじが流れてから、オープニング、
が、今回は、あらすじの後、本編が始まります。>
いかにこの回がスペシャルなのかが分かります

それがまたドキドキさせられる〜
ファン心を分かってらっしゃる!

そして、5話の終わりでは、クレア目線だったのが、
6話はジェイミー目線
で、ジェイミーが倒れた所で、オープニングが始まるのです!!!
う〜〜〜〜〜!!!
演出が憎い!!!



プリントショップ
原作で想像していたよりも規模が大きくって、素敵過ぎ(笑)
さすがです

ちゃんと、印刷作業している所も見せてくれて、
当時は、こんな感じで印刷していたのかと興味津々。
きっとスタッフがまた歴史の資料を調べて、
サムさんは、ちゃんと指導受けて演じてたんでしょうねぇ。

そして、
オープニングの最後の所の凝りようったら!
ライターのマシューさんと
監督のノーマさん?の名が刷られた紙に活字が!!!
さすがのセンスと遊び心にヤラれてしまいます。

くらくら〜〜〜




ええ?!って
今後どうなるってのって言うセリフがありましたが、
ほぼ原作通りのあらすじとお気に入りのセルフはそのままで



意外だったのは、ジェイミー=サムさんの演技。
原作では、2人共に涙涙の再会だったので、
どうなるのかな?と思っていたら、
ドラマでは意外とサラリとしていましたね。

冷静なのか?と思いきやそうではないんですよねぇ。

繰り返し見て行くうちに
きっと20年も離れていれば、
そんな態度や表情になるんだろうなって思えて来て、
クレアや娘に対しての解釈が、妙にしっくり感じて…
多くを語らずとも彼の感情が滲み出てくる。

そして何よりも、その難しい表現を
サムさんは、彼なりに考え抜いて演じてたであろう、
複雑で微妙な心情を見事に演じてくれて、
作品にリアル感をもたらしました

老眼鏡も妙に素敵
サムさん似合いますよね

キャットの演技も相変わらずの安定感で…
どの表現も素敵


やっと、やっと2人が一緒の場面を観ることができました!
長かったなぁ〜〜〜〜。
待ちくたびれましたよ。

こっちもドキドキしちゃうよ(笑)

そして、改めて、2人の相性の良さ
会話のテンポ、間の良さを見せつけられて、
あぁ〜なんて楽しいのかしら、
ときめいちゃいます




シーズン1の6話の再現のような初々しい感じで始まり、
お互いを確かめ合ってからは、
視線を絡め合わせて…
これが幻じゃないのね?
現実なのね?
目を瞑ったら消えていなくないよね?って。
クレアがジェイミーが本当に愛おしくって。
どれだけお互いをお求めていたのか?
切なくなってしまいます。

どのセリフも胸を締め付ける。


再会のあのぎこちない感じ
お互いがその場に存在するそれだけで
畏れている感じ?
声が震えて…
溢れ出す感情、
20年間の焦がれた思いが一気に噴き出して
持て余している感じが…
2人の緊張感と
嬉しさと恥じらいと怖さといろんな感情の複雑な心境。
ずっとドキドキしっぱなしでした。

もうもう震えた

とにかく2人一緒の画面が神々しい(笑)
スパークするなぁ〜。


表情一つ一つに目が離せない

2人が向かい合って食事するシーンなんて
セックスシーンばり?
いやそれよりもエロくてドキドキでした。
クレアもジェイミーも目で誘ってるんだもの

ベットシーンでも2人の手の動きも良かった
クレアがジェイミーの腕や胸や至る所を触れたり、
ジェイミーもクレアの髪を腕をと細かい演技が良かったです。
触れられる喜びが伝わってくる。



原作を読んでいて
そんな細かい表情までは想像して読んでなかったもんなぁ〜
と思うのだが?どうだっけ???

だから目の前で繰り広げられちゃって、
ひゃ〜〜〜〜〜っ
舞い上がっちゃって大変でした

シーズン1を原作読んで見たら大変だったろうな。
ドラマが先で良かった(笑)



ただ悲しいかなPCで見ていると画面が照明に反射して
細部がちゃんと見れない。画面を明かりを調整しても
画面が暗かったり、角度を変えても自分が写り込んでしまったりで
キャストの細かい表情が見れないシーンがあって…
これは、なんとかしたい





驚きのセリフは、
ジェイミーが息子ウィリーの存在をクレアに話したこと。
以外にあっさりと告白しています。
原作では長く秘密にしていたんですがねぇ。
これは、どうなの?!
どうなっちゃうの?!
何故、ここで告させたのか知りたい。

それよりももう一つの問題の方が重要視されているみたいです。
ドキドキ。




キャラクターについて。

ジョーディ
ちょい役のはずが、なんだかえらい存在感。
キャラクターが強烈です。
今後も絡んで来そうな予感???
もう出番ないか


ウィロビー
やはり自分の思い描いていたイメージが違うよ〜〜〜〜。

でも原作でもはっきりとしたイメージがあった訳ではなく
脳内映像が、何故か漫画だったんですよ(笑)
なので実際にそのイメージの人がいるのかと言うと
おそらくいらっしゃらないでしょう
今後を期待しましょう。



大人ファーガス
いや〜〜〜〜カッコイイでしょう
セザールさんの演技って、可愛いのよね。
でも欲を言えば、もっとミレディ!!!と
原作みたいに大げさに再会して欲しかった(笑)
こちらもあっさり再会だったものなぁ。

再会のシーンの
後ろにいるサムさんの演技にも注目ですね



ヤング・イアン
思っていたよりもハンサムだった
一瞬、ジェーディかと思っちゃった(笑)
いい表情しますねぇ〜。
キャット=クレアとも相性が良さそうだし
これからが楽しみ。

ヤング・イアンとの出会いも原作と異なります。
原作では、クレアを娼婦と間違えたまま
叔母とクレアが告げる前に出て言っちゃうんですよね。
やきもきした〜。
ドラマではすんなりな感じで今後の展開を考慮して、
変えたのでしょうね。




あぁ〜〜〜〜とりあえずは、2人が再会出来たのでほっ
落ち着くのはちょっと先かなぁ〜〜〜(笑)








6話解説
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander: Season 3, Episode 6 | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>




今後の2人の行く末は?前途多難?!
↓↓↓
Outlander | The Reunion | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>