海辺のカフェMARZO

都会の片隅で気ままに暮らすがんサバイバーの記録

術後補助化学療法中が実はしあわせ

2024-07-20 00:00:00 | 日記
がんも、がん以外も話題にできる仮想の海辺のカフェMARZO
店主です。

今日は、今の抗がん剤治療が終わってからが本当の勝負だ!というお話。

気づいてしまった。

「抗がん剤のあと、はいシビレきました。つぎ筋肉痛きました。楽になってきた?そう思う?いやいや白血球がうんと減っていますから。回復した?と思ったら次の抗がん剤」「2回目は脱毛も始まるよ〜」と次から次へ起こる副作用。

食べて、水分とって、寝て起きてが精一杯の1から4回目。ところが5回目あたりに、気づいてしまいました。

手術から間をおかずに抗がん剤治療開始。こうして毎月入院してたくさんの看護師さんのサポートを受け、毎週主治医に血液検査の結果を聞き、3ヶ月ごとの細胞診、半年ごとのCT。いわば「攻め」の治療をしている間は比較的安心です。

この治療、6回が終わったら、野に放たれる。いつか再発するかもしれない。別の場所にがんが見つかるかも知れない。たくましい想像力がその光景を連想し始める。

ガーン。今の方がいいじゃん。
治療が終わっちゃう。



ちょっと涙しました。
でも、ご飯を食べたら直りました。

よく考えると、
今までがんが見つかってない人とそれほど大きく変わらないかも知れません。
再発はするかも知れないし、しないかも知れない。

今のところ、この「ガーン」から「しないかも知れない」までを
毎日のように行ったり来たりしています。
今後もご飯をしっかり食べようと思います。